東プレの高品質なキーボード「REALFORCEシリーズ」が値上げされます。REALFORCEシリーズは「静電容量無接点方式」という独自のスイッチを採用し、ライターやプログラマー、クリエイター、ゲーマーなど「プロ」にも愛されているキーボードです。実はウインタブもREALFORCEキーボードを3年間ほど愛用しており、現行モデルではありませんが実機レビュー記事も掲載しています。
ウインタブの実機レビュー記事はこちらです
東プレ REALFORCE R2-JP4-BKの実機レビュー - 静電容量無接点方式スイッチを採用する「言わずとしれたリアルフォース」を購入しました
ウインタブの感想として、REALFORCEは確かに抜群にタイピングがしやすく、長時間の利用にも向く素晴らしい製品だとは思うのですが、価格はそれなりに高く、「みんな買うべき」と気軽におすすめできるようなものとも思いません。
そのREALFORCE、もともといいお値段だったものが、さらに高くなります。
これがREALFORCEシリーズの価格表です。「R3」は「プロのためのプレミアムキーボード」、「R3S」は「プロのためのスタンダードキーボード」という位置づけになっています。両者のスペック上の相違点として「R3は有線接続のほかにBluetooth接続に対応するモデルがあるが、R3Sは有線接続のみ」「R3にはMac用もあるがR3SはWindows用のみ」「キーの印刷方式でR3は昇華方式を選べるがR3Sはレザー方式のみ」といったことが挙げられますが、打鍵感を左右する「静電容量無接点方式のスイッチ」「APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能の有無」「選べるキー荷重」「選べる二つのスイッチ音」といったところは両者変わりません(モデルによって対応・非対応があります)。
それと、実はこの表、バリエーションモデルがたくさんあるREALFORCEの「機能別一覧表」としても非常に見やすいと感じました。この表があれば、欲しいタイプのREALFORCEを検索エンジンで型番検索すれば取扱店とか価格情報が容易に入手できます。
この記事の執筆にあたり、R3シリーズ、R3Sシリーズの価格をチェックしてみましたが、現行モデルということもあり、また評価が高くて安売りする必要のない製品ということもあり「基本定価、一部定価より高く売られているところもあり」という感じでした。なので、5月15日以降は実売価格ベースでもしっかり高くなると思われます。あと、私が2020年にREALFORCEを購入した当時は在庫が薄かったようで、納期が非常に長い販売サイトがあったりしましたので、現在でも意中のモデルがすぐに購入できない可能性もあります。
それと、これもご存知の方が多いんじゃないかと思いますけど、REALFORCEは神奈川県相模原市のふるさと納税返礼品になっています。
神奈川県相模原市のふるさと納税でもらえる返礼品一覧(REALFORCEで検索した結果):ふるなび
これを見ると、だいたい10万円程度をふるさと納税するとREALFORCEを返礼品に選べるようですね。クソ高い地方税を払わされている(本当はこの件について記事を書きたいのですが、怒りに任せて暴走しそうなのと、そもそもウインタブとはジャンル違いなので控えています)ので、このくらいの恩恵があってもバチが当たらないでしょう。
キーボードとマウスはお使いの製品をワンランク上げたものを購入すると、PCの使用感が上がり、作業能率も向上する可能性があります。ただ、REALFORCEの価格が妥当かどうかというのは人によりますね。2万円-3万円くらいならOKという人にはいい選択肢だとは思います。購入されるのならお早めに…。
関連リンク
東プレ、REALFORCE 製品の価格改定のお知らせ:東プレ プレスリリース
REALFORCE R3 KEYBOARD:東プレ 製品紹介ページ
REALFORCE R3S KEYBOARD:東プレ 製品紹介ページ