こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。FREETELがすでに発売しているWindows 10 スマホ「KATANA 01」に続き、「KATANA 02」に関しても新たな発表をしています。KATANA 02の、当初予定していた販売価格29,800円(税抜き)を1万円引き下げて19,800円(税抜き)に変更する、というものです。また、発売時期に関しては「1月上旬になる見込み」とのことです。KATANA 02は先行して発売されているKATANA 01の上位に位置するモデルで、日本で発売、あるいは発売予定のWindows 10 スマホの「激戦になりそうなレンジ」に入ります。
製品概要
Windowsスマホの場合、なぜかCPUの型番が公表されないことあり、結局断定的なことが何にも言えないのですが、RAM2GB、ストレージ16GBというのは日本でWindowsPhone復活の口火を切ったマウスコンピューターのMADOSMA(RAM1GB、ストレージ8GB)よりは高スペックなのですが、それ以外の部分はMADOSMAと大きく変わりません。FREETEL製品としては上位モデルですが、Windowsスマホとしてハイスペック機ということでもありません。おそらくContinuumにも対応しないでしょう。
また、今回のリリースでは新しい筐体画像も公開されておらず、すごく気になるところですね。
あと、今回のリリースでは、「PREMIUM 補償 for KATANA 02」という専用サービス(機器の破損、水没などの際に安価で製品を交換できるもの)の発売も同時に発表されています。詳細は不明ですが、2年分の補償サービスを一括購入すると3,980円、月払いの場合は月額380円になる予定、とのことです。
ここにきて活況を呈しているWindows 10 スマホですが、KATANA 02の場合は競合製品(特にMADOSMAとドスパラが発売予定のDiginnos Mobile DG-W10Mを想定して書いています)と非常にスペックが似通っているので、逆にこのクラスの値下げ競争が加速するかもしれませんね。
Windowsスマホはマニア用端末ではなく、AndroidやiPhoneから「乗り換えてみようかな」と思っている普通の人にたくさん買ってもらわなくてはならないので、2万円を切るような価格でそこそのスペックの魅力的な製品がある、というのは歓迎すべきことだと思います。
関連リンク
Windows 10 Mobile 対応スマホ「KATANA 02」の販売価格を決定。画面5インチ、メモリ2GBで19,800円(税抜)FREETEL 公式サイト インフォメーション
コメント
過当競争が始まりますね。
ダンピング大戦争w
Fさん、こんにちは、コメントありがとうございます。なんかそんな気がしませんか?メーカーさんのいう「いろんな制約」のせいでこんなことになってしまい、ちょっと気の毒な気もしますけどね。
FREETELの端末をみて思ったんだけど
既存のAndroid端末にOSだけ10Mobileを入れたモノが出てくるんではないだろうか
そうすれば安いコストで作れるわけだし
誰かNexus用の10Mobileイメージ作ってくれないかなw
じぃさん、こんにちは、コメントありがとうございます。KATANA 01はそんな感じですね。あと、中国のシャオミとかもそんな試みをしているようです。簡単にできるんですかね?私にはよくわからないです。
確かWindows Phone 8の策定時までだったかはハードウェア3ボタンとハードウェアシャッターボタン、FMラジオなどと画面の縦横ドットががっちり固められてたのですが、Windows Phone 8.1の時か少し前にシャッターボタンが必須でなくなったりハードウェア3ボタンがソフトウェアでも可とか画面の要件が緩和されたとかで機器的にはAndroid機と兼用が可能な状態になりました。
「専用ハードウェアでないといけない」ことを緩和する措置でした。
以前の Windows Mobile (for Phone)の頃や現在のAndroid端末のようなフラグメンツ(多様化による混沌とした状態)が起こらないか不安でしたが緩和したとは言え「そこそこ制限している」ために、日本でもMADOSMAほかの8.1、Windows 10 Mobile の機体が発表され発売され、大きな問題もなくほとんど機種間の時間差無しのアップグレードやアップデート適用ができていることからするとこの措置はかなりうまくいってるのだと思います。
ということではやくMADOSMAのOTA施行を・・・。
あるえふさん、こんにちは、コメントありがとうございます。非常に詳しい経緯説明なので勉強になりました。Androidみたいに機種によって使えるOSのバージョンが違う、というのも困りますもんね。