Xiaomiがスマートウォッチ「Redmi Watch 3」を国内で発売しました。実はこの製品、グローバル版の方をAliExpressのセール情報記事で何度かご紹介していたのですが、国内でも発売されることになり、保証面などでより安心して購入ができるようになりました。国内販売されている従来モデルに「Redmi Watch 2 Lite」がありますが、Redmi Watch 3ではスペックアップ、機能アップを果たしています。
1.Redmi Watch 3 概要
Redmi Watch 3 | |
対応OS | Android 6.0以上、iOS 12.0以上 |
ディスプレイ | 1.75インチAMOLED(390 × 450)最大600nit |
衛星測位システム | BeiDou/GPS/GLONASS/Galileo/QZSS |
センサー | 心拍センサー(血中酸素レベルセンサーを含む)、加速度計、ジャイロスコープ、地磁気センサー |
Bluetooth | 5.2 |
バッテリー | 289mAh(最大12日間, ヘビーユースモード最大7日間) |
サイズ | 42.58 × 36.56 × 9.99 mm |
重量 | 37g(ストラップを含む) |
バリエーションモデル
Redmi Watch 3はメカ的には単一バリエーションですが、筐体色が2色あります。
「アイボリー」と「ブラック」です。バンド色が違うだけ、に見えますけど、
この画像を見ていただくと、筐体色によって側面の色も異なっているのがわかります。アイボリーは側面が薄いゴールドに、ブラックは側面もブラックですね。また、バンドは標準のアイボリーとブラックの他にアクアブルーとライムグリーン(別売り、税込み2,480円)も用意されています。
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ディスプレイは1.75インチのAMOLED(有機EL)パネルで解像度は390 × 450です。Redmi Watch 2 Liteは1.55インチのTFTパネルで解像度が320 x 360ですから、ちょっと大きくなり、パネルの発色品質も向上したと思います。有機ELパネルは日中の屋外などで視認性が下がると懸念される人もいるかと思いますが、Redmi Watch 3では輝度も最大600nitになっていますので、この点はあまり心配いらないと思います。
低価格帯のスマートウォッチの場合、GPS非搭載のものが少なくありません。母艦スマホと常に一緒に使うのであれば問題ありませんが、GPSを搭載しているとジョギングの際などにスマホなしでも経路をトラッキングできますので、「ついているに越したことはない」です。Redmi Watch 3も従来モデルのRedmi Watch 2 LiteもGPUは搭載されています。
120種類以上のワークアウト・スポーツモードをサポートします。ちなみにRedmi Watch 2 Liteは「100種類以上」でした。…ちょっと思ったんですけど「増えた20種類の内訳が知りたい」です…。上の画像の真ん中の段の左端はなんだと思います?私は「リュージュかな?」と思いました。あと、真ん中の段の右から2番めは「カーリング」でしょうか?なんかいろいろとすごい、と思いました。
もちろん防水性能も高く、5ATM防水に対応します。メーカーによれば「水泳中も着用可能」とのこと。
バッテリーもRedmi Watch 2 Liteよりも大きくなりました(Redmi Watch 2 Liteは262 mAh)。標準使用モードでの駆動時間は10日間から12日間に伸びています。充電はマグネット式で充電ケーブルも同梱されます。
Redmi Watch 3では着信通知だけでなく、通話も可能になりました(単体で通話はできません。母艦スマホにかかってきた電話を受けることができる、という意味です)。また、音声アシスタントのAlexaにも対応します。
その他、心拍数や血中酸素濃度の測定、睡眠モニタリングなどの健康管理機能もしっかり搭載されています。
あと、バンドなんですけど、メーカーの説明によれば「最初の装着時にアジャスト穴を選択すると、その場所が記憶され、次回以降より簡単にウォッチを装着することができる」ポジションメモリループが搭載されているとのことです。実際に試してみたいところ。
2.Redmi Watch 3 価格など
Xiaomi Redmi Watch 3はXiaomi公式サイトやAmazonなどで販売されています。4月13日現在の価格は税込み17,800円です。…Redmi Watch 2 Liteの定価が12,800円、実売価格だと7,745円(4月13日現在のAmazonでの価格)なので、高くなっちゃいましたね…。
ちなみに、日本正規版ではなく、グローバル版の話になりますが、AliExpressでの価格は12,523円(Xiaomi Mi Store、製品ページのクーポン利用時)、Redmi Note 12シリーズとセット購入する場合はなんと29.99ドル(4,069円)で購入できてしまいます(Mi Global Store、Redmi Note 12 5G、Redmi Note 12)。冒頭に書いた通り、製品保証やローカライズなどの面で国内正規版を購入するほうがなにかと安心だとは思いますが、Xiaomiにしては珍しく、ずいぶん国内外での価格差が大きいと感じます。
なお、ウインタブが確認した限り、グローバル版と国内版のスペック表の上での相違点はありませんでした。また、AliExpressに問い合わせたところ、グローバル版でも日本語対応するとのことでしたが、実機を確認できておらず、両者が完全に共通の仕様であるという確証はありません。
3.関連リンク
Redmi Watch 3:Xiaomi日本公式サイト
Redmi Watch 3:Amazon
コメント
スマートバンドとスマートウォッチの違いは見た目が時計、通話出来る、GPS内蔵、SIM対応、アプリ使える、SUICA対応ぐらいかな?
スマートウォッチでも価格によってない機能多いけど
すみません、私も両者の明確な定義はわかりません。以前は「安価で機能の少ないブレスレット状のもの」がスマートバンドで「高価で見た目が腕時計なもの」がスマートウォッチ、と考えていましたが、最近は安価なものもどんどん多機能になっていますからねー。結局「メーカーがつけている製品名」で判断することになるのかなと。