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TicWatch Pro 3 GPS - 最新プラットフォームSnapdragon Wear 4100を搭載したスマートウォッチが爆誕

TicWatch Pro 3 GPS
こんにちは、.TAOです。中国メーカーのMobvoiから、最新プラットフォーム(SoC)Qualcomm Snapdragon Wear 4100を使ったWear OS系スマートウォッチ「TicWatch Pro 3 GPS」が9月24日に発表され、早速Amazonでの販売が開始されました。価格は税込み35,999円です。

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発表翌日には日本でも販売開始という事で、メーカーの日本対応の意気込みが感じられます。

Snapdragon Wear 4100は、Qualcommが今年の夏に正式発表したばかりで、今後このプラットフォームで多くのスマートウォッチが発売されてくると思いますが、それに先駆けてMobvoiがTicwatch Pro 2020の新世代版として発売された流れになります。

今年の秋は、各メーカーからニューモデルのスマートウォッチが次々に発売されていて、お祭り状態ですが、Wear OS系スマートウォッチとして個人的に大注目なんですよね。

1.スペック

TicWatch Pro 3のスペック

   Ticwatch Pro 3 GPS
OS Wear OS by Google
プロセッサ Qualcomm Snapdragon Wear 4100
メモリー 1GB RAM / 8GB ROM
画面 2層式(1.4インチ Retina AMOLED(454×454)+モノクロ TN STN LCD液晶)
各種センサー スピーカー / マイク / 振動モーター / 光学式心拍センサー / 加速度センサー / シャイロスコープ / 環境光センサー / 気圧センサー
ヘルス機能 心拍計測 / 睡眠トラッキング / 呼吸サポート
通信機能 GPS+Beidou+Glonass+Galileo+QZSS / Wi-Fi / Bluetooth
稼働時間 通常モード:72時間 / 省電力モード45日間
バッテリー 595mAh
NFC Payments with Google Pay?
防塵防水 IP68
サイズ 47x48x12.2mm(41.9g)
カラー Shadow Black
素材 ステンレス+プラスチック
ストラップ シリコン(バンド幅 22mm)

ごっつくて大きい時計が好きな人には好まれるデザインですが、腕の細い方や女性には大きすぎる印象。それでも前モデルと比較すると、ボディサイズが若干薄くなり、重さも約17g軽くなっていて、そのくせバッテリー容量が約1.4倍に増えています。

アメリカのAmazonの製品ページには、血中酸素飽和度測定が出来るとの情報(動画内に表それを示唆する画像がありました。)もありますが、メーカーのページでは確認できませんでした。ハード的に出来る要素があるなら、今後のWear OSのアップデートで対応してくる可能性もあるかもしれません。

2.デザイン

TicWatch Pro 3 GPS筐体
カラー展開はシャドーブラックのみです。シルバーの金属バンドが好きな方にはベゼルがシルバーのモデルも欲しいところかも知れません。

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付属のバンドは、前モデルが合皮プラスシリコンの複合バンドでしたがPro3はシリコンにステッチが入ったモノに変更になったようです。バンド内側のスリットがなくなっていますが、着用中のムレが気になりますね。

左側面に大きめのスリットが見えます。2つのボタンの間にある小さい穴がマイクだとすると、こちらはスピーカーでしょうか。

Ticwatch Pro 2020 vs Pro 3 GPS

全体的な印象としては、前モデルとのデザイン的な違いが無いように思えたのですが、比較してみると、ベゼルのエッジ処理や太さに変化が見られます。細かい点でかなりブラッシュアップされていて、より洗練されたデザインに進化していました。

3.特徴

最新プラットフォームSnapdragon Wear 4100搭載

TicWatch Pro 3はSnapdragon Wear 4100搭載
やはり何といっても、Wear OS系スマートウォッチで最新チップのSnapdragon Wear 4100を搭載してきたのが素晴らしいですね。これによりSnapdragon Wear 3100を搭載している一般的なスマートウォッチに対して、グラフィック性能 +150%、パフォーマンス +85%、省電力性能 +25%を達成しているとの事。

前モデルのTicwatch Proが通常モードで2日間だった稼働時間が、3日間に伸びている点もこの恩恵があるのでしょうね。Wear OS系スマートウォッチでは2日間稼働でも優秀な方ですが、3日間ともなればバッテリー切れの心配も少なくなることでしょう。

私もそうですが、いち早くSnapdragon Wear 4100搭載のスマートウォッチを使ってみたい方には、とても気になる製品ですね。

2層式ディスプレイを継承

TicWatch Pro 3 DualDisplay
Ticwatch Proの代名詞とも言うべき2層式ディスプレイは、前モデルから継承していて、省電力と屋外での視覚性の強味がそのままでAMOLEDディスプレイの解像度が強化されました。Wear OSなので文字盤の自由度が高いのも魅力です。

GPSは「みちびき」が追加され幅広い衛星をカバー

名前にGPSが付いているだけあってアメリカのGPS、中国の北斗、ロシアのグロナス、ヨーロッパのガリレオ、さらに日本の準天頂衛星システム「みちびき」が追加対応されました。スマホが無くても、時計単体で高精度な位置情報を利用する事ができますから、スキーや登山でのトラッキングに威力を発揮しそうです。

Wear OSのスマートウォッチです

TicWatch Pro 3 WearOS
Wear OSのスマートウォッチですから、機能は盛りだくさんです。Google Playからアプリをインストールしたり、ウオッチフェイスの選択肢も広がります。マイクとスピーカーが付いていているので当然グーグル・アシスタントに対応していますし、ペアリングしているスマホを取り出すことなく電話も出来ます。内蔵ストレージも8GBと余裕がありますから、本体に音楽ファイルを入れてTWS Bluetooth イヤフォンでBGMを聴きながらトレーニングなんて事も楽勝なんでしょうね。

自由度とのトレードオフとしてバッテリー持ちが悪い印象のあるWear OSですが、2層式ディスプレイと最新チップのおかげで二日以上持つロングライフバッテリーを実現しているので、アップルウォッチの対抗馬としての実力を持っていると言ってよいでしょう。

ストレスチェック機能

TicWatch Pro 3 GPS Official TVC – Go Beyond Limits

YouTubeにMobvoi公式の「TicWatch Pro 3 GPS Official TVC」動画がアップされていましたので、使用感のイメージがつかみやすいのでリンクしておきます。動画中に、「ストレス値が上がってますよ」的な通知の後に、スマートウォッチが呼吸をサポートしてリラックスさせている場面がありました。「こういった使い方するのね」って納得ですわ。

4.まとめ

TicWatch Pro 3 GPSは、冒頭でも触れましたがAmazonにて税込み35,999円で発売中となっています。どこよりも先駆けて発売された、「世界初のSnapdragon Wear 4100搭載スマートウォッチ」のインパクトは絶大です。それだけで、最新ガジェット好きの方にとっては、とても気になる製品でしょう。それに加えて、前モデルTicWatch Pro 2020に対しては、重さで約28%、厚さで約3%の減量を果たし、逆に稼働時間を50%向上させている辺りは、「Mobvoiさすが」と言わざるを得ませんね。

私個人的には、前モデルから継承された2層式ディスプレイも魅力の一つだと思っています。アップルウォッチの圧倒的ネームバリューの前には、どのスマートウォッチも勝ち目がなさそうに思えますし、Wear OSの完成度には、まだまだ課題が多いですが、アップル信者ではない私には、期待の星である事は否めません。

MobvoiのTicWatchシリーズには、これから先も期待しています。

5.関連リンク

TicWatch Pro 3 GPS:Amazon
TicWatch Pro 3 GPS製品紹介ページ:Mobvoi公式

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コメント

  1. 匿名 より:

    歩数や睡眠管理はリストバンド型に任せて、電話・メール着信専用のスマホの着信通信だけのスマートウォッチが欲しいのですが、見た目が良いもので電池保ちも良さそうなのはこれになりそうですね。

    試してみたい。

    • .TAO より:

      コメントありがとうございます。確かに睡眠時には大きな時計はスマートさに欠ける気もしますから、リストバンド型と併用はアリですね。Ticwatch Pro 3は、前モデルを使っていた方の評判も良いようなので、良い選択かもしれません。最近のスマートウオッチ業界の動きが活発になて来ているので、たくさんの選択肢の中から使いたい機能を持ったお気に入りのデザインの時計を見つけられると良いですね。