
DellのノートPC「XPS 16 (DA16260)」の製品紹介記事です。約1年ぶりに復活したDellの上位ブランド「XPSシリーズ」の製品で、同時に発表された14インチの「XPS 14 (DA14260)」はモバイルノートとして使えるサイズ感でしたが、このXPS 16は16インチディスプレイを搭載するスタンダードサイズのノートPCです。
XPS 14 (DA14260)については先に製品紹介記事を掲載済みです。こちらをご覧ください。
Dell XPS 14 (DA14260) - Core Ultraシリーズ3搭載、XPSブランドが約1年ぶりに復活
1. スペック表
| 項目 | 仕様 |
| OS | Windows 11 Home/Pro |
| CPU | Intel Core Ultra 5 325 Core Ultra X7 358H |
| RAM | 16GB/32GB/64GB (LPDDR5x, 7467MT/s) ※32GB/64GBはLPDDR5x, 9600MT/s |
| ストレージ | 1TB/2TB/4TB SSD (M.2 PCIe NVMe) |
| ディスプレイ | 16インチ (1,920×1,200) 16インチOLED (3,200×2,000)タッチ |
| 無線通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート類 | USB Type-C (Thunderbolt 4)×3 オーディオジャック |
| カメラ | Webカメラ (8MP/1080p)顔認証対応 |
| バッテリー | 70Whr |
| サイズ | 352.58×237.47×15.4 mm ※OLEDモデルは厚さ14.62 mm |
| 重量 | 1.7 kg ※OLEDモデルは1.65 kg |
2. OS/CPU/RAM/SSD
XPS 16にはカスタマイズモデル (カスタマイズオーダー)があり、以下の説明はカスタマイズモデルの仕様をもとにしています。
OSはWindows 11 HomeとPro、CPUはCore Ultra 5 325/Ultra X7 358Hを選択できます。いずれもCore Ultraシリーズ3 (Panther Lake)の型番でCopilot+ PCの性能要件を満たしています (Dell 16はCopilot+ PCです)。
個人的に特に注目したいのがCore Ultra X7 358Hのほうですね。「X7」という記号 (プリフィックス)はIntelでは初めて使われるもので、CPU性能だけでなくNPUは最大50TOPS、内蔵GPUのArc B390は最大122TOPをマークしますので、AI処理性能が大幅に向上しているものと思われます。また、Arc B390のグラフィック性能はGeForce RTX 4050並みと言われており、相当数のPCゲームもプレイできそうです。
RAMは16GB/32GB/64GBが設定されていますが、選択するCPUによる制約があります。Core Ultra 5の場合は16GBのみ、Core Ultra X7の場合は32GB/64GBとなります。SSDはCPUの型番によらず1TBから4TBまで選択可能です。
3. 筐体

ディスプレイは1,920×1,200解像度の液晶パネル (100%sRGB)と3,200×2,000解像度の有機ELパネル (タッチ対応、100%DCI-P3)から選択できます。XPSシリーズらしくベゼル幅が非常に細くなっており、そのために筐体サイズが16インチノートとしては非常に小さいです。

筐体は以前のXPSシリーズと同様に「CNCアルミ削り出し」の高級感あるもので、筐体色は「グラファイト」のみが設定されます。筐体デザインおよび筐体色はDell 14と同じですね。

キーボードです。16インチノートですがテンキーはありません。テンキーなし、というのは賛否がわかれそうなところです。日本語配列でバックライトもつきます。タッチパッド部分はパームレストとの境目が目立たず、ゴリラガラス3が貼られています。

入出力ポートの構成です。Thunderbolt 4が3つとイヤホンジャックがあるのみ。ポート構成もDell 14と全く同じなのですが、16インチサイズなので、USB Type-AポートやHDMIポートなど、もう少しポート数とポート種類が多くてもよかったのではないかと思います。
4. 価格など
Dell XPS 16 (DA16260)はDell公式サイトで販売中で、1月29日現在の価格は292,300円からです。なお、「納品に3ヶ月前後のお時間をいただいております。」とのことです。
Core Ultraシリーズ3 (Panther Lake)搭載のノートPCはまだあまり出回っていません (ウインタブが記事にした製品ではLenovo Yoga 7i 2-in-1 Aura Edition Gen 11がPanther Lake搭載です)。また、現時点だと各社の上位モデルに搭載されるものと思われ、30万円くらいは覚悟する必要があるのかもしれないですね(Yoga 7i 2-in-1 Aura Editionも最低価格は30万円前後です)。
5. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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