Xiaomiがモバイルバッテリーを2機種発売しました。「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」で、製品名にあるようにどちらも容量は10,000 mAhでケーブルを内蔵しています。また、どちらも急速充電が可能、165WのほうはPC2台を同時に急速充電できます。
こちらがスペック表です。
165WのほうはUSB Type-C(ケーブル内蔵)ともう一つUSB Type-Cポートがあり、内蔵ケーブルのほうは最大120Wで、2ポート同時使用で最大165Wでの充電が可能、またモバイルバッテリー本体への充電も90Wと高速です。
しかしこのデザイン、ウインタブでレビューしたUGREENのモバイルバッテリーによく似ていますよね。他社でもこのデザインの製品がありますし。
33Wタイプのほうは165Wタイプと比べるとポップな感じです。容量は10,000mAhと165Wタイプと同じですが、最大出力が33Wに抑えられています。ただ、ポート数は165Wタイプよりも多く、USB Type-C(ケーブル内蔵)、USB Type-C、USB Type-Aの3ポートあります。本体への充電は最大30Wなので満充電までにはちょっと時間がかかりそうです。
ちなみに、容量10,000 mAhというのは定格容量(実際に充電に使える容量)にすると5,000 mAh~6,000 mAhくらいなので、ノートPC(ものにもよりますが、mAh換算だと10,000以上はあります)をフル充電するには足りず、ウインタブがよくご紹介している中華のタフネススマホ(容量10,000mAh以上)とかタブレット製品(容量7,000 mAhくらい)を満充電することもできません。165Wタイプの場合、ノートPC用に、ということで購入されるのもいいかと思いますが、その場合は「満充電までは無理」と考えておきましょう。また、33Wタイプの場合、たぶんノートPCの充電も可能だとは思いますが、ものによっては充電できないこともあります(ノートPCの充電は45Wくらいが必要です。経験上それよりも低い電力でも充電できることが多いですが、最大33WのモバイルバッテリーをノートPC用として購入するのはおすすめしません)。
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)とXiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)はXiaomi公式サイト、Amazon、楽天で販売中で、1月28日現在のXiaomi公式サイトでの価格は165Wタイプが4,930円(製品ページの550円OFFクーポンを使用したもの)、33Wタイプが2,680円(製品ページの300円OFFクーポンを使用したもの)です。
関連リンク
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):Xiaomi公式サイト
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):Amazon
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):楽天
Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):Xiaomi公式サイト
Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):Amazon
Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable):楽天
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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