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Winmaxle レビュー - 7色RGBライトやジャイロセンサーによるカーソル操作など、ロマンに走った多機能超小型キーボード

アクセサリ

Winmaxle
こんにちは、natsukiです。ロマンあふれる超小型キーボード「Winmaxle」を買ってしまったので、レビューをお届けします。このキーボードは、ご覧のように親指で操作するタイプの小型キーボードです。それだけなら類似製品は安価に大量にあります。が、このWinmaxleは、7色RGBライトを搭載し、ジャイロセンサーによるマウスのようなカーソル操作が可能で、マイクを搭載し(USB無線ドングル接続時のみ)、Bluetoothと2.4GHz無線USBドングルの両方での接続に対応するといった、非常に多機能な唯一無二の製品となっています。ロマン!

先に断っておくと、私はこれをAliexpressで約3,000円で購入しました。ただし、親指操作タイプの小型無線キーボードというだけであれば、Aliexpressでうまく割引を使えば、1,000円以内から1,000円台で購入できる製品も多くあります。ちなみに日本国内では、以前にこのWinmaxleについて6,000円台からクラウドファンディングが行われていました。記事執筆現在で検索をかけるとヨドバシカメラで……、うん、まあ、確かに唯一無二の製品ではあるので、価格についてあまり突っ込むのはやめにしておきましょう。

おすすめポイント
・親指操作の小型キーボードが欲しい人に
・ちゃんと互い違いで6列あるキー配列
・接続はBluetoothと2.4GHz無線USBドングル両対応
・7色切り替えRGBライト搭載
・ジャイロセンサーによるカーソル操作が可能
・マイク搭載(USB無線ドングル接続時のみ?)
ここは注意
・実用性を考えてはいけない、すべてはロマンなのだ!
・コスパを考えてはいけない、すべてはロマンなのだ!
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1.実機

bundled-items
では、早速実機です。同梱品は、本体の他はマニュアルのみ。USB無線ドングルは、後述のように本体に内蔵しています。充電用のUSB Type-Cケーブルは、箱の外の梱包材の隙間に挟んであって、おそらく出品者がオマケで付けてくれたものと思われます。

manual
日本でクラウドファンディングもしていただけあって、説明書にはちゃんと日本語もあります。

winmaxle
さて、本体。製品特性上、独特のキーが多く配置されていますが、表示から直感的に機能が分かりやすく、デザイン的にうまく見た目と実用性を両立しています。

keyboard
キー配列は、このようなミニキーボードにありがちな上下のキーが垂直に配置される碁盤目状ではなく、ちゃんと互い違いのレンガ状になっています。また、キーは、画像の陰影で分かるように傾斜のついた立体になっていて、触覚的にもキーとキーの境目は明瞭です。

side
向かって左側面に、充電用USB Type-Cポートと、電源スイッチがあります。

back
裏面です。中央が盛り上がった、なかなか面白い造形となっています。裏の表面はメッシュ加工され、「Winmaxle」のロゴがプリントされています。

usb_in
で、ここにUSB無線ドングルを収納。

usb_out
これ、人間の手で取り出すのにはコツが要ります。かなり強く押さえつつ上側に起こすようにしてあげると、取れます。はじめは、カッターナイフを、本体とドングルの間に差し込んで取ってました。

weight
重量は85.5gと軽量。

size
裏面の形状が特殊ですが、盛り上がった部分の厚さも、USB無線ドングルを収納するギリギリの厚さしかないので、サイズ的にはポケットに十分に入ります。

smapho
スマホXiaomi 12Tとの比較です。だいたいサイズ感が伝わるかなと思います。

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2.機能

キーの操作感

input
キーは、先述のように凹凸があるので、触覚でキーとキーの境目は判別できます。押し心地は、可もなく不可もなく。また、残念ながら、私が買ったものは「9」キーにクリック感が無く、おそらく内部のパッキンが潰れているのだと思います。機能はします。ビルドクォリティという面では残念なところ。

サイズ感からいって、例えば机に置いて通常のキーボードのように使うなどの複数の指で操作するのはほぼ不可能です。基本的に両手で握って、親指で操作することになるでしょう。ここら辺りまでは、同類の製品と同じですね。

BluetoothとUSB無線ドングルの切り替え

left-key
左端の「FN+CAPS」「FN+ALT」でBluetooth接続とUSB無線ドングル接続を切り替えられます。実際に試してみても、2つの機器をスムーズに切り替えることが可能です。

7色に光る

color1
Winmaxleは、7色のRGBライトを搭載します。「FN+RGB」で点灯と色切り替え。こういう特殊な操作も分かりやすい、やはりキーボードのロゴのデザイン性はよいですね。

color2
ほら!色が変わる!! だから?とか言ってはいけない!!

ジャイロセンサーによってカーソル操作が可能

mouse
非常に特徴的な機能です。ジャイロセンサーによって、マウスのようにカーソルの操作が可能です。操作は、縦移動が上下の振り、横移動も左右の振りで「傾き」ではないため、レース系ゲームなどとは操作感が異なります。左右クリックは、キーボードの右上に配置されています。

が、実用的かと言われれば、想像すれば分かると思いますが、カーソルを思い通り正確に操作するのは困難で、実際にタッチボタンや入力欄などにカーソルを合わせるのは至難の業です。いわゆるエアマウスと同様の機能だし、棒状のエアマウスの方がまだ操作しやすいというのは禁句!

マイク搭載

mic
マイク機能を搭載しています。私が試した限り、Bluetooth接続では機能せず、USB無線ドングル接続時には機能しました。下から2段目右はじのボタンは、単押しでジャイロによるマウスカーソル操作無効になります。表記からすると、長押しで押している間はマイクが有効とかになるかなと思ったんですが、USB無線ドングル接続時には、マイクはずっと機能していて、このボタンでON/OFFということはなさそうです。謎です。

USB無線ドングル接続時のみなので、パソコンにこのキーボードが必要かとか、パソコンのマイクを使わずにキーボード側のマイクを使う必要性があるのかというのは、考えてはいけません。

3.まとめ

私は、先述のように、Aliexpressで購入しました。Aliexpressでは、例によって複数の出品者がいますが、下記リンク先は私が実際に購入した出品者です。割引の組み合わせなどもありますが、おおむね約3,000円で購入可能かと思います。その他の出品者を検討する際は、各自で信頼性を量ってください。

正直なところ、実用性は、一般論としては微妙です。ただまあ、これだけの機能を組み合わせているという意味で唯一性のある製品なので、親指入力キーボードに慣れている人にとっては面白いコレクションになるかと思います。

4.関連リンク

執筆者:natsuki
ウインタブをきっかけに、海外通販で奇天烈なガジェットを漁ることにハマる。趣味は旅行(自然も史跡も)、アマチュアオーケストラなど。自分の知識欲も満たせるので、楽しんで記事を書いています。興味を持ったもの、面白いと思ったものを、読者の皆さんと共有できれば幸いです。
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