先日紹介記事を掲載した「製品ページが中二」なタフネススマホ「Blackview BV8800」のワールドプレミア(セール)が1月10日17時(日本時間)にスタートします。5G対応こそしませんがCPUの型番が新しく、ミッドレンジクラスの性能になっている上、普通のスマホとしてもタフネススマホとしても魅力的な機能をたくさん搭載していますので、メイン機としても十分使える製品だと思います。
なお、この記事ではBlackveiw BV8800の主な特徴と価格をご案内します。製品の詳細についてはこちらの紹介記事をご覧ください。
Blackview BV8800 - Helio G96を搭載し、カメラ性能も高いタフネススマホ
目次
1.Blackview BV8800 概要
スペック表
Blackview BV8800 | |
OS | Doke OS 3.0 (Android 11ベース) |
CPU | MediaTek Helio G96 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.58インチ(2,408 × 1,080)90Hz |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18 19/20/25/26/28A/28B/30/66 TDD: B34/38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM x 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.2 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン16MP/アウト50MP+20MP+8MP+2MP |
バッテリー | 8,380 mAh |
サイズ | 176.2 × 83.5 × 17.7 mm |
重量 | 365 g |
Doke OS 3.0
Blackviewが開発に力を入れている独自UIがDoke OSです。BV8800ではこのDoke OSが3.0となり、より滑らかなレンダリングとフローティングウィンドウの採用により、使用感が大幅に向上しているとのことです。残念ながらウインタブでこのバージョンをテストしたことがなく、確証のあることは言えませんが、その操作性には期待できそうです。
Helio G96
MediaTekのCPUといえば、最近だと5G対応の「Dimensity」が注目されていますが、Helio G96も2021年にリリースされた新しい型番です。ウインタブでこのCPUを搭載するスマホをご紹介するのは、BV8800が初めてですね。5G対応こそしませんが、メーカー公表のAntutuスコアは301,167(Webではさらに高いスコアも見られました)と、Dimensity 800に迫ります。「原神の最高画質」なんかを別とすれば、ほとんどのゲームはサクサクプレイができると思います。
リフレッシュレート90HzのFHD+ディスプレイ
最近は90Hzや120Hzといった高リフレッシュレートのスマホが増えていますが、BV8800もタフネススマホでありながらリフレッシュレートは最大90Hzです。個人により使用感は変わりますが、ゲームプレイはもちろん、通常のスクロール操作などでもヌルヌル感が高くなっていると思います。また、タフネススマホの場合は全般にディスプレイ解像度が低めで、200ドル-300ドルくらいの製品でもHD+解像度にとどまる製品も多いですが、BV8800はFHD+(2,408 × 1,080)解像度です。
50MPクアッドカメラ&ナイトビジョン
ワールドプレミアの価格199.99ドル、というのを踏まえるとBV8800のカメラは優秀です。アウトカメラの最大画素数は50MPありますし、タフネススマホらしくナイトビジョンカメラ(20MP)も搭載されています。私も詳しくはわからないのですが、ナイトビジョンカメラでは「隠しカメラ」も発見できるとのこと。まあ、そんなもん見つけてしまっても怖いですけど。
大容量バッテリー&リバースチャージ
中華のタフネススマホは概して大容量バッテリーを搭載していますが、BV8800でも8,380mAhものバッテリー容量になっています。そして、ウインタブとしては「ぜひ欲しい」と思っている機能「リバースチャージ」にも対応しています。リバースチャージというのは、要するにこの製品をモバイルバッテリーがわりにして他のデバイスを充電できる機能のことで、BV8800をサブ機として購入検討されている人にはとても魅力的だと思います。BV8800があればメインスマホのバッテリー切れも気にしなくて大丈夫ですから。
MIL-STD-810H&IP68/IP69K
Blackeviewは中華のタフネススマホメーカーとしては老舗と言っていいと思います。タフネススマホに関してはかなりのノウハウがありますし、少し前までは「製品を自動車で轢いてみる」とか「歩道橋から落とす」などの無茶苦茶なテストもしていました(BV8800ではこのようなテストはまだやっていないようですw)。
耐久性に関してはMIL規格(MIL-STD-810G)、防水・防塵性に関してはIP68/IP69K準拠と、どこでも使える仕様になっています。
2.Blackview BV8800 価格など
Blackview BV8800はAliExpress内のBlackview Official Storeで1月10日17時(日本時間)よりワールドプレミアが開催され、199.99ドル(24,014円)で購入できます(製品ページにある20ドルOFFクーポンを使用)。199.99ドルというのは限定500台で、501台目以降は239.99ドル(28,817円、通常価格から35ドルOFF)となります。また、読者むけ(というか日本顧客向け)に、さらに5ドルOFFとなるクーポン「BLBV8800JP」を頂きましたので、194.99ドル(23,413円)で購入できます。
これまでご説明してきたとおり、タフネススマホとしてはスペックが高く、便利な機能も搭載していますので、199.99ドルであればガジェクラ(スマホマニアのこと)さんのコレクションに加えてもいいと思いますし、ガジェクラさんでなければメインスマホとしても十分使えそうな製品だと思います。
3.関連リンク
Blackview BV8800:Blackview Official Store(AliExpress)
※製品ページにある20ドルOFFクーポンと5ドルOFFクーポンコード「BLBV8800JP」で194.99ドル
※20ドルOFFクーポンは先着500台のみ
※5ドルOFFクーポンコードは数量不明
コメント
Aliでグローバルバージョン購入しましたが、
simスロットはデュアルsimなだけでmicrosd利用不可でした。
↑で紹介されてるのは別のバージョンだったのかな?
すみません、この製品はmicroSDが使えないようです。メーカーサイトの画像に「microSD/TFスロット」というのがあったんですが、Banggoodの製品ページにはmicroSD非対応と書いてありました。記事の方は修正しておきます。