フィールドスリー株式会社がウェブカメラ付きモニターライト「FFF-MLWM1BK」を発売しました。フィールドスリーは低価格なノートPCやタブレットなどを手掛けるFFF SMART LIFE CONNECTED株式会社の親会社、とのことです。
製品画像です。PCモニターの上部に取り付けるライトで、ウインタブでは以前「BenQ ScreenBar Halo」など、よく似た製品をレビューしたことがあります。このライトにWebカメラをくっつけてしまった、というのがFFF-MLWM1BKの特徴です。
スペック表です。カメラ部分はFHD解像度(1080p)で固定フォーカス、外付けのWebカメラとしては標準的な仕様と言えます。ノートPCに内蔵されているWebカメラはHD解像度(720p)であることが多いので、それよりもワンランク上の画質になります。
私もよく間違えてしまうのですが、モニターライトというのはPCモニターの画面を照らすためのものではありません。モニターの液晶画面はそれ自体が発光するので、ライトは必要ないですよね?モニターライトが照らすのはモニターの下、つまり「手元」です。モニターライトはむしろPCモニターに光を当てず、効率よく手元を照らします。なので、モニター下に書類を置いて作業するとか、人によってはキーボードを照らして見やすくする、といった使い方になります。
PCモニターに取り付けるので場所も取らず、デスクまわりがスッキリとします。
色温度は3段階、暖色(約2800K)、中間色(約4500K)、白色(約5500K)に設定できます。また、照度は無段階の調整が可能です。以前レビューしたBenQ ScreenBar Haloは手元のリモコンで色温度、照度とも無段階調整ができましたので、機能面ではScreenBar Haloよりもやや劣ります。ただし価格はScreenBar Haloの半値以下なんですけどね。
電源、照度設定、色温度設定ともWebカメラ横のボタン(センサーボタンと思われます)で簡単に操作できます。それと、この画像のカメラレンズ横に「4つの穴×2」がありますが、これはマイクです。FFF-MLWM1BKはマイクも内蔵していますので、デスクトップPCやミニPCとの組み合わせでは、「あとスピーカーがあればWebミーティングができる」ということになります。
それと、この製品はPC(あるいはモニター)とUSBケーブル1本で接続可能です。別途電源を確保する必要はありません。
FFF-MLWM1BKは家電量販店などで販売中で、12月7日現在のビックカメラでの価格は税込み8,860円(ポイント10%つき)です。デスクトップPCやミニPCをお使いの場合、時節柄どうしてもWebカメラやマイクも必要になると思いますが、FFF-MLWM1BKがあればデスクライト、Webカメラ、そしてマイクを確保できます。接続もUSBケーブル1本だけなので、特にポート数が心もとないミニPCでは便利に使えそうですね。
関連リンク
ウェブカメラ付きモニターライト FFF-MLWM1BK:フィールドスリー
FFF-MLWM1BK:ビックカメラ