サンワサプライがトラックボール2機種6バリエーションモデルを発売しました。一言でトラックボールと言っても様々な形状がありますが、今回発売されたのは「親指でボールを操作するもの」と「人差し指・中指でボールを操作するもの」です。
こちらが親指操作モデルで、バリエーションモデルはUSB Type-A有線タイプ「MA-TB184BK」、USB Type-A・Type-C無線タイプ「MA-WTB185BK」、Bluetoothタイプ「MA-BTTB186BK」の3つです。USB無線タイプにはType-AとType-Cの2つのドングル(子機)が付属し、USB無線タイプとBluetoothタイプは電池不要の充電式です(有線タイプは電池・充電不要)。
こちらは人差し指・中指操作のもの。親指タイプと同様にUSB Type-A有線タイプ「MA-TB181BK」、USB Type-A無線タイプ「MA-WTB182BK」、Bluetoothタイプ「MA-BTTB183BK」の3タイプがあります。この製品のUSB無線タイプは親指操作モデルとは異なり、USB Type-Aのドングルのみ付属します。また、USB無線タイプとBluetoothタイプは充電式ではなく電池式(単4乾電池2本)です。
どちらも大型サイズです。特に人差し指・中指操作モデルは全長170 mmと、小型マウスの2倍くらいの大きさです。トラックボールの場合、マウスのように「握って動かす」のではなく、「手をかぶせて動かさずにトラックボールを操作する」使い方になるので、サイズが大きめのものが多いです。
ボタン配置も異なります。親指操作タイプは一般的なマウスに近い形状で、人差し指・中指で左右ボタンとホイールを操作することになりますが、人差し指・中指操作タイプは親指で左右ボタンとホイールを操作し、一般的なマウスの左右クリックボタンは「進む・戻る」の操作が割り当てられます。
全機種とも「静音」設計で、カウント(マウスカーソルの敏感さの指標。単位はDPI)も600・800・1200・1600の4段階に切り替えが可能で、ゲームなどの用途は別として、ビジネスや学習に使うぶんにはほとんどの人が快適に使える感度にできます。
サンワサプライのトラックボール2機種はサンワダイレクトなどで販売中で、11月6日現在の価格は下記のとおりです。
親指操作:
USB有線(MA-TB184BK):6,078円
USB無線(MA-WTB185BK):8,695円
Bluetooth(MA-BTTB186BK):9,350円
人差し指・中指操作:
USB有線(MA-TB184BK):9,350円
USB無線(MA-WTB185BK):10,285円
Bluetooth(MA-BTTB186BK):10,800円
なお、11月6日現在、楽天でも非常に多くのショップがこの製品を扱っており、サンワダイレクトよりも価格が低くなっているものが多いです。例えば親指操作モデルのUSB有線タイプは税込み4,810円から購入できますので、楽天で探される方がお買い得かと思います。ただし、(AliExpressみたいなことはないと思いますけど)楽天市場内のショップのほとんどはウインタブには馴染みのないお店なので、取引の安全性については自己責任でご判断下さい。
私も相当前にトラックボールを愛用していたことがありますが、数年前に改めてトラックボールを購入し、試してみたところ「ちょっと無理」でしたw 一方でトラックボールを愛用しているビジネスマンやクリエイターもたくさんおられると思います。親指操作と人差し指・中指操作のどちらが使いやすいか、またそもそもトラックボールはマウスよりも使いやすいか、というのは人によります。でも、まだトラックボールを使ったことがない、という人は試してみてもいいかもしれないですね。
関連リンク
トラックボール(親指操作):サンワダイレクト
トラックボール(人差し指・中指操作):サンワダイレクト
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