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FILCO Majestouch Xacro M3A - ハードウェアとソフトウェア両方でマクロプログラミングが可能なメカニカルキーボード

FILCO Majestouch Xacro M3A
FILCOのメカニカルキーボード「Majestouch Xacro M3A」をご紹介します。この製品は11月9日に発売された、Cherry MXスイッチを搭載するメカニカルキーボードですが、「世界的にも珍しいハードウェアとソフトウェア両方でマクロプログラミングが可能」と、他のFILCO Majestouchシリーズとは異なる機能を搭載しています。

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スペック
キースイッチ:CHERRY MX
キー配列/キー数:英語67キー/日本語70キー
キーキャップ:PBT
キーピッチ:19mm
キーストローク:4±0.5mm・3.7±0.5mm・3.4±0.5mm (軸色によって異なる)
インターフェース:USB Type-C、USBスルーポート
入力特性:フルNキーロールオーバー
サイズ:318 × 124 × 39 mm / 740 g

バリエーション
日本語配列:
・Model No.FKBX70M/NB(CHERRY MX 茶軸スイッチ)
・Model No.FKBX70MC/NB(CHERRY MX 青軸スイッチ)
・Model No.FKBX70MRL/NB(CHERRY MX 赤軸スイッチ)
・Model No.FKBX70MPS/NB(CHERRY MX 静音赤軸スイッチ)
・Model No.FKBX70MSS/NB(CHERRY MX シルバー軸スイッチ)
英語配列:
・Model No.FKBX67M/EB(CHERRY MX 茶軸スイッチ)
・Model No.FKBX67MC/EB(CHERRY MX 青軸スイッチ)
・Model No.FKBX67MRL/EB(CHERRY MX 赤軸スイッチ)
・Model No.FKBX67MPS/EB(CHERRY MX 静音赤軸スイッチ)
・Model No.FKBX67MSS/EB(CHERRY MX シルバー軸スイッチ)

Majestouch Xacro M3Aはテンキーレス、65%サイズのコンパクトタイプです。ご覧のように日本語配列と英語配列があり、それぞれ5種類のキースイッチを選択することができます。

FILCO Majestouch Xacro M3A

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上が日本語配列、下が英語配列です。素直なキー配列…でもないですね…。

FILCO Majestouch Xacro M3A
日本語配列タイプの右側を拡大したものです。キーボード面右端の上3つ「M1、M2、M3」は登録したマクロを実行するためのキーです。…それはいいんですけど、Shiftキーが上矢印キーのさらに外側にある、というのが慣れないうちはかなり厳しいかも…。

FILCO Majestouch Xacro M3A
このように底面にDIPスイッチが12個もついています。底面にDIPスイッチのあるキーボードは珍しくありませんが、ウインタブの経験上「せいぜい4個」くらいで、主にWindowsキーの無効化やCTRLキーとFNキーの入れ替えなどをする際に使います。Majestouch Xacro M3Aでは12個のDIPスイッチを組み合わせることにより、多彩な「キー機能の入れ替え」や「ファンクションの設定」が可能になります。

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また、製品ページの説明だと判然としないところがあるのですが、「PCに接続したキーボードを操作するだけで、キーコードの変更やキー入力パターンのプログラミングを簡単に行うことが可能」とのことです。

FILCO Majestouch Xacro M3A

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一方、専用ソフトウェア「FILCO Assist」により、PCモニターで確認をしながらマクロやテキストを作成したり保存したりすることができます。また、FILCO Assist上ではハードウェア側のDIPスイッチの状況やハードウェアマクロの登録内容も確認ができます。さらに、(Majestouch Xacro M3Aが2台必要になりますが)2台を同時に認識、いずれかを選択して設定することもできます。

FILCO Majestouch Xacro M3AはFILCO公式オンラインストアやAmazonで販売中で、11月21日現在の価格は税込み17,600円から、となっています。FILCOの製品ページにはハードウェアマクロ、ソフトウェアマクロについて突っ込んだ説明がありましたので、興味のある人は公式サイトのほうでもご確認下さい。

私、「FILCOのMajestouch」を4年ほど愛用していましたが、メカニカルキーボードとしての基本品質は非常に高く「間違いない」製品だと思っています。なので、普通のメカニカルキーボードとしてもこのMajestouch Xacro M3Aはおすすめですね。一方で、個人的にはキーボードのマクロ機能はほとんど、というか全く使っておらず、この製品の「ハードウェアとソフトウェア両方でマクロプログラミングが可能」という特徴についてうまくご説明することもできませんし、「いいのはわかるんだけど、自分は使わないだろうなあ」などと思ったりもします。

ただ、この製品の17,600円という価格は「Cherry MXスイッチ搭載で出来の良いメカニカルキーボード」としては割高感はありませんね。円安で中国メーカーのメカニカルキーボードの価格も上昇している中、国内の定評あるブランドのキーボードとしては悪くない価格だと思います。また、キーボードマクロをよく利用している人であれば「むしろ安い」んじゃないでしょうか。

関連リンク

Majestouch Xacro M3A:FILCO 製品紹介ページ
FILCO Majestouch Xacro M3A(日本語配列):Amazon
FILCO Majestouch Xacro M3A(英語配列):Amazon

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