記事にアフィリエイト広告を含みます

ZENBRE D6 ー アウトドア向けの防水Bluetoothスピーカー!音量も大きく野外で使うのに最適!(実機レビュー:ひらちょん)

ZENBRE D6
こんにちは、ひらちょんです。今回はBluetoothスピーカーのレビューですが、私は外部スピーカーを使うのは初めてで、音楽を聴くときは基本的にはイヤホンで聴いています。スピーカーをどこで使おうかと考えたときに、私の車のオーディオが壊れているので車載スピーカーとしてスピーカーが欲しいと思いレビューを受けました。Bluetoothスピーカーなら車内でも内蔵バッテリーで動作し、接続も簡単なので非常に適していると思います。

スポンサーリンク

なお、この製品は「ZENBRE Japan Direct」にご提供頂きました。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

スペック

スペックについてですが、付属している説明書とAmazonの製品ページに記載されているスペックが多少異なるので、今回は説明書に書いてあるスペックを記載します。誤差程度の違いなので特に気にすることはないと思いますが、Amazonのページとは若干の違いがあることをご了承下さい。

製品名:ZENBRE D6
Bluetooth:Ver 4.1 範囲10m
スピーカー・ユニット:45mm x2 4Ω 5W
音圧周波数特性:20Hz~18KHz
SN比:80dB
充電時間:3~5 時間
充電池: リチウムイオン充電池内蔵
再生時間:18時間
防水性:IPX6
インターフェイス:Micro USB/AUX入力(イヤホン端子)
寸法:158 x 53 x 62 mm
重量:283グラム
その他:マイク内蔵

この製品はアウトドアでの使用やお風呂場での使用を想定しているようで、IPX6の防水性能があります。アウトドア向けということで大音量での再生が可能なようで、実際に使ってみても音量が大きいことは明白でした。製品ページでは防塵性も謳っていますが、等級に防塵の数値が記載されていないため防塵に対する試験は行っていないようです。スピーカーは5Wのものが2つ搭載されておりポータブルスピーカーとしては十分なスピーカーだと思います。また、BluetoothスピーカーながらAUX入力に対応しているので有線接続をし、通常のスピーカーとしての使用も可能です。

外装

ZENBRE D6
スピーカー本体はこのような外見になっています。前面後面共に同じようなデザインになっており、両面から音が出るのかとも思いましたが、片側の左右に2基のスピーカーがまとまっています。縁の部分はゴムでできており、タフネススマホでよく見るタイプの非常に硬いゴムで、衝撃にはすこぶる強そうです。

ZENBRE D6
上面には操作ボタン一式が配置されています。また、手前がブルーで奥がブラックのスピーカーですが、色の違いはストラップホールの色と縁の溝の色だけになっています。

ZENBRE D6
スピーカーの操作ボタンで出来る動作はこのようになっています。音量操作は長押しをしないといけないので細かい調節をしたい時は若干不便でした。また、音量操作の動作について補足すると、

・AUX接続時はスピーカー自体の音量が変更される
・Bluetooth接続時はスマホの音量が変更される

ようになっています。どちらが良いかは人によって好みが分かれると思いますが、私はスピーカー自体の音量を変えられる方が都合がいいと思いました。なお、AUX接続時のスピーカー自体の音量設定は保存されます。

ZENBRE D6
インターフェイスは横の蓋に塞がれています。防水仕様なこともあり結構蓋が硬いので、マイナスドライバーのような固くて細いものでテコの原理を使って開けると開けやすいです。

ZENBRE D6
付属品は左からカナビラ、AUXケーブル、MicroUSBケーブルがついてきました。AUXケーブルは金メッキが施されていないのでAUX入力を中心に長期間使う場合は金メッキの施されたAUXケーブルを別途用意したほうが良いと思います。金メッキがあるかないかで主に耐久性の面で大きく違ってきます。

使用感

ZENBRE D6
Bluetoothスピーカーなので、まずはBluetooth接続をしようと思いスピーカーをBluetoothモードにしたところ、Androidスマートフォンにはペア設定リクエストが通知画面に来ていました。これをタッチすれば即座にペアリングが開始されますし、Bluetoothの設定からZENBRE D6を選択してもスマホ側の操作だけでペアリングが完了します。

ZENBRE D6
早速カーオーディオとして使ってみましたが、小さい割に音量がめちゃくちゃでかいです。スマホ側の音量を50%程にして使用していましたが、あとで確認したら車から音が漏れるほどの音量でした。音質に関して低音が~高音が~と言ったレビューもしたいのですが、比べられるようなものを持っておらず、素人が知ったかぶりをしてオーディオレビューをしても仕方がないのでそのあたりは割愛させていただきます。ただ、アニソン系からロックまで様々な音楽をCD音源で4時間ほど再生させていましたが、音がおかしいと思うようなことはありませんでした。また、Bluetoothの接続が切れてしばらくすると自動で電源が切れたので、降りるときにいちいち電源を消さなくてもいいのでちょっとだけ楽でした。

スポンサーリンク

ZENBRE D6
AUX接続による再生は時と場合にもよりますが、基本的には私の使い方では使いませんでした。音質に拘るなら有線接続でしょうし、Bluetoothに対応していない機器からの出力もできるという点では良いと思います。動作を試すついでにオーディオ分岐ケーブルを使用して両スピーカーから音を出したりしていましたが、1台でステレオな上に音量が1台でも大きいのに2台も鳴らすと只々うるさいだけでした。ZENBRE Z4というモデルでは2台用意するとちゃんとステレオスピーカーとして動作するようですので2台使いたい方はそちらのモデルのほうがおすすめです。

防水性能について

ZENBRE D6
スペックにもあるように、この製品はIPX6相当の防水性能を持っているとのことなので、水洗いをしてみました。ゴムの部分は水が入る隙間がなさそうなのでスピーカーの部分を重点的に30秒ほど水洗いしてみました。洗い終わった後に乾燥させ動作を確認してみましたが、しっかりと音楽が再生されました。JISの防水規格としてIPX6は「あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない」となっており、水洗いや雨天時の使用に差し支えがないものだと考えて良さそうです。ちなみに、IPX7は「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない」というスピーカーの使用には必要ないほどの防水性能なので、特殊な使い方をしない限りIPX6で十分です。

気になった点

ポータブルスピーカーとしては音量音質共に私的には満足のいくものなのですが、音量調節関係の動作がちょっと特殊で使いにくいです。というのも、Bluetooth接続時はスマホの音量設定が適用され、AUX接続だとスピーカー本体の音量が適用されるのですが、Bluetooth接続時にスマホの音量が強制的に50%に調節されるので、音量をいちいち設定し直さなければいけません。しかもその動作が恐らく2回行われているのか、接続してすぐに音量を変えると何食わぬ顔で50%に戻してきます。スピーカー自体の音量設定を上書きして来ているのかと思いAUX接続お行い音量を下げてからBluetooth接続を行っても50%にされてしまうので恐らくそういう仕様なんだと思います。

ZENBRE D6
どうにかならないかと考えた末、AUX接続でBluetoothレシーバーをつなぐことで毎回同じ音量設定で再生させることが出来るようになりました。AUX接続時のスピーカーの音量は電源を落としても維持されるため音量調節に悩まされることなくBluetooth接続が可能です。また、このレシーバーはAACとapt-xというコーデックに対応しているためBluetooth接続による音質低下からも開放されます。スピーカーとしては物がいいだけに多少使いにくい点があったのは残念でした。

まとめ

ポータブルスピーカーとして、小型ながら耐久性が高く音量も大きいので野外でのイベントで音楽を流すのには最適だと思います。バッテリーも18時間持つとのことですので長時間仕様にも耐えられますし、イベントの時に使うと割り切れば音量設定はその都度変えるでしょうから気になった点で挙げた仕様もあまり気にせず使用できますからね。

余談

実はこのスピーカー、マイクが内蔵されているんです。レビュー前にスペックを確認していたので予め知ってはいたのですが、正直なところマイク機能を使うことはないだろうと思いながらレビューをしていました。するとレビューで動作確認をしている途中、Bluetooth接続をしてるスマホに電話がかかってきました。スマホで着信し、スマホに「もしもし」と話しかけても応答がなく、数秒後にBluetoothスピーカーから「あ、もしもし?」と応答が来ました。その後スマホのマイクに話しかけても相手側の反応を聞く限りだとどうも私の声が聞こえていないようで、もしかして…と思いスピーカーに話しかけるとようやく通話ができました。

ZENBRE D6
その時の再現をするとこんな感じで、どこからどう見てもドラゲナイ状態です。しかも結構な音量でスピーカー側から音が出てきますからスピーカーとの距離感も難しいです。離れすぎるとマイクが音を拾えて無いようです。

ZENBRE D6
スマホへの着信はスマホで取りたい場合は、スマホのBluetooth設定から電話の音声と連絡先の共有を切ることでマイクは機能しなくなります。記事最後のとんだ茶番にまでお付き合い頂きありがとうございました。

関連リンク

ZENBRE D6 Bluetoothスピーカー:Amazon
※ZENBRE Japan Directは日本で直販サイトの運営はしておらず、Amazonのみで販売しています

スポンサーリンク

コメント

  1. あるえふ より:

    マイクは「防水で密閉性上げたら拾いにくくなっちゃったけど、いつもより大きめの声で話せば拾うしまあいいか。」って感じなのかな。
    会話の声が小さめの日本人には使えないかも。

    それにしても、BTスピーカーにBTレシーバーをAUX接続したら本末転倒の上にせっかくの防水仕様が・・・(涙)

    • スピーカーに内蔵されているマイクはおまけって感じもしますけどね~外装も相まってThe 海外仕様って感じです。

      確かにトランシーバーつけてるときは防水じゃなくなってますねwただカーステレオとしては防水機能は必須ではないので私はこの方法で運用しています。