Xiaomi USB ポータブル扇風機－夏場、PCやタブレットのお供に最適！（実機レビュー）

こんにちは、ウインタブ（@WTab8）です。今回は価格が688円の周辺機器を実機レビューします。最近、低価格な周辺機器でも手を抜かず、しっかりレビューを投稿してくれる読者に勉強させてもらった、といいますか、安いものだから適当にレビューを書く、みたいな姿勢が自分の中に知らず知らずのうちにあったと反省しております。

「Xiaomi USB ポータブル扇風機」は夏場のPC、タブレットの使用時にかなり役に立ちそうな製品で、使い勝手が非常にいいものでした。

まずはパッケージから。ご覧のとおりかなり簡素なもので、装飾とかは全然ありません。Xiaomiのロゴマークはしっかりついてますね。ちなみに裏面には取扱説明がプリントされていますが、中国語なので読めません。

中に入っているのはこの2つ、フレキシブルアームと扇風機のプロペラです。アームは直接USBポートに差し込む構造です。

アームの先端にピンがついていて、ここにプロペラを差し込みます。特に難しいこともなく、若干力を入れて押し込む、って感じでした。誰にでも簡単にできます。

これで完成です！組み立て時間は10秒くらいですかねw ちなみに組み立て後のサイズは145.5 X 15 X 89.3 mmで重量は実測値で21 gでした。プロペラを外してパッケージに戻せば持ち運びは非常に楽、というかバッグに入っているのを忘れてしまうレベルです。

アーム部分は手で曲げることができます。試してみたら180度（ひらがなの「つ」の形）まで問題なく曲げられました。さすがXiaomi、というほどのことでもないんでしょうけど、しっかり感があり、折れたりとかの心配はしなくてよさそうです。

ノートPCのUSBポートに接続してみました。この製品は電源ボタンはついていないので、接続後すぐに回転を始めます。上の画像はわかりにくいかもしれませんが、私の顔に風が来るようにアームを曲げています。

なお、この製品は柔らかいゴム状の素材でできていますが、プロペラがむき出しになっているため、ノートPCに接続する場合は位置に注意しないとキー入力している手に干渉します。回転中のプロペラに触れてもそれほど痛い、ということはないですが、作業の邪魔になってしまうので、どのUSBポートにつけるか、とかアームをどの程度曲げるか、といったことに悩んでしまうかもしれません。

風力の調整はできません。意外に強力でかなり涼しいです。少し強すぎると感じる人もいるかもしれないレベル。また、「ブーン」という音がやや大きめです。おそらくオフィスの中だとそんなに気にならず、静かな自室だと少し気になるくらいでしょう。ただ、そんなに不愉快な音ではないので、真夏とかに冷房の効きが悪い中で使うとしたら快適さのほうが圧倒的なため、全然文句は出ないだろうと思います。

次に思いつくのがモバイルバッテリーに接続するものです。先日実機レビューしたZMIのモバイルバッテリーに接続してみます。

おお、これはいいです。モバイルバッテリーがグリップ代わりになってくれるので、かなり持ちやすいです。

一応StaqQオンラインにあったイメージ画像をつけておきます。夏のビーチにひとついかが？って感じなんでしょうか。

そして、一番おすすめなのがこれ、8インチクラスのタブレットに接続して使う方法です。8インチタブレットの場合、microUSBポートが縦持ち時の上側面についていることが多いと思います。ここに扇風機をつけると、まさにぴったり、という感じなんですよね。

ただし、この製品はフルサイズのUSB（オス）端子がついているので、microUSB（オス）に変換するアダプターが必要になります。また、アダプターはOTG対応のものでないと動きません。また、手持ちのWindows スマホでは動作しませんでした。

まあね、夏場に電車に乗って運よく座れたとして、タブレットにこの扇風機をつないで使うのはちょっと恥ずかしいかもしれませんけど、それが出来るのならめちゃめちゃ快適でしょうね。また、無理に電車で使わなくても、この製品は暑い時期にはいろんなことに活躍してくれそうです。非常にシンプルな構造ですが、Xiaomi製なので安心ですし、価格も非常に安いのでひとつ持っておいてもいいと思いますよ。

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