サンワダイレクトがエルゴノミクスマウス「400-MAWBS228BK」を発売しました。エルゴノミクス形状であると言うだけでなく、機能面も非常に充実しており、個人的には「欲しい機能がすべて搭載されている。あとは形状が好みに合うかどうか」と感じます。
エルゴノミクスマウスというジャンルはすっかりメジャーになったと思っていますが、念のため簡単に説明します。エルゴノミクスマウスは一般的なマウスを「斜め上方向にぐーっと引っ張った」ような形をしていて、基本的に「大型サイズ」です。この画像にあるように手首をひねらずに握れるため、長時間使っても疲れにくいとされます。また、医学的な根拠は示せませんが、腱鞘炎などの予防にも有効であるとも言われます。
使いやすいか使いにくいかは人それぞれです。私は「通常の事務仕事用としては確かに疲れが軽減できると感じるが、画像加工などで非常に細かくマウスを動かす際には少し使いにくかった」と思っていますが、それもすべての人に当てはまるわけではありません。要は「試してみるしかない」です。
400-MAWBS228BKは機能面でも非常に優れています。
まず、スクロールホイールがチルト対応するので、左右スクロールが可能です。また、マウスホイールを勢いよく回すと高速スクロールができます。これらの機能は「巨大なスプレッドシート」などを扱う際には特に重宝しますね。あと、たいして中身がなく、やたらと長文のWebページ (ウインタブのことだとは言ってませんw)を見る際にも役立ちそうです。
次に、USB無線とBluetoothに両対応し、最大3台のデバイスに接続が可能です。そして、乾電池式ではなく充電式です。個人的には充電式のほうが圧倒的に便利だと思っています。
進む・戻るボタンはもちろんのこと、「デスクトップボタン」もついています。「Windows+D」のショートカットを多用している人にはあまり意味ないかもしれませんが…。
Windowsのみの対応となりますが、専用のアプリを使えば3つのボタンで機能割当を変更できます。
カウント (解像度、マウスカーソルの敏感さの指標)は1000DPIから4800DPIまで5段階に切り替え可能です。多くの人は1000DPIと1600DPIで快適に使えると思います。それと、使用頻度の高いボタンは静音設計です。
サイズと各部名称です。長さが11.6センチ、高さが7.4センチ、そして重さが122 gと「堂々たる大型マウス」という感じですね。
サンワダイレクト エルゴノミクスマウス 400-MAWBS228BKはサンワダイレクト本店、Amazon、楽天などで販売中で、9月30日現在の価格は5,980円です。なお、価格はセールなどで変動しますので、下のリンクボタンで価格をご確認ください。
冒頭に書いた通り「欲しい機能がすべて搭載されている。あとは形状が好みに合うかどうか」という製品だと思います。機能面で不満を感じる可能性は低いと思いますので、手にフィットするとか使いやすいと感じられれば「大成功」の買い物になるでしょうね。
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