Ankerがキャンプなどアウトドアシーンでの利用に向くモバイルバッテリー「Giga Power Battery 15000 / 30000」を発表しました。この製品はアウトドアメーカーのSnow Peakとの共同開発品で、筐体にはAnkerとSnow Peakのロゴが入っています。Snow Peakはもともと有名なアウトドアメーカーですが、昨季に大幅な減収減益となったことが話題となり、この7月には株式を非公開化しています。だからこの製品がどう、ということは全くありませんけど、Snow Peak製品を愛用しているキャンパーさんも多いと思いますし、そういった方々には非常に魅力的に映るんじゃないでしょうか。
スペック表です。容量が異なる2モデルがあり、ポート構成は「USB Type-C × 2、USB Type-A × 1)同じですが、入出力の最大電力が異なります。ノートPCへの充電を視野に入れる場合は最大65W出力が可能な「30000」のほうがいいでしょう。
画像左がよくある「アウトドア用のガスカートリッジ」で右がGiga Power Battery 30000です。このように、キャンパーに馴染みのある外観になっているのが特徴です。アウトドアに興味がない人には違和感しかないと思いますけど。
画像左がGiga Power Battery 30000、右が15000です。キャップのところにUSBポートが配置されています。
それと、この製品は長寿命なバッテリーセルを使っており、電池寿命が「一般的なモバイルバッテリーと比較して約4倍」とのことです。この点は歓迎したいですね。
Anker Giga Power Battery 15000 / 30000は10月5日の発売で、Anker Japan 公式オンラインストア、Anker Store(Anker直営店)、一部の家電量販店、スノーピーク直営店などで販売されます。価格はGiga Power Battery 15000が21,780円、30000が31,900円です。また、トップ画像に写っている収納ケースも付属します。
私、昨年からキャンプに行くようになりましたが、個人的にはこの製品は「刺さりません」。Snow Peakユーザーではない、というのもありますし、この形状はいいとしても「価格が高すぎ」と感じます。
でも、世の中にたくさん出回っている「コラボグッズ」というのは基本的には非コラボの製品よりも高価ですし、それでも欲しい、という人も多く、ものによっては即時完売で入手困難、というものも目にします(皆さんご存知かと思います)。というか、何でもかんでもコスパ、コスパじゃ面白くないですよね。記事中にも触れましたが、アウトドアでSnow Peakのテントなどを愛用している方なら、この製品は「刺さる」んじゃないでしょうか。
関連リンク
Giga Power Battery 15000:Anker
Giga Power Battery 30000:Anker
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。