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Oclean Air 2の実機レビュー - ノイズリダクション搭載で動作音抑えめで快適な電動歯ブラシを使ってみました。超音波振動が気持ち良し!

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こんにちは、ゆないとです。皆さんはこまめに歯磨きをする習慣はあるでしょうか。忙しかったり、仕事をしていると歯磨きできる環境が近場に無くてついつい後回しになってしまうことがあるかもしれません。そんなときに気になるのがお口のニオイ。最近では”スメルハラスメント”という言葉があるくらい、ニオイが気になる人は増えてきているようです。例えば通勤電車で向かい合った人からふわっと香る口臭独特のニオイ…つらいですよね。色々な事情はあると思いますので、全く批判をする気はありません。でも、気になるときは気になるので仕方が無いです。せめて自分はしっかりとケアをすれば良いですね。

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しかし、習慣になっているものではありますが、手を動かすのが面倒に感じるときもあるでしょう。今回はそんな時々発生する手間を解消してくれる素晴らしい製品である電動歯ブラシの実機レビューをお届けします。電動歯ブラシは、ブラシの部分が回転または振動することで、手を動かす以上の能力を発揮してくれます。私達は数秒歯に当てるだけです。今回は発売されたばかりの「Oclean Air2」のレビューです。スマホメーカーXiaomiの関連会社がリリースする電動歯ブラシの新製品です。

電動歯ブラシで気になるのが、モーター音の大きさ。この製品は問題を解決してくれるかもしれません。

このレビューのため、メーカーのOcleanに実機の提供をして頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。

1. スペック

  Oclean Air2 Sonic Electric Toothbrush
カラー Pink Rose(ピンク), Purple Iris(紫), White Tulip(白), Eucalyptus Leaf(緑)
入力電力 2.5W
入力 5V 0.5A
充電規格 DC 5V 1A
バッテリー 800mAh(約30日)
充電時間 2.5時間
搭載モード スタンダード or ディープモード
防水 IPX7
サイズ 235×24mm
重量 約95g

ラインナップ
カラーは4色で、ピンク色の”Pink Rose”、紫色の”Purple Iris”、白色の”White Tulip”、緑色の”Eucalyptus Leaf”があります。紫はやや青に近く、緑はオリーブ色に近く見えます。ブラシ部分は緑以外は白、緑だけ黒が標準で付いているようです。替えも販売されているので、このあたりは好みで選べそうです。

バッテリーは約800mAhあり、約30日保つと取扱説明書に記載がありました。バッテリーフルまでは約2.5時間程必要になります。充電は専用の磁力のある充電ドックで行うので、あまり頻繁に充電するのは手間です。そのため長持ちというのは使い勝手において重要です。

モードはスタンダードモードと、やや力が強めのディープモードの2種類を搭載しており、ボタン長押しで変更ができるようになっています。この製品の特徴として、WhisperCleanというノイズリダクション(ノイズ抑制)テクノロジーを搭載しています。電動歯ブラシで気になるのが大きすぎる振動音ですが、20,000Hz以上の超音波信号技術によって駆動するモーターのおかげで実現しています。

サイズは235×24mmと歯ブラシとしては大きいですね。しかし、電動歯ブラシとしてはコンパクトで、例えば今年発売したフィリップスの最上位モデルDiamondClean 9000は約252 x 31 x 28 mmというサイズですが、Oclean Air2は一回り小さいという印象です。重量は約95gと、通常の歯ブラシの約6~7個分(歯ブラシ1本:約15g前後)の重さです。そのため、うっかり落としてしまう心配もありますが、IPX7の防水能力があり、電動ながら水濡れを心配せずに使用することができます。流水のところへ落としてしまっても安心ですね。

2. 外観

外箱
外箱はシンプルで、本体カラーと同じデザインになっているようです。レビュー機として頂いたのが、白色の”White Tulip”ということでチューリップのイメージがあります。

取扱説明書
説明書は英語または中国語表記でした。部品説明から使い方まで表記がしてありわかりやすかったです。最近英語を読むのが面倒なときはついつい時短したくなってしまい、
Google Lensを使ってサッと読んでいます。

本体正面
まずは本体正面です。下部には”Oclean”のロゴが有り、上部には電源ボタンがあります。初めはブラシが外れた状態で収納されていました。先端は銀色のプレート上の突起が付いており、ここにブラシヘッドを装着します。

本体裏面
裏面は特に何もありませんでした。本体はマットな質感のホワイトの塗装で、その他の色も好みの色でしたが、美容用品という印象で使いやすい色だと感じました。特に滑り止めのようなものは付いていませんが、滑りにくいピタッと手にくっつく触り心地ですので、持ちにくさは感じません。

本体底面
本体下部、底面に当たる部分はこのような形状です。中央のリング状部分は充電ドックの端子に触れることで充電ができるようです。ここには磁石が入っています。

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本体先端
先端のプレート上の部分です。ここにブラシヘッドを装着することで、内蔵モーターの振動をブラシへ伝えます。強度はしっかりあり、付け外しする際にポキっといってしまいそうな印象はありません。

ブラシヘッド側面
ブラシヘッドを横から見てみました。平坦な形状ではなく、歯1つに沿うような形状をしています。それでいながらやや凹凸の感じる加工です。

ブラシ正面
ブラシ幅はやや狭めです。ブラシは均等な配置ではなく、あまり見たことない並びをしています。

ブラシ裏面
ブラシ部分の裏には、舌磨きようのシリコン状の凹凸があります。口臭の大部分は舌の汚れとも言われています。歯磨きが終わった後はこの部分で舌磨きができるので、私が普段使っている舌磨き用ブラシは不要になるかもしれません。

充電ドック
充電ドックはこのような形状です。ケーブルの長さは20cm無いくらいで、充電ドックからUSBケーブルが伸びています。PCでもサードパーティ製の充電器でも充電ができました。

自立
自立させるとこのようになります。安定感はしっかりとあって、なにか強制的に押されない限りは倒れることは無いと思います。

電源ON
電源ON時は、ボタン部分に搭載されたLEDが白く点灯します。バッテリーが無くなると赤に点灯します。本体とブラシヘッドの間に隙間がありますが、「これは仕様」と取扱説明書に記載されていました。振動をしっかり伝えるためある程度の”あそび”が必要ということだと考えています。無理やり奥まで挿入することもできましたが、説明書に従ってこのように使っています。

3. 使用感

使い方は簡単!当ててブラシを移動させるだけ。

使い方は取扱説明書に記載されています。上下左右で各30秒、各4箇所はそれぞれ外側・内側・面に10秒ずつ掛けると良いようです。通常の歯磨きのように左右または前後に擦るようにするのではなく、ブラシが広がらない程度に押し付け、後はゆっくり歯に沿って移動させるだけで大丈夫です。

使い方については、ゴシゴシと動かす通常の動きと比べて、使い始めは違和感がありましたが、2~3回使えば慣れました。数日使った今では結構楽で気に入っています。

洗い上がりはツルツル、キュッキュ!しかし、気持ちよさは…

洗い上がりの歯の質感ですが、どの部位もツルツルキュッキュとしており、ただ歯の上を移動させただけなのに驚いています。(本業が在宅勤務だったので、気持ち悪かったですが、これを試すために1日磨かずツルツルじゃない状態にしてからの感想です。)

しかし、歯を磨いた後の爽快感というのでしょうか、そういった気持ちよさは自分で磨いたほうが上だなと感じています。振動は歯のマッサージのようで気持ちが良いです。まだ慣れが足りないのかもしれませんが、現在は仕上げ磨きとしていつもの歯ブラシで磨いています。

舌磨きも大切です。ブラシヘッドの裏側が舌磨き用の部分になっています。試してみたのですが、十分磨けるものになっていると感じます。しかし、磨き心地や面積を考えると、市販の舌磨き用ブラシをおすすめしたいです。

肝心の動作音は結構静か

この製品はWhisperCleanというノイズリダクション(ノイズ抑制)テクノロジーを搭載しています。そのため、他の製品と比べて動作音が静かとされています。私自身、電動歯ブラシのフラッグシップモデルは使用したことが無いのですが、過去に何度か電動歯ブラシを使用していたことがあります。どれもスタンダードなモデルでしたが、洗面室の扉を閉めていても音が漏れていたようでした。

このOclean Air2のスタンダードモードでは、動作音が抑えられているおかげか、洗面室を閉めていると音が聞こえない程度には静かなようです。これには私の家族も驚いていました。しかし、ディープモードと呼ばれている1段階強いモードでは、他の製品に近い音はしますが「やや静か」くらいの印象です。この点はしっかりコンセプト通りではないかと感じます。

そうは言っても、使用している本人としては振動を間近で感じるためあまり変わらないように感じます。慣れないうちはこの振動にも違和感を感じますが、すぐに慣れます。

歯科医も推奨!歯磨きタイムは約3分

皆さんの歯磨き時間はどのくらいでしょうか。私は歯1つ1つを鏡を見ながら丁寧に磨くタイプなので、いつも3分程度です。しかし、実際に3分だと数えるのも面倒ですよね。この製品は電源をONにすると振動を開始しますが、2分間駆動すると自動で電源が切れます。また、30秒に1回、一瞬振動が止まるタイミングがある仕様です。これは使用感の最初にお伝えした「上下左右で各30秒、各4箇所はそれぞれ外側・内側・面に10秒ずつ掛けると良いようです。」をわかりやすくするためです。例えば、右側上部の歯から始めたら約30秒は右側上部に掛けて、一瞬振動が止まったら次の領域をやるという管理ができます。これはとてもわかりやすくて便利だと思っています。

アプリによるサポートやディスプレイ搭載ではないシンプルさ

Ocleanの上位モデルOclean Xなどはディスプレイ搭載でアプリ連携をすると磨き残しなどのアドバイス機能などが使えたりしますが、この製品はそういった機能は搭載しておらず純粋な電動歯ブラシです。

4. 価格など

Oclean Air 2は、AliExpressなどのオンラインショップで販売中です。通常、42.99ドル~66.81ドル(AliExpressでの価格。発送元やオプション商品付属の有無で変動あり)で販売中です。参考として、私が実機レビューさせて頂いたモデルは、中国から発送で42.99ドル(約4,515円)になっています。さらにガジェット好きならご存知かと思いますが「11月11日」は中国最大の通販セールの日である「独身の日」ですね。この製品も対象で、どのバリエーションも約10ドル前後値下げされたセール価格となります。

フィリップスやブラウンなどフラッグシップモデルも良いですが、電動歯ブラシを使ってみたい人で、最新のモデルで高いクオリティのモデルが良いと感じる人や、買い替え需要で気軽に購入できる価格の製品を探している人には良い選択肢でしょう。また、動作の音が大きいことが気になっていた方にも、動作音が小さい製品としておすすめです。是非チェックしてみてください。

5. 関連リンク

Oclean Air 2(製品ページ)
Oclean Air 2:AliExpress

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