こんにちは!はこもりです。今回は、ROMOSSから発売のモバイルバッテリー「Ares 20」のご紹介です。かなり容量が大きくも安価に設定されている本製品、その実際の使用感を書いていきたいと思います。なお今回の製品は、ROMOSSさんよりサンプル提供いただきました。ありがとうございます!
1.スペック
サイズ:約145.6×69.8×29.6mm
バッテリー容量:20000mAh/74Wh
重量:約440g
入力ポート:Micro-USB x1, USB Type-C x1, Lightning x1
出力ポート:USB(5V/2.1A) x1, USB(5V/1A) x1
スペックはざっとこんな感じです。重量がかなりあるのが気になりますが、面白いのは入力ポートが豊富で、Lightningが含まれている点でしょうか。お手持ちのスマホを充電するのに使っているケーブルや、余っているケーブルをそのままモバイルバッテリーの充電に利用できますね。私自身モバイルバッテリーをいくつか所持していますが、入力がMicro-USBのみの場合が多く、充電が面倒になっているので嬉しいです。
入力ポートは全て5V/2.1A入力。2つある出力ポートは同時に扱えますが、合計出力は2.1Aとなっています。二台同時に充電する場合は急速充電はできません。
2.外観
開封前の箱です。シンプルなパッケージングですが、大事なことはわかるようになっています。いつの間にか、こういう梱包に興奮してしまっている自分が……!
内容物です。本体と説明書だけと、こちらもシンプル。充電用のケーブルが付属していませんが、入出力ポートが充実しているので心配要りませんね。
私物のANKER PowerCore Fusion 5000とサイズ比較してみました。ぱっと見で二倍くらい長さに差がありますね。厚みは同じくらい。ところで、質感がかなり似ています。私は今までANKERのデザインが好みだったのですが、ROMOSSのAres20もマット加工で手触りよく、プリントされた文字なども落ち着いたデザインでまとまっていて気分がいいですね。出っ張りなどもなくすらっとしています。バッテリー残量の表示が点ではなく数値で出てくれるのもわかりやすくて好きです。
入出力ポート。入力と出力が線で囲われており、出力はどちらが高出力対応か一目でわかるようになっています。
3.使用感
こちらはバッテリーにLightning経由で給電中の画像。給電中、インジケーターは常にオレンジ色に点滅しています。光は強くないので、給電されているということがわかりやすくていいな、と思うにとどまっています。ギラギラ光ると鬱陶しいでしょうが、これなら全然問題ないレベルです。
充電中、モバイルバッテリーを触っても熱を感じません。バリバリ熱くなる物がほとんどだと思っていたので、ちょっと嬉しいですね。3種類の端子全てで問題なくバッテリーに給電できました。
積算電流量も測ってみたのですが、なんと16,000mAhをちょっと超える程度になりまして……テスターを通る時は5V、モバイルバッテリー内部では3.7Vであることを考慮すると実容量は21,621以上。本当なら表記より多い容量があるってことです。すごいかも。一応テスターは二つ挟んで数値に違いがないことは確認しているのですが、あくまでご参考までに。
とりあえず、一日バッテリーつなぎっぱで3Dのスマホゲーやって消費を見てやるぜ!!と思ってたら余裕で1日終わった上モバイルバッテリーにもまだ余裕があったくらいなので、よっぽどのことがなければこれ携帯してれば大丈夫そうです。大容量すぎてモバイルバッテリーの充電にもそこそこ時間かかりますが、そこはご愛嬌。
4.価格など
ROMOSS Ares20は6月5日現在、Amazonにて2,199円で販売中です。今現在では数量限定の300円オフクーポンが価格の下部に表示されていますので、クーポンが残っている間は少しお安く買えますね。
同じくROMOSS社が販売しているSW30+の記事もウインタブで掲載していますのでぜひ。こちらはType-Cが入力と出力兼用だったり、USB出力の片方が18W出力対応に強化されていたりと、さらに使い勝手が良さそうです。
ROMOSS SW30+ レビュー - 26,800mAhの大容量なのに安価なモバイルバッテリー、その実力は?(実機レビュー)
1000円未満の値段差でこの機能差は悩みどころですね……あえてこちらの機種を選ぶなら、デザインでしょうか。黒筐体で出っ張りのないすらっとしたデザインというのは、好みの人ならこちらを選ぶ理由にもなるのではないかと。バッグの中に忍ばせておけば破格の安心感を得られるこの商品、オススメです。
5.関連リンク
ROMOSS Ares20:Amazon