こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。なかなか日本での発売が開始されないWindowsPhoneですが、「きたるべき日」にそなえて少しづつ海外モデルのお勉強をしておきましょう。
WindowsPhoneといえばNokia、というのはWindowsPhone不毛の地である日本からでもわかります。日本にWindowsPhoneが再上陸する場合、Nokiaの機種となる可能性が高いのかもしれません。しかし、他にもWindowsPhoneを発売しているメーカーはいくつもあり、中でもHTCはWindowsPhoneのバリエーションも多く、日本でもAndroidスマホで大活躍していることから、「ひょっとしたら」的な期待を持たせてくれます。そこで今回は、米国で発表されたばかりのHTCのフラッグシップスマホ「HTC One (M8) for Windows」を紹介します。
1.スペック
ディスプレイ:5インチ 1,080×1,920ピクセル
OS: WindowsPhone8.1.1
CPU: Qualcomm Snapdragon 801, 2.3 GHz, クアッドコア
RAM: 2GB
ストレージ:32GB(microSDあり、最大128GBまで対応)
カメラ:Duoカメラ/インカメラ5Mピクセル
スピーカー:ステレオ(HTC Boom Sound)
通信:2G/3G/LTE
サイズ: 146.36×70.6×9.35mm, 160g
基本的には3月に発売されたAndroid版のHTC One (M8)と同じハードウェア構成でOSが最新のWindowsPhone8.1.1になっています。見るからに強そうなスペックで、さすがフラッグシップ機ですね。
2.デザイン
アルミニウム素材で継ぎ目がなく、非常に高級感のある外観ですね。最近のAndroidスマホがそうであるように、左右のベゼルが細くてカッコいいです。ボディもiPhoneのような直線基調ではなく、曲線を使った優美な形状です。
HTC One (M8) for Windows 360° View
上記のリンクページで360°のビューを確認できます。
3.もちろんCortanaも中にいます
HTC Oneだけじゃないですが、もちろん音声アシスタントのCortanaも中で待機してくれています。以前iPhoneを使っていたので、Siriの優秀さはそれなりに理解しているつもりですが、Cortanaは一体どれくらい優秀なんでしょうね?はやくお話してみたいです。
4.日本発売があっても手がでないか?
同じWindowsPhoneでも、NokiaとHTCだとかなりイメージが違うかな、という印象です。HTCの方は日本でも大人気のメーカーだけあって洗練された、ある意味日本人好みのデザインだと思います。Nokiaの方はよくも悪くも「あっちっぽい」デザインで、好き嫌いはありそうですが、独特の魅力を感じます。
さて、このHTC One (M8) for Windowsですが、米国ではキャリアの2年縛り付きで99.99ドルとのこと。日本でSIMフリー版が発売されたとして、これを買ったらどうなるんでしょうか?通信キャリアのサポートがない状態だと多分ThinkPad10が買えるくらいの値段になりそうな気がします。ちなみにEXPANSYSでAndroid版のHTC One (M8) 16GB版は5万円以上します。32GB版で技適マーク取ったらこんなもんじゃすまないでしょう。SIMフリーって、なんだか自由を勝ち取ったみたいな気になりますが、実際のところ高性能デバイスを値引きなしで買うのと一緒なので、ハイエンド機種を買うのはかなり辛いんじゃないか、と思います。
6.関連リンク
HTC One for Windows:HTC公式(英語)