こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ちょっと出遅れた感があるのですが、WindowsPhone Lumiaにハイスペック機が登場する、という情報がありました。2機種あり、コードネームは「Cityman」と「Talkman」です。海外メディア「UNLEASH THE PHONES」が確度の高い情報として報じ、それを「THE VERGE」が確認(confirm)して再度記事にしているので、かなり信ぴょう性が高いと思われます。この2機種はAppleのiPhone 6とiPhone 6 plusの関係によく似ていて、同等のスペックでありながら異なるディスプレイサイズ、という位置づけです。WindowsPhoneユーザーの中にはハイスペック機が全然出てこないことに不満を持っている人も多く、そういう人には朗報だと言えます。この2機種はおそらくWindows 10のMobile版のリリースに合わせて発売されると思われます。
1.スペック
Lumia Cityman
OS: Windows 10
ディスプレイ: 5.7インチ QHD(2,560×1,440)
CPU: Qualcomm octa-core(8コア)
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
カメラ: イン5MP/アウト20MP
Lumia Talkman
OS: Windows 10
ディスプレイ: 5.2インチ QHD(2,560×1,440)
CPU: Qualcomm hexa-core(6コア)
RAM: 3GB
ストレージ: 32GB
カメラ: イン5MP/アウト20MP
CPUの型番については不明ですが、おそらくSnapDragon 810か808だろう、とのこと。カメラ性能が高いLumiaらしく、「トリプルLEDフラッシュ」を搭載して、より自然な発色の写真撮影ができるということです。
2.Continuum使うならこれかな
私はWindowsPhoneが日本で発売されたら絶対に買います。そして「PCやタブレットとの役割分担」をどう考えるか、ということも考えています。今年中にスマホ(WindowsPhone)もPCもWindows 10になるわけですから、個人データはPC、タブレット、スマホ間でより高い次元で同期されることになり、その際のスマホの位置づけは「メールチェック、SNS、スケジュールのリマインド、カメラ」がメインになるだろうと思ってます。Webブラウジングとか動画視聴、Officeファイルの編集など文字入力の伴う作業はタブレットに任せればいいでしょう。そのため、購入するWindowsPhoneはハイスペックである必要がなく、むしろ3G専用のローエンド機でも十分なんじゃないか、というのが私の個人的意見でした。
しかし、ここにきて「Continuum」の機能が明らかになると、PC、タブレット、スマホの役割分担はそう簡単ではなくなりました。ネットゲーマーとか、イラストレーターとか、Excel職人はハイスペックPCを使い続けるんでしょうけど、PCユーザーのかなりの割合を占めるであろう「ライトユーザー」にしてみれば、外出時にはスマホ、自宅ではスマホ+テレビ+外付けキーボードでほぼPCを代替できてしまうから。Windowsタブレットにしても同様で、6インチクラスのファブレットにWindows 10が搭載されればタブレットの位置づけが怪しくなってしまいますね。
こういう世界をイメージしてしまうと、ハイスペックなWindowsPhoneというのは存在意義がすごく高くなるんじゃないかと思います。もちろん、Windows 10のモバイル版はPC版の機能をすべて持っているわけではないので、当面タブレットにしてもPCにしても重要なデバイスであり続けることは間違いないと思いますけど、「個人所有のデバイスはWindowsPhoneだけで十分じゃん」という人がかなりたくさん生まれるんじゃないでしょうか。
参考記事:Continuumスゲー!Windows 10の注目新機能でモバイル界を世界制覇か?
3.引用元サイト
Exclusive: Microsoft has two high-end Lumias coming this year [Specs]:UNLEASH THE PHONES(英語)
Microsoft is working on two high-end Lumia phones for Windows 10:THE VERGE(英語)