またWindowsPhone新規参入の発表がありました。7インチから10インチまでのWindowsタブレットを販売しているgeanee(株式会社ジェネシスホールディング)の「geanee WPJ40-10BK/WH」です。geaneeは10月14日にMicrosoftが開催した「Windows 10 Partner Device Media Briefing」でWindowsPhoneを参考展示していたということですが、ここにきてプレスリリースを出し、正式にWindowsPhoneの発売を発表しています。
1.スペック
残念ながらハードウェア構成の詳細は明らかではありませんが、現時点で明らかなのは下記です。
OS: Windows 10 Mobile
RAM: 1GB
ストレージ: 8GB
ディスプレイ: 4インチWVGA(800 × 480)
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
通信: LTE対応SIMフリー機
LTE : Band 1/3/8/19
WCDMA : Band 1/6/9/19
GSM : 850/900/1800/1900
ネットワーク: 802.11b/g/h、Bluetooth4.0
バッテリー容量: 1,800mAh
予想実売価格: 12,800円
CPUの型番は明らかではありません。しかし、価格をみれば明らかにエントリークラスの製品ですね。これ、私が個人的に理想としていたものに近いです。過去にも書いたことがあるのですが、私はWindowsタブレットをいつも持ち歩いているので、スマホにはあまり高い性能を期待しておらず、小型で最低限カメラ性能だけはそこそこ、というのが欲しいんです。ちょこっと写真をとる時だけはスマホのほうが素早く動けますからね。
そして、12,800円ってWindowsPhoneでは最安値(といってもまだMADOSMAしかないですけど)になるんじゃないでしょうか?
2.デザイン
まず注目したいのは4インチディスプレイのコンパクトなサイズです。このくらいのサイズのスマホを待っていた人は多いんじゃないでしょうか?それもWindowsPhoneで!
カラーは「ホワイト」と「ブラック」の2色ですが、ホワイトモデルにはシルバー/ピンク/グリーンと3色のリアカバーが、ブラックモデルにはブラック/ネイビー/オレンジと3色のリアカバーが、それぞれ付属します(トップ画像がそれです)。私もそうですが、スマホの着せ替えに関心がない人でも強制的に3色つけられたら、いろいろ試してみたくなるかもしれませんね。
また、付属の色だけでは物足りない、という人のために、レッド、ライトブルー、パープルのオプションカバーも用意されています。
3.その他、発売時期など
geanee WPJ40-10BK/WHの発売時期は2015年末〜2016年始で、価格はこれまで書いてきた通り12,800円です。SIMフリーでLTE対応なので、MVNOと契約して格安で運用することも可能ですから、2台めのスマホとしてピッタリかな、と思います。私はすでにMADOSMAを持っていて、多分ドスパラのスマホも購入するような気がしているのですが、この製品にも強く惹かれるものがあります。Continuumを軽快に動かせるハイエンド機と、この製品のようなローエンド機を使い分ける、というのが理想なんですけどね。
4.関連リンク
”マイファースト Windows® 10 Mobile”「geanee Windows®10 Mobile LTE スマートフォン WPJ40-10BK/WH」を市場想定価格12,800円で発売:geanee プレスリリース
ついにWindows 10搭載のSIMフリースマートフォンの登場です:geanee 製品ページ
コメント
Zune代わりに使えるかも
IS12T より大きくなってしまうけど、これはいいですね。
中華製チップが、きちんと電波を捉えてくれればいいのですが…。
韓国製は、何しても繋がらないので、フラストレーションが溜まります(笑)
禿げしいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。でしょ?逆にいいですよね、こういうの。もともとそんなに性能を期待するような製品じゃないので、おっしゃるとおり電波のつかみさえ良ければ合格ですね。