こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は実機レビューで、対象製品は6.98インチと大型サイズの中国スマホ「Cube WP 10」なのですが、主役はWP10ではなく、PDA工房の液晶保護フィルムなんです。PDA工房に関しては以前かのあゆさんが「日本製!PDA工房にタブレットの液晶保護フィルムを作ってもらった(かのあゆ)」という記事を書いてくれていますし、「知る人ぞ知る」会社なので、ウインタブ読者の中には「とっくに知ってる」という人も多いと思います。
PDA工房 本店サイト
PDA工房 楽天支店
1.PDA工房について
PDA工房は岡山県倉敷市に本社を構える「ユニバーサルシステムズ株式会社」が運営するモバイル関連商品のショップです。現在はスマートフォンやタブレットなどのタッチパネル製品に使用する液晶保護フィルムの販売で有名です。
PDA工房の液晶保護フィルムは「メイド・イン・ジャパン」です。液晶保護フィルムは汎用のものや流通量の多いiPhone用などに関しては非常に低価格で購入できるものもありますよね。PDA工房の製品はそんなに安価ではありません(でもバカ高いということもないです)が、品質が非常に高く、「毎日指で触れる」だけに、満足感の高いものになっています。
また、対応製品が非常に豊富で、詳しくは後述しますが、もしPDA工房で液晶保護フィルムの販売をしていない製品があった場合は「製品を送れば無料でフィルムを貼ってくれる」サービスまでしています。かのあゆさんが体験したサービスですね。特に発売直後の中華タブや中華スマホなどが手元にある場合は「片道分の送料だけで無料でプロに液晶保護フィルムを貼ってもらう」ことができます!
2.ウインタブにご協力いただけることに!
大変ありがたいことに、PDA工房は今後ウインタブの運営にご協力していただけることになりました!現在不定期に開催しているウインタブの読者レビュー企画が対象になります。従来は私から読者レビュアーに直接製品を送付していたのですが、今後は私からPDA工房に製品を送り、PDA工房が液晶保護フィルムを貼り付けてくれた上で読者レビュアーに送付してくれます。
ということで、いかなPDA工房の高品質フィルムとはいえ、私が貼付作業をする、ということなら読者も若干不安を覚えるかもしれませんが、プロが貼ってくれますので、読者レビューの魅力も倍増かな、と思います。読者レビュー企画も頑張って継続したいと思っていますので、今後もよろしくお願いします。
3.配送・梱包状況
今回はそもそも私自身がPDA工房のフィルムの品質に触れたい、ということで、お願いしてCube WP 10に保護フィルムを貼ってもらいました。
私はこれまで何度も読者あてに製品を発送していて、自宅に巨大な「プチプチの保護材のロール」があるくらいなのですがw PDA工房から返送されてきたWP 10もご覧のように厳重に梱包されていました。さすがプロ。
また、WP 10にはすでに保護フィルムが貼り付けられていたのですが、スペアとして2枚のフィルムもつけていただきました。
4.触ってみた
ウインタブは画像とテキストのみで製品紹介をするサイトなので、保護フィルムのレビューというのは結構難しいですw
この画像、すでに保護フィルムが貼られている状態なのですが、PDA工房では一つの製品向けに複数タイプの保護フィルムを販売しています。Cube WP 10の場合、
・Perfect Shield:画面の反射を抑え、指のすべりもなめらかで指紋や皮脂汚れがつきにくい『非光沢タイプ』
・Crystal Shield:高い透明度と光沢感で、貼っていないかのようなクリア感の『光沢タイプ』
・Privacy Shield:特殊ブラインド効果でのぞき見が防止できる
・衝撃吸収保護フィルム:特殊素材がしっかりと衝撃を吸収し、液晶画面をキズや衝撃から守ることができる
・9H高硬度保護フィルム:柔軟性があり、ガラスフィルムのように衝撃を受けても割れない
・キズ自己修復保護フィルム: 特殊コーティング層が細かなキズを修復する
・ブルーライトカット保護フィルム:LED液晶画面から発せられる「ブルーライト」を大幅にカットする
・ペーパーライク保護フィルム:紙のような描き心地を実現する
というバリエーションがあります。単一の、それも中華スマホなのにこれだけの種類に対応している、というのはすごいですよね。しかも、これらの製品の多くは液晶面だけでなく、背面用も用意されています。
今回お願いしたのはおそらく「定番」と思われる「Perfect Shield」です。つまり、非光沢タイプですね。
Cube WP 10は実機レビューをしたばかりなので、オリジナルの状態(保護フィルムが貼ってありました)をよく覚えています。もともとそんなに不満はなかったんですけどね…。
最近は国内外を問わず、出荷状態で保護フィルムを貼ってくれている製品がほとんどなのですが、特に中国製品はフィルムの品質が悪いことが多く、タッチ操作がイマイチやりにくかったり、周辺部に気泡が入っていたりすることも多いです。ちなみに、もともとサービスでついているものでもあり、実機レビューではこの辺のところをあまり辛辣には書いていませんけどね。
で、PDA工房のフィルムなんですけど、当然プロの仕事なんで気泡なんて一切ありません。貼り付け作業は完璧です。また、非光沢タイプ、ということもあってか、液晶にフィルムが貼ってあることは「言われてみれば」認識できます。しかし、手触りは最高ですね。「ツルツル」ではないです。でも「ザラザラ」でもありません。その中間くらいの感触で、微妙に気持ちいいです。
タッチパネルを操作してみると、これはもう全く文句のない出来だなあ、と思いました。「ツルツル」と「ザラザラ」の中間、と書きましたが、指を滑らせるとわずかに抵抗を感じ、狙ったとおりにきっちりスクロールできます。また、液晶面に指の油がつきにくいようで、ヘンなギラツキもありません。もちろん全く油がつかないわけではないので、たまには拭いてやる必要はありますけどね。
今回は背面にも保護フィルムを貼っていただきました。実機レビューで書きましたが、Cube WP 10は筺体背面にもコーティングが施されており、価格に見合わない高級感があるのですが、その分傷が気になる人もいると思います。また、サイズがデカイので気に入ったスマホカバーもそうは多くないでしょうし。
上の画像、筺体の端っこのあたりを見てもらえればフィルムが貼ってあることがわかると思います。背面なので主に筺体保護目的でしか使いませんが、「貼ってあることはほぼわからない」くらいのレベルで目立ちません。もちろん「非光沢タイプ」のフィルムなので、フィルムを貼っていないWP 10をもう一台用意して、並べて置いてみたら違いはわかるでしょうけど。
スペアの保護フィルム、画面用と背面用です。製品パッケージにはびっしりと「使用方法(貼り方のガイド)が記載されています。これを読むとうまく作業ができそうな気がしてきます。
そしてもう一枚、「貼り方のアドバイス」という紙が…。これを見るとPDA工房の保護フィルムが「吸着面保護用」「フィルム本体」「表面保護用」の3層構造になっていることがわかります。実際に使うのは「フィルム本体」だけで、あとの2層は貼り付け時に剥がしちゃうんですね。
5.無料でフィルムを貼ってもらえる!?
さて、特に中華タブ、中華スマホユーザーの方に朗報です。上にも書きましたが、PDA工房では「新機種の保護フィルム作ります!」というのをやっています。
■個人のお客様
PDA工房で発売していない機種の保護フィルムなら無料で作成・2枚進呈します! 弊社では目的やお好みにあわせた10種類の保護フィルムからお選びいただけます。弊社で保護フィルムを発売していない機種をお持ちで、フィルムの製作をご希望のお客様は機器を弊社に1日だけお貸し出しください。謝礼として無償にて製作した保護フィルム(ご希望のタイプ)を2枚進呈いたします。(1枚は機器に貼り付けての返送となります)
つまり、発売されたばかりの製品を購入し、保護フィルムを注文しようとしたら、まだ対応していなかった…残念!と、普通はそうなりますが、PDA工房に関しては「ラッキー!!」ということになります。だって、製品を送るための片道分の送料を負担するだけで、プロがフィルムを貼ってくれる上、スペアとしてもう一枚つけて返送してくれるんですから。
ただし、製品を送る前にPDA工房にその旨確認を取る必要があります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
6.まとめ
つい先ほど、衝動的に購入してしまった「FREETEL KATANA 01」の実機レビューを公開したところなのですが、実は私、KATANA 01用の保護フィルムを注文しました。WP 10では「Perfect Shield」を試させてもらったので、KATANA用には「Crystal Shield」を選んでみました。ちなみにKATANA 01用のCrystal Shieldは税込み980円(送料無料)でした。
私はもともとスマホやタブレットに保護フィルムを貼らずに使用する「裸族」なのですが、KATANA 01の場合、標準で保護フィルムがついておらず、指の滑りも悪いため、PDA工房のフィルムには期待大です。というか確実に使用感が上がるだろうと思っています。
あと、最後に一つ心配なのは、私が「フィルム貼りが超苦手」であることくらいですね。だから裸族、と言ってもいいくらいです。しかし、上に書いたとおりPDA工房のフィルムにはかなり親切な貼り方ガイドがついているので、それに従って頑張ってみます!