E-Ink製品の専門店、SKTが25.3インチサイズのE-Ink搭載PCモニター「BOOX Mira Pro」を発売します。SKTの取り扱うE-Ink搭載PCモニターには他に「DASUNG Paperlike253(25.3インチ)」がありますが、Mira ProはE-Ink搭載Androidタブレット「BOOX」のブランドが冠されていますので、私達にとってより親しみやすいと感じられます。
1.BOOX Mira Pro スペック
・ディスプレイ: 25.3インチ E-Ink glass EPD
階調: 16色グレースケール
解像度: 3,200 x 1,800(145ppi)
タッチ: 非対応
・入出力:HDMI、miniHDMI、USB-TypeC × 2、DP
・物理ボタン:リフレッシュ、機能、スクロールホイール
・スピーカー:デュアルスピーカー
・サイズ:
本体:594.2 x 349.2 x 11-26.5 mm /2,750 g以下
スタンド:222 (117.2) x 152(126.4) x 380 mm / 2,730 g以下
ディスプレイサイズと解像度はPaperlike253と同じです。あとは画質と描画速度ですね。ただ、これは実機を確認してみないとMira Proが上なのか、それともPaperlike253が上なのかはなんとも言えません。
なお、SKTの製品ページにこのような注意書きがありました。
Ipadなどでも接続は可能とされていますが、スペックの低いノートパソコン等だと、HDMIに接続しても表示されない場合があります。同サイズのPaperlike253で「動作が遅い」、「接続できない」など初期不良の問い合わせは、全てPCのスペック不足が原因でした。したがって、4k対応のGPUを搭載したデスクトップの環境でお使いになることをおすすめします。
「E-Inkだから」というのが理由なのかはわかりませんが、この製品の本来の解像度「3,200 × 1,800」をフルに活かすには接続するPCの性能も必要になるようです。「Iris Xeなら大丈夫」などの推奨スペックがあると良かったですね。
2.BOOX Mira Pro 筐体
正面から見たところです。近年BOOX製品はデザイン性が高くなり、どんどんカッコよくなっている印象がありますが、このBOOX Mira Proもシンプルで美しいデザインになっていると思います。ただ、ベゼル幅は少し太めですね。
ディスプレイを回転して、縦長表示にすることもできます。
背面です。筐体素材はアルミ合金で、シンプルで高級感のあるものになっていると思います。
もちろん角度調整も可能。
さらに、付属のスタンドを外してモニターアームに取り付けることもできます。
入出力ポートの位置はこちら。
3.BOOX Mira Pro 価格など
BOOX Mira Proは5月10日の発売予定で、SKTNETSHOP、楽天、Yahooショッピングで販売され、価格は税込み268,000円です。大画面のE-Inkディスプレイ、視認性がよく、目も疲れないくいので、長時間の文章入力とか、プログラマーの人が長時間コーディング作業をするとかの用途であれば、すごく快適に使えそうな気がします。が、さすがにBOOXタブレットのように気軽に購入できるような代物ではありませんね…。
4.関連リンク
BOOX Mira Pro:SKT 製品ページ
BOOX Mira Pro:SKTNETSHOP
BOOX Mira Pro:楽天
BOOX Mira Pro:Yahoo!ショッピング
コメント
Proじゃない方のMiraは、USB-Cケーブルだけで、映像出力と充電の両方が可能と記載されていましたが、こちらは明記されていますか?
お餅の方がいたら、使用可能かどうかを教えていただきたいです。