Keychronが薄型軽量なキーボード「B1 Pro」「B6 Pro」を発売しました。Keychronと言えばメカニカルキーボードのメーカーというイメージですが、今回発売された製品はメカニカルキーボードではありません。ただし、高価ではないがそこまで安くもない、という製品です。
1.製品概要
スペック表
Keychron B1 Pro/B6 Pro | |
対応OS | Windows/Mac/Linux |
インターフェース | USB有線/USB無線/Bluetooth 5.2 |
キースイッチ | シザー |
キー数 | B1 Pro:77/B6 Pro:109 ※いずれも英語配列の場合 |
素材 | ABS(フレーム・キーキャップとも) |
ライティング | バックライトなし |
ポーリングレート | 1000 Hz (USB有線/無線) / 90 Hz (Bluetooth) |
バッテリー | 800 mAh |
サイズ | B1 Pro:296 × 130 × 5.2-14.5 mm B6 Pro:429 × 130 × 5.2-14.5 mm |
重量 | B1 Pro:425 g/B6 Pro:623 g |
コメント
B1 Proがテンキーレス、B6 Proがテンキー付きです。
どちらも筐体色にスペースグレーとホワイトがあり、英語配列と日本語配列も選べます(上の画像はB1 Proは日本語配列、B6 Proは英語配列のものを掲載しました)。
…で、これ「ある製品」にそっくりで、思わず笑ってしまいました。ある製品というのはロジクールのMX KEYSシリーズです(ウインタブで実機レビューをしています。記事はこちら:MX KEYS S / MX KEYS Mini)
シルエットはもちろんそっくりですが、キートップが丸くくぼんでいるところが余計に似ています。
上側面はさすがにMX KEYSシリーズとは似てないですね。接続もUSB有線、USB無線、Bluetoothの3種類に対応しています。
この製品には高さ調整用の「脚」はありませんが、このようにナチュラルに角度がついた構造です。
Keychron製なので、設定アプリも用意されています(それもブラウザーで使うWebアプリです)。この画像を見る限り、ゲーミングキーボードのようなキーマッピングの変更やキーボードマクロが使えるようですね。
それと、キーボードを大切に使いたいという人にはありがたい「シリコン製保護カバー」が付属します。もともと打鍵感の良さそうな製品ですから、私は使いたくないですが…。
2.価格など
Keychron B1 Pro/B6 Proは株式会社コペックジャパン(Keychron国内正規代理店)の直販サイトで販売中で、10月1日現在の価格はB1 Proが6,930円、B6 Proが7,810円です。決して安価なキーボードというわけではありませんけど、記事中で引き合いに出したMX KEYSシリーズの半額以下ですね。ノートPCっぽい打鍵感の薄型キーボードを探している方にはいいんじゃないでしょうか。
3.関連リンク
Keychron B1 Pro:コペック直販サイト
Keychron B6 Pro:コペック直販サイト
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。