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DOOGEE N10 - 5.84インチ、100ドルちょっとで買えるスマホにしてはスペック充実!ところでSC9863Aってなんだ?

DOOGEE N10
今回紹介する「DOOGEE N10」は4月2日現在のBanggood参考価格(まだプレオーダーがスタートしていません)が109.99ドル(12,378円)なので、「ほぼ100ドルスマホ」なんですけど、その割にスペックが高く、特にカメラの画素数でかなり健闘しています。一方で、よく知らないCPUが搭載されていたりして、ガジェット好きなら注目したくなる製品だと思います。

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1.スペック

DOOGEE N10
OSはAndroid 9ではなく、1つ前のAndroid 8.1ですが、実用上は全然問題ないでしょう。CPUには「UNISOCのSC9863A」という、スマホではあまり見かけない、というか私なんかは全然知らないものが搭載されています。オクタコアでCortex-A55 1.6GHz × 4 + Cortex-A55 1.2GHz × 4という構成になっています。メーカーサイトにリンクしておきます。
SC9863A:UNISOC

一応Antutuのスコアも調べてみたのですが、こちらに情報があり、AntutuのVer.6で38,600点とのこと。なぜにいまさらVer.6…と思いましたが、ウインタブの過去のデータを確認してみると、MediaTekのローエンド、MT6737だと約3万点、もう一つ上のMT6750(T)だと4万~4万5千点、ということなので、「エントリー以上ミッドレンジ未満」くらいの性能かな、と思います。

RAMは3GB、ストレージは32GBで、CPUの予想性能と合わせ、100ドル強で買えるスマホとしては悪くないと思います。また、ディスプレイは水滴型ノッチではありませんが、ノッチタイプで解像度もFHD+と、明らかにエントリースマホを越える内容になっています。

そして、カメラがいいです!イン16MP/アウト16MP+13MPですから、数値だけで判断するとミッドレンジくらいの水準だと思います。ただ、中華スマホのカメラ性能はスペック表でイメージするものよりも低めであることが多いので、この点は「使ってみないとわからない」ですけどね。実機なしで、カタログスペックだけで判断する限り素晴らしいと言えます。

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2.筐体

DOOGEE N10
最新流行の水滴型ノッチではなく、普通のノッチ(で、わかりますかね???)を採用しているので、見た感じあまり目新しさは感じられません。ただ、ノッチは小さめですよね。もちろんこれで悪いということはなく、価格を考慮すれば十分なものだと思います。下部ベゼルのDOOGEEロゴは好みがわかれるかもしれません。

また、背面には指紋センサーも見えますが、この製品は顔認証にも対応します。

DOOGEE N10
筐体色は一つ上の「Phantom Black」とこちらの「Obsidian Black」の2色。最近のスマホは背面グラデーションが増えてきましたよね。

DOOGEE N10
DOOGEE N10
前面、背面ともエッジ部分は2.5D曲面になっていて、なかなか美しい仕上がりだと思います。背面素材は不明ですが、おそらくプラスティックになにかコーティングしている、という感じでしょう。

DOOGEE N10
わかりにく画像ですみません。左から「左側面、右側面、上面、底面」です。ボタン類やSIMスロットの位置は割とオーソドックスで、USBポートはType-CではなくmicroUSB、そしてオーディオジャックも残っています。

3.価格など

DOOGEE N10は中国の通販サイト「Banggood」で4月2日現在「In Stock Alert(入荷お知らせ)」というステイタスになっていて、まだ販売がスタートしていません。参考価格は冒頭に書いたとおり109.99ドル(12,378円)です。

このくらいの価格帯の製品は「ウインタブは大好き」なわけですが、読者のみなさんにとってメインで使うスマホにはなりにくいんだろうなあ、とも思います。なので、2台目、3台目に、という需要になるんでしょうが、だいたい100ドルで買えるスマホとしては特にカメラ性能がいいと思われ、それだけでも購入する価値があるのではないか、と思います。また、CPUが「よくわからない型番」というのも好奇心をそそられますね。

4.関連リンク

DOOGEE N10:Banggood

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