AvidPadがAndroidタブレット「S80」を発売しました。この製品は11インチサイズでSoCにMediaTekではなくQualcomm(Snapdragon)を搭載しています。ウインタブが良くご紹介している中国タブレットはほとんどがMediaTek製(というか、Helio G99)かUNISOC製のSoCを搭載していますので、Snapdoragon搭載というだけでもニュースバリューがあるかと。
販売ページはこちらです
AvidPad S80タブレット:Amazon
1.概要
スペック表
AvidPad S80 | |
OS | Android 14 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 685 |
RAM | 8GB(拡張機能により最大24GB) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 11インチIPS(1,920 x 1,200)90Hz |
LTEバンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/66 TDD:B38/39/40/41 |
SIM | nanoSIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.0 |
入出力 | USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードリーダー |
カメラ | イン8MP/アウト16MP |
バッテリー | 8,500 mAh |
サイズ | 257 x 168 x 8 mm |
重量 | 525 g |
コメント
OSはAndroid 14、SoCはSnapdragon 685です。Antutuスコアについて少し調べてみましたが、Ver.10の信頼できる情報はなく、Ver.9だと30万点前後でした。これだけ見るとHelio G99よりも低性能ということになりますが、GPU性能に関しては「(SnapdragonのGPUである)Adrenoに合わせてチューニングされたハードウェアやソフトウェアが多い」ということも言われており、特に気になるゲームプレイ時の性能については多少期待ができます(実機で試してみないとなんとも言えませんけど)。
RAMは8GB、ストレージは128GBで、RAMは拡張機能により最大24GBとして使え、ストレージはmicroSDカードで拡張することもできます。
ディスプレイは11インチで解像度は1,920 × 1,200、WidevineはL1、NetflixでもL1判定ということなので、ほとんどの動画サブスクリプションサービスやYouTubeでHD以上の画質で視聴ができます。また、これも格安中国タブとしては珍しいのですが、リフレッシュレートは最大90Hzです。
スピーカーも4つ(左右側面に2つずつ)搭載していますので、動画視聴時に自然な音が聞けるのではないかと思います。
ウインタブが「AvidPad S30」のレビューをした際、全体的に高く評価したのですが、カメラだけは「最悪」でしたw このS80のカメラ品質について断定的なことは言えませんが、「期待しないほうがいいです」とは言っておきます。
前面・背面と各部名称です。特に背面が「Teclast T50HDにそっくり」と感じられますが、そもそもSoCの型番が異なりますし、(カメラバンプのデザインが似ているけれど)細部が異なりますので、同じものではないです。
2.価格など
AvidPad S30はAmazonで販売中で、通常価格は35,999円ですが製品ページに8,000円OFFクーポンがあり、さらに10%OFFクーポンコード「S80NEW10OFF」が使えますので、諸々適用後の価格は24,399円となります(セール期間は7月10日まで)。さらに先着順となりますが、購入した製品が到着後にレビューを書くとタブレット保護ケースがもらえたり、AvidPadの公式LINE(@870eysqs)で友だち追加すれば保証期間が6ヶ月延長されます(通常は1年保証)。
3.関連リンク
AvidPad S80タブレット:Amazon