すみません、単品のセール情報となりますがご容赦ください。Cosmo CommunicatorというPDAをご記憶でしょうか?非常にざっくり書くと、Androidスマホにキーボードがついた製品で、ウインタブで過去に何度か記事を掲載しています。
Cosmo Communicator - あのGemini PDAがさらにパワーアップ!背面ディスプレイもついてます!
実は私、この製品を以前から購入してみたいと思ってまして、たまにWebで価格チェックなどをしていたのですが、日本正規版(リンクス・インターナショナル扱い)は10万円くらいと高価なので、購入を躊躇せざるを得ませんでした。でも先日、ヤバいのを見つけてしまったんですよね。イオシスで「未使用品(開封・通電済み)」が税込み57,800円!これなら買える…かも。
1.概要
Cosmo Communicatorは2018年にクラウドファンディングされ、国内正規版の取扱開始は2019年12月なので、OSは少し古くAndroid 9.0です。ただ、PDA用にカスタマイズされていると思いますのでOSバージョンが少し古いのはやむを得ないと思いますし、実用上特に支障はないでしょう。
CPUはHelio P70なので、ミッドレンジくらいの性能ですが、製品特性としてゲーム用ではないので、PDAとして期待される性能は問題なく備わっているでしょう。またRAM6GB、ストレージ128GBと、こちらも十分な容量になっています。
ディスプレイは5.99インチ(まあ、6インチですね…)のIPS液晶で一般的なノートPCとは解像度が異なり、かなり横長なタイプです。アスペクト比18:9ですから、スマホの「FHD+」ですね。なので事務機としての視認性はあまり良くないかもしれません(表計算ソフトにせよ、ワープロソフトにせよ、表示領域が狭く感じられると思います)。背面には1.91インチのサブディスプレイ(主に通知用)もあります。
また、イオシス扱い分は日本正規版なので技適もあり、データ通信・通話ももちろん可能です。最新モデルではないので5Gには対応しませんが、最近5Gスマホを購入した身としては「郊外住まいだったらまだ5Gとか気にしなくていいから」ということです。
ビジネス用としてもカメラはそこそこ使えるものであってほしい、というのはありますが、Cosmo Communicatorのカメラはアウト側24MPありますので、画素数だけ見れば記念撮影もできそうな水準です。ビジネス用として「現場写真」とか「メモ」とかの用途であればまず不満は感じないでしょう。
英国PLANET社のPDAはCosmo Communicatorの前身機Gemini PDAのころからキーボード品質には定評があります。とても薄型コンパクトなPDAとは思えないくらいに深いキーストロークに見え、とても気持ちよく打鍵ができそうです。私がCosmo Communicatorを買いたいと思ったのは、このキーボード品質を高く評価しているためです。
2.価格など
Cosmo Communicatorの未使用品はイオシスで販売中で、12月22日現在の価格は税込み57,800円です。「未使用品」ではありますが、開封・通電はなされていますので、中古品となります。この点にはご注意ください。
2019年あたりからWindowsの超小型ノートPC「UMPC」が人気となっています。私もUMPCは一台持っているのですが、自分はうまく使いこなせていないな、と感じることが多いです。私のUMPCは7インチサイズで、フルWindowsを表示する上では画面表示は小さいですし、小さなキーボードでの入力にもなかなか馴染めないですね。いや、ライターのかのあゆさんとか「こういうのが好き!」という人が多いんで、7インチUMPCが悪い、ということは全くないんですけど。
私の場合「そんなにあれこれできなくていいから、操作性がシンプルで、出先で気持ちよく文章入力(下書きレベル)をしたい」という希望があり、それを満たしてくれる(かもしれない)PDAがCosmo Communicatorなんですよね。Androidなのでスリープ復帰も爆速ですし。
読者の中にも、このCosmo Communicatorに関心を持っていた人は少なくないと思います。ご一緒します?
Twitter経由で「ビックカメラで新品が税込み59,800円」という情報をいただきました。確認したところ、ビックカメラでCosmo Communicator2品番販売されており、そのうちの1つが税込み59,800円になっていました。参考のため下記にリンクいたします。
3.関連リンク
Cosmo Communicator with HDMI 10-101-JPN-J:イオシス
Cosmo Communicator with HDMI:ビックカメラ