こんにちは、オジルです。中国では無印良品ばりに様々なラインナップが展開されているXiaomiから日本未上陸の製品、しかも「できるだけアナログなもの」を実際に購入してご紹介する連載企画の第3弾。今回はウェアラブルなアイテムを3つご紹介します。ウェアラブルとそれっぽく書いたんですけど、アナログでウェアラブルなので…実際のところ「ファッションアイテム」って感じですねwそれではどうぞ。
1.アナログウォッチ
Xiaomiの時計と聞くとAmazfitやMi Bandに代表されるスマートウォッチを思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、実はアナログタイプの腕時計も販売しています。今回購入したのは一番安いこちら。
開封すると簡単な説明書が同封されているのみ。機能は「時刻表示」のみです(キリッ)。それ以外には特に何もありません…。
中央上にMJ(Xiaomiが形成するグループMijia)ロゴがあり、文字盤もシンプルな造り。TPOを選ばず装着できるシックなデザインとなっています。ほか、仕様上のデータでいくと直径は40mmで厚さ3.9mm、重量は30gです。バッテリーは内蔵電池で約2年間稼働、革製のストラップは簡単に取り外し可能となっています。それと防水等級が生活防水レベルの3ATMですね。
こちらの製品、購入時にはXiaomiの中国公式サイトに載っていたと記憶しているのですが、いま見たら掲載されていませんね…。2021年になったタイミングで廃盤になってしまったのかな?販売価格はたしか150元(約2,400円)くらいだったと記憶しています。現在は同じようなタイプで簡素なスマートウォッチの機能がついた別モデルが299元でラインナップされています。ちなみに、現地価格は日本円で10万円弱とお高めなトゥールビヨンもあったりします。カッコイイんですけどね…。
さて、この時計に興味があるという方、私が探した限りではAliexpressのこちらで販売されているようですが、ここ以外は残念ながら見つけられず。ちなみに品番はMJSYB02YXです。スマートウォッチタイプのSYB01は品番で検索するといくつかヒットしますので気になる方はどうぞ。
2.サングラス
こちらもスマートグラスではなく、何の変哲もない「ただのサングラス」です。
外箱を開封すると、サングラスの他に収納用のケースとクロスが同梱されていました。画像では分かりづらいですけど、ケースとクロスにはMJロゴが入っています。さてサングラスはというと、偏光レンズではない標準的なティアドロップタイプ。
なお、全体をくまなく探してみましたがロゴは一切なく、説明されなければXiaomi製品ということは誰にも分からない、コアなファン向けの仕様でした。こちらは現地価格で99元で、日本円にすると約1500円。うーん、高いのか安いのか…。でも、造りがしっかりしているのは間違いないです。
このサングラスを中国通販などで買えるか色々と探したんですけど、ちょっとなさそうですね…。ちなみに品番はTYJ02TS。スクエアタイプのTYJ01TSならBanggoodにありました。
3.自動折り畳み傘
最後に、ウェアラブルとは少し違いますけど、折り畳み傘のご紹介です。本家のMijiaでも同等製品の取り扱いはあるのですが、購入したのは系列ブランドから。
この「90」と書いてあるのがブランド「90分」(英語表記はNINETYGO)のロゴ。ちなみにプチ情報ですが90分はおそらく、日本で発売されているキャリーケースの製造元かと思われます。中国版のXiaomi公式では90分って普通に書いてありますし。
まあ、折りたたみ傘なのでそんなに説明するようなことはないんですけど、収納ケース付属でストラップ付き、タグは説明書も兼ねています。
自動開閉させるボタン部分には90ロゴが入っています。ボタンを押すと自動で開き、閉じる時にはもう一度ボタンを押せば自動で閉じます。
最後、閉じたあとに力を入れて押し込む作業が発生するのですが、だいたい市場にあるものはこれと同じ原理だと思います。以前私が所有していたのもこれと全く同じタイプでした。すぐに紛失してしまったけど…。
柄の底の部分です。これです、あえてMijiaではなく90分製品を選んだポイント。こちら、LEDライト付きになってまして、中央部分を押すと…
このように結構な明るさで光ります。傘とLEDライトの組み合わせっていうのはなかなか見かけないですよね?夜間、街灯がないような場所や足元の視界が悪い状況で活躍すること間違いなし。余談ですがMijia製品はLEDが搭載されておらず、代わりにLED部分にMJロゴが刻印されている仕様となっています。
さて、購入情報ですが、Banggoodで販売されていました。リンク先はこちら。また、Aliexpressでは複数のセラーが取り扱っているようですね。ちなみに型番は90COTNT2008U-BK00-OS。「90fun led」で検索すると色々出てくると思います。
4.まとめ・次回予告
今回は、時計のMJロゴ以外にXiaomi要素がほぼないという、非常にマニアックなアイテム紹介となってしまいました。でも「実はこれXiaomiのやつなんだぜ、へへへ」っていうのもツウっぽくていいですよね!そして毎度同じ感想になってしまうのですが、やっぱり品質が良い。とりあえずXiaomiのものを買っておけば間違いないと思い込んで買い物してもなかなか失敗させてくれないのはさすがといったところ。
さて次回ですが、第4弾は「ホビー」です。つまりおもちゃ。本当に何でもありますよね、Xiaomi恐るべし…。そして私自身、いったい何十年ぶりだろうかというくらいご無沙汰しているプラモデルにも挑戦します。それではまたお会いしましょう!