神奈川県相模原市には、高級キーボード「REALFORCEシリーズ」でおなじみの東プレの工場があります。その関係で、相模原市は以前からREALFORCEキーボードをふるさと納税の返礼品ラインナップに入れていました。ただ、「さすがに人気」の返礼品でして、以前私も相模原市へのふるさと納税を試みたことがありますが、REALFORCEキーボードは(ふるさと納税の返礼品としては)売り切れになっているものが多く、断念したことがあります。
5月27日に、新たに16モデルのREALFORCEキーボードがふるさと納税返礼品に追加されたとのプレスリリースが出ました。
東プレ、ふるさと納税返礼品用アイテムに、最新「REALFORCE R3キーボード」16種類を追加
追加された16モデルというのはこれです。
「R3」シリーズですね。テンキー付きかテンキーレスか、筐体色ブラックかホワイトか、USB/BluetoothハイブリットかUSBかを選べ、さらにキー荷重や静音機構の有無まで選べます。ただし、日本語配列のみのようです。
ちなみに私もREALFORCEユーザーです。2020年末に購入し、現在まで毎日愛用しています。REALFORCEと言えば「静電容量無接点方式」を採用する高級キーボードですね、私はキーボードだけはお金をかけるようにしていますが、それでもかなり痛い出費でしたw
ただ、高いお金を出す価値のあるキーボードであることは間違いありません。私もそうですが、毎日大量の文字入力をする必要のある人には強くおすすめできます。
ここで、ふるさと納税の仕組みについて、少しだけご説明します。非常に簡単に言うと、自分が住んでいない自治体に寄付をすると、寄付金のほぼ全額が「所得控除(所得税)」および「税額控除(住民税)」になる、というものです(2,000円だけは戻ってきません)。なので、例えば50,000円を寄付したら、50,000円から2,000円を引いた48,000円ぶんの税金が控除される、ということになります。すごく乱暴に書くと、REALFORCEが2,000円で買える、ということです。
ただし、誰でも2,000円で買えるわけではありません。「控除できるだけの税金を払っているか」というのがあります。要するに、一定の所得が必要ということです。
今回のREALFORCEですが、返礼品としてもらうためには最低で96,000円、最高で118,000円の寄付が必要です。庶民の現金出納の感覚だと「いったんこれだけのお金を相模原市に寄付すると、そのぶん来年の税金が安くなる」ということなので、一時的なキャッシュフローは大きなマイナスになります。この点にも注意しましょう。
これだけの寄付金がきっちり控除されるだけの所得がいくらなのか、という点については、こちらからご確認いただけます。
全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安:総務省
なお、ここではふるさと納税について、ごく端折ってご説明しましたが、りそなグループのサイトが非常にわかりやすいので、ぜひご覧ください。
ふるさと納税とは?仕組みやメリットをわかりやすく解説:りそなグループ
下にリンクした楽天ふるさと納税のページを見ていただくとわかると思いますが、割と早めに「売り切れ」になる可能性も高いと思いますので、興味のある人はお早めに…。
関連リンク
神奈川県相模原市の返礼品(キーボード):楽天ふるさと納税