こんにちは。ゆないとです。今回は、タブレットやPCといった製品とは異なる「空気清浄機」のレビューをする機会を頂きましたので、その使い勝手などを紹介してまいります。紹介するのは、Dreamegg(@dreameggjp)というメーカーの「CF-8010」です。Dreameggは、主にAmazonでインテリアや季節の製品を販売しているメーカーで、空気清浄機の他にも携帯扇風機や安眠グッズなど、生活環境を良くする製品を販売しています。なお、この製品はDreameggにサンプル提供いただいております。この場を借りまして厚く御礼申仕上げます。
私自身、ハウスダストアレルギー持ちで頻繁にくしゃみをしてしまうので、前々から空気清浄機には興味がありました。しかし、空気清浄機といえばプラズマクラスターが知名度高く、どうしても高額なイメージを持っていましたが、レビューする製品は、昨日こそ限定されているものの手に出しやすい価格ながら品質の良い製品でとても気に入りました。
1.スペック
●商品仕様(Amazon.co.jp製品ページより抜粋)
電源:AC 100 V~240V 50/60Hz
サイズ:19cm(直径)×33cm
本体重量:2kg
消費電力:弱(≤1.5W) ;強(≤15W)
運転音: 弱(≤30dB) ; 強(≤55dB)
UVライト波長:254nm
ライト寿命:約20,000時間
CADR風量※1:62CFM 105m²/h
適用面積※2:10~15 m²/6~10畳
フィルター使用寿命:6-12ヶ月
保証期間:1年間の日本国内安心保証
※1:CADRは1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表した指標。CADR値は高ければ高いほど、空気清浄機がお部屋の空気を浄化するスピードが速い。
※1:適用面積は規定の粉塵濃度(タバコ5本分の煙に含まれている粒子成分とガス成分)の汚れを30分で基準値以下にできる部屋の広さ。
サイズは直径19cm×33cm、重量は2kgですが、数字よりもコンパクトな印象です。消費電力は、風量”弱”で1.5W、”強”では15Wです。概算ですが、15Wでも24時間連続稼働で1日約9円といったところですね。30日使っても270円程度でしょうか。もちろん料金プランによって変わってきますが、1kWh=25円としても上記の価格です。つけっぱなしでもそんなに家計に影響はなさそうですね。心配で使わないときは消してしまうのですが…
運転音は、風量”弱”で30dB、”強”で55dBとのこと。55dBというと掃除機に近いレベルの音です。確かに最大風量だと運転音はすごいです。性能を発揮できる面積が6〜10畳とのことで、部屋1室程度が対象になります。フィルター寿命は約半年〜1年。ホコリの量などにもよるとは思いますが、交換頻度が少ないのは楽で良いですよね。
2.外観
正面はこんな感じです。上部にはDreameggのメーカーロゴが印字されており、下部には吸気口のメッシュがあります。
上面は各種ボタンが配置されています。また、ボタンはタッチ式になっていて指を置くだけで反応してくれます。タイマー、ライト、風量、電源の4種類に分けられています。タイマーは2,4,8時間から選択ができます。風量は微・弱・中・強の4種類を、風量ボタンを連続で押して切り替えていくような操作になります。
また、ライトのボタンを長くタッチすると睡眠モードになります。LEDの点灯とライトがOFF、微風量の設定で稼働となります。微風量での稼働は比較的静かで、睡眠の妨げになるほどの音量ではないです。私は睡眠時はこの設定にして使っています。
ライトのボタンは間接照明のような暖色系の点灯です。本体内部から光るので明るすぎる、ということはなく丁度よい明るさですが、光量の調節はできません。その他、本体内部の下部側(フィルターある部分)あたりを照らすUVライトをONにすることができます。UVライトの波長254nmで、除菌に適した波長と設定されており、吸入した空気を除菌して上部から排出するような仕組みです。
底面はこんな感じです。中心にハンドルが付いていてこれを回すことで底面を外すことができます。底面を外すことでフィルターにアクセスが可能です。硬すぎたりせず非常に簡単に開けることができました。
ハンドルを回し底面を外すと、この画像のようになっています。袋に包まれているのがフィルターです。ここだけの話、袋で包装されているとは思わず数日使ってしまいました…。
フィルターは固定式にはなっておらず底面に置くかたちになります。特に固定箇所もなくどうフィルターを設置するのか戸惑いましたが、無駄な機構をつけないことで誰にでも設置や交換ができるので、これはこれで良いと思います。
フィルターは表面はメッシュ、その下に白い羽のような部分があります。正確には3層構造となっているようで、表面側から、ホコリを吸着する層、花粉やPM2.5などの微粒子を吸着する層、アンモニア臭やタバコ臭を吸着する活性炭でできた層です。最終的に内部のUVライトで除菌をするので、空気清浄機能は十分と言えそうです。
本体背面中央部にはACアダプタの接続部があります。L字端子なので壁にも比較的ピッタリくっつけて置くことができました。
3.稼働時のライトや運転音(動画)
電源ONから、各種ボタンを押しての動作を動画にしました。一番注目して頂きたいのはやはり風量ごとの音です。部屋にいる際は常に稼働させることが多いと思うので、運転音が一番参考になるかもしれません。
動画の通り、風量”中”になると気になるほどの音だと思います。私自身、”中”では少しうるさすぎて部屋にいる際は”弱”設定で使っています。それ以外は、機能も複雑ではなく見たとおりに使えるので初めて使うユーザーには丁度よい製品だと感じました。
4.まとめ
この製品は、7月16日現在、税込み8,980円でAmazon.co.jpにて発売中です。この空気清浄機には2モデル存在していて、ひとつは今回レビューしました「集塵&消臭重視」タイプ、もうひとつが「花粉・集塵重視」タイプです。違いはフィルターの用途です。
フィルターについても、集塵&消臭重視が2,480円、花粉・集塵重視が2,380円で販売中です。
本文最初にも記載しましたが、私自身ハウスダストアレルギー持ちで、鼻がムズムズしたりくしゃみが止まらないことが多いです。そんな私でも鼻がムズムズする頻度が減ったので、快適に自室で作業ができるようになったことで変化かなと感じています。
また、この梅雨で部屋も湿気臭さがありましたが、外出中に稼働させておいて帰宅しても、しっかりと消臭ができていました。
正直なところ、プラズマクラスター級の高価な製品でないと効果は実感できないのではないかなと考えていたのですが、1万円以下でこれだけ十分な効果を実感できるので入門用として最適と言えるでしょう。こんなに変わるならもっと早く導入しておいても良かったなと感じてます。フィルター寿命も長く定期的に掃除してあげれば交換頻度も少なく済みそうなので、これからも愛用したいと思っています。
5.関連リンク(Amazon)
CF-8010(集塵・消臭重視)
CF-8010(花粉・集塵重視)
CF-8010 専用交換フィルター(集塵・消臭重視)
CF-8010専用 交換フィルター(花粉・集塵重視)