Blackviewがサブブランド「OSCAL」からエントリークラスのスマホ「TIGER 10」を発売します。エントリーモデルとしてスペックは悪くはなく、(この記事執筆時点で価格が明らかになっていませんが)価格次第ではサブ機として魅力的な製品になりそうです。
同時に発表された上位モデル(ミッドレンジモデル)「TIGER 12」についてはこちらの記事をご参照ください。
Blackview OSCAL TIGER 12 - Helio G99搭載の4Gミッドレンジスマホ、OSCALブランドだけに価格にも期待!
1.スペック
OSCAL TIGER 10 | |
OS | DokeOS 4.0(Android 13) |
SoC | Unisoc T606 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大16GB) |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 6.56インチ(1,612 × 720) |
バンド | B1/3/7/8/19/20/40 |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth5.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト50MP+2MP |
バッテリー | 5,180 mAh |
サイズ | 163.2 × 75.2 × 8.75 mm |
重量 | 195 g |
OSはAndroid 13ベースのDoke OS 4.0です。ここはBlackviewの上位モデルと変わりません。SoCはUNISOC T606で、ここ1~2年くらい中国メーカーのスマホやタブレットによく使われている型番です。Antutuスコアは20万点前半くらいなので、高性能とは言えませんがエントリークラス用としては悪くない性能です。いわゆる「重いゲーム」は動作が難しいと思いますが、OSの基本操作やWebブラウジング、動画視聴、SNSなどには問題なく使えるでしょう。
RAMは8GB、拡張機能で最大16GBにできます。SoC性能から考えて8GBあれば十分かと思いますけどね。ストレージは「なぜか」256GBもあります。また、microSDカードによるストレージ拡張にも対応します。
ディスプレイは6.6インチサイズで解像度はHD+。できればFHD+(2,400 × 1,080など)にしてほしかったところですし、前面カメラもパンチホールではなく水滴型ノッチに収められています。このあたりはエントリーモデルらしいと感じます。
背面はおそらく樹脂製カバーだと思われますが質感は悪くなさそうです。というか、最近のスマホって背面が安っぽく見えるものはあまりないですよね?
カメラもアウト側が50MPと高い画素数になっています。上位クラスの製品には及ばないにせよ、画質にも期待できそうです。
筐体色は「Stardust Grey」「Summer Sky Blue」「Dim Forest Green」の3色から選べます。…いまいちビビッドな色がないですねえ…。
2.価格など
Blackview OSCAL TIGER 10はOSCAL公式サイトに製品ページがあります。またAliExpress内のOSCAL Official Storeに販売ページ、というよりも予告ページがあり、これを見ると発売記念セールは11月11日から、となっています。
10月16日現在セール価格は開示されていませんが、もともとOSCALブランドの製品はコストパフォーマンスが非常に高く、しかもこの製品の場合発売記念セールの日程が「シングルデー(毎年11月11日に開催される、中国市場最大のセール日)」と重なっていますので、セール価格のほうも「すごく期待」できます。
先にご紹介したTIGER 12のほうはメインスマホとしても使えそうなスペックになっていましたが、このTIGER 10はサブスマホとして良さそうに思います。より詳しい発売情報が入りましたらまたお知らせします。
3.関連リンク
OSCAL TIGER 10:OSCAL公式サイト
OSCAL TIGER 10:OSCAL Official Store(AliExpress)