DOOGEEがスマートフォン「Blade 10 / Blade 10 Pro」を発売します。非常に安価なタフネススマホですが、筐体が薄型・軽量になっていて、しかし防水性・堅牢性もしっかり備えていますので、アウトドア用のサブ機としてはかなり魅力的です。
1.概要
スペック表
DOOGEE Blade 10 / Blade 10 Pro |
|
OS | Android 14 |
SoC | UNISOC T606 |
RAM | Blade 10:4GB(拡張機能により最大9GB) Blade 10 Pro:6GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | Blade 10:128GB Blade 10 Pro:256GB |
ディスプレイ | 6.56インチHD+ 90Hz |
バンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/25/26/28ab/66 TDD:Bb34/38/39/40/41 |
SIM | nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他) |
ネットワーク | 802.11 ac/a/b/g/n、Bluetooth |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | Blade 10:イン8MP/アウト16MP Blade 10 Pro:イン8MP/アウト50MP |
バッテリー | 5,150 mAh |
サイズ | 172.7 × 80 × 10.7 mm |
重量 | 240 g |
コメント
Blade 10とBlade 10 Proはスペック表の上だと「RAM、ストレージ、カメラ画素数」のみ異なりますOSはAndroid 14、SoCはUNISOC T606(Antutuスコアは25万点程度)なので、エントリースペックではありますが、ゲームをしないのなら特に支障はないでしょう。RAMはBlade 10が4GB(拡張機能により最大9GB)、Blade 10 Proが6GB(拡張機能により最大16GB)ですが、SoCの性能を考え、ゲームには使わないという前提であればBlade 10の容量でもいいかなとは思います。
ストレージも差があり、Blade 10が128GB、Blade 10 Proが256GBです。また、ディスプレイは6.56インチでHD+解像度(数値は開示されていませんでしたが、1,600 × 720程度と考えていいです)、リフレッシュレートは90Hzです。
アウトカメラの画素数に大きな違いがあります。Blade 10が16MP、Blade 10 Proが50MP。…ただ、画素数が高けりゃいいってもんでもないですし、16MPでも高品質な写真撮影ができるカメラはたくさんありますしねえ…。Blade 10、10ProともイメージングAIの日本企業「morpho」のアルゴリズムが使われているとのことなので、意外に画質には期待できるかもしれません。
背面はデザインが異なり、Blade 10 Proのほうが少し高級感のあるデザインです。このへんはお好みの問題だと思いますけど、個人的にはBlade 10のカモフラ柄がいいんじゃないか、と。
Blade 10シリーズのセールスポイントは「薄さと軽さ」です。厚さ10.7 mmというのは確かにタフネススマホとして驚異的な薄さですし、重量240 gというのも超軽量レベル。
ただし、その代償か、バッテリーは5,150 mAhと、タフネススマホにしては控えめの容量になっています。
エントリースペックで薄型・軽量な製品ではありますが、IP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の堅牢性を備えています。
2.価格など
DOOGEE Blade 10/Blade 10 ProはAliExpress内のDOOGEE Official Storeに製品ページがあり、7月14日16:00(日本時間)よりワールドプレミアセールが開催されます。セール価格はBlade 10が99.99ドル(16,626円)、Blade 10 Proが114.99ドル(18,660円)とアナウンスされています。まあ、100ドルスマホなんですけど、今や1ドル160円ですからねえ…。
メインスマホとしてではなくアウトドア用のサブスマホ、と割り切る場合は非常に魅力的な製品かと思います。
3.関連リンク
Blade 10:DOOGEE Official Store(AliExpress)
Blade 10 Pro:DOOGEE Official Store(AliExpress)