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CAT S40 ー 重機メーカー「キャタピラー」社ブランドのタフネス・スマホ。どちらかというと業務用か(かのあゆ)

CAT S40
こんにちは。かのあゆです。ONKYOが重機メーカー「キャタピラー(CAT)社」のブランドで販売されるタフネススマホ「CAT S40」を今月下旬より販売いたします。この端末自体は2015年に販売開始されており、仕様としてはすでに旧世代のものとなってしまっていますが、重機メーカーブランドの名称がついているだけあってハードな環境での利用にも耐える一台となっています。

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1.スペック

OS: Android 5.1 “Lollipop”
CPU: Qualcomm SnapDragon 210
RAM: 2GB
ストレージ: 16GB
ディスプレイ: 4.7インチ 960 x 540 IPS(Corning Gorilla Glass 4採用)
ネットワーク: 4G LTE:Band1/3/7/8/19
3G/WCDMA:1/5/8/19
802.11 a/b/g/n、Bluetooth 4.1
カメラ: イン200万画素、アウト800万画素
バッテリー: 3,000mAh
サイズ: 144.9 x 74.08 x 12.45mm / 185g

前述のとおり本端末は元々2015年に発売された端末であるため、スペックとしては「2015年当時」のスペックとなっています。そのため搭載されているAndroid OSは現在の最新バージョンである「7.1.2 “Nougat”」より2世代前となる「5.1.1 Lollipop」であり、液晶解像度はQHD、搭載CPUもQualcommのローエンド向けCPU、「SnapDragon 210」となっています。

基本的にはグローバル版をそのまま日本の通信バンドに対応させただけなので、欲を言うのであれば搭載OSはAndroid 6.0 “Marshmallow”にアップグレードしてほしかったところではありますが、グローバルモデルでもOSのバージョンアップは行われていないようですのでこの点に関しては仕方ないかもしれません。

ただしAndroidセキュリティパッチに関しては出荷時点で2017年3月分まで適用されており、その点においては安心して利用できると思います。

この端末の売りはスペックというよりは「重機メーカーブランドCAT社らしいタフネスさ」であり、筐体は「IPX68」レベルの防水・防塵に対応しているほか、米国国防省の調達規格である「MIL-STD-810G」に準拠した耐衝撃性性能を実現、高さ1.8mからのコンクリートの落下試験もパスするなど、ハードな環境でも安心して使えるものとなっています。

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2.筐体

CAT S40 筐体
4.7インチサイズという、今となってはコンパクトなサイズですが、高い耐衝撃性能を実現した故に見た目もタフネスそうなデザインとなっています。

CAT S40 筐体
CAT社のロゴが大きくデザインされた背面は滑り止めを防止するためラバー上の加工がなされており、落下時の衝撃を和らげるための加工もなされています。

3.価格など

CAT S40 筺体
CAT S40は5月下旬より販売開始予定で、販売価格はオープンプライスとなっており、市場想定価格は税別50,000円程度となるようです。スペック的には1万円未満のローエンド端末そのものであるため、そこだけを見れば「非常に高い」価格設定でしょう。同価格帯にはハイエンドモデルのHuawei Mate 9やZTE Axon 7なども存在するので余計その価格設定の高さが目立ってしまいます。

しかし、本端末の場合スペックよりも重機メーカーCATブランドにふさわしい、ハードな環境でも利用できるタフネスな筐体が売りとなっているため、一般ユーザーよりはむしろ工場や工事現場などの過酷な環境で利用するための業務用スマートフォンとしての側面のほうが強いと思われます。

実際ONKYOのWEBページでの取り扱いは「業務用タブレット」という扱いで、公式通販サイトでも同社の業務用タブレットと一緒に販売されています。

同じく業務用スマートフォンとして販売されているパナソニックの「TOUGHPAD」シリーズに位置づけとしては近いため、価格設定がスペックに対して高すぎるのは納得といったところでしょうか。

そんな特殊な「CAT S40」ですが、スペックはこだわらないからとにかくハードな環境でも安心して使えるスマートフォンが欲しいという方はチェックしてもよさそうです。

5. 関連リンク

CAT S40 – オンキヨー株式会社

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