VAIOがモバイルノート「VAIO S13」をリニューアルしました。この時期のニューモデルなのでCPUが第13世代になっているのは想定内ですが、筐体が新しくなり、ディスプレイの形状も変わりました。
1.VAIO S13 スペック
スペック表
VAIO S13(2023) | |
OS | Windows 11 Home/Pro |
CPU | Intel Core i3-1315U / Core i5-1334U / Core i7-1355U |
外部GPU | なし |
RAM | 8GB/16GB/32GB(LPDDR4X、オンボード) |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB SSD(PCI Express×4) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ(1,920 × 1,200) |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1、(LTE) |
入出力 | USB 4 Type-C(Thunderbolt 4※)、USB 3.0 Type-A × 3、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、(nanoSIM) ※LTE非選択の場合、Thunderboltではなく、USB3.1(10Gbps) |
カメラ | Webカメラ(92万画素)顔認証対応 |
バッテリー | 約21.5時間(動画連続再生約13時間) |
サイズ | 299.3 × 221.1 × 17.7-19.6 mm |
重量 | 1.072 kg~1.084 kg |
コメント
CPUは第13世代の省電力タイプ(U型番)、Core i3-1315U/Core i5-1334U/Core i7-1355Uから選択可能ですが、カスタマイズ画面でCPUとRAM、SSD容量をセットで選択する仕組みなので、Core i3を選ぶ場合はRAM8GB/256GB SSDのみ、Core i5だと8GB/256GB、8GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TBの4パターン、Core i7だと16GB/512GB、16GB/1TB、32GB/1TBの3パターンとなります。
ディスプレイは13.3インチのノングレア(非光沢)タイプ、解像度は1,920 × 1,200(アスペクト比16:10)です。従来モデルが1,920 × 1,080(アスペクト比16:9)でしたから、表示サイズは同じでも形状が変わったということになります。よって筐体も新しくなっています。なお、ディスプレイについては有機ELとかタッチ対応といったバリエーションはなく、このタイプのみです。
2.VAIO S13 筐体
トップ画像とこの画像を見ていただくと、「いつものVAIO」と言いますか、あまり変わっていないように見えます。
(すみません、画像の縮率が違っていて見にくいと思います)こちらは2022年モデルですが、上部ベゼルの太さが全然違いますし、ディスプレイ形状が変わったのもわかります。
実際、筐体サイズも結構変わっています。
ニューモデル:299.3×221.1×17.7-19.6mm / 1.072kg~1.084kg
従来モデル:305.8×215.1×14.4-18.4mm / 1.049kg~1.055kg
…ただ、より小さくなった、とは言えないですかね。横幅は小さくなりましたけど、奥行き(長辺)は大きくなり、若干厚みも増しています。
キーボードです。日本語配列(かな文字あり)でキーピッチ約19 mm、キーストローク約1.5 mmと開示されており、バックライトは装備されません。また、キーボード部分は「アルミの一枚板」です。
VAIOノートではおなじみのチルトアップヒンジ機構(リフトアップヒンジ構造)になっていて、ヒンジ開口時にはキーボード面に適度な角度がつき、タイピングがしやすくなります。
側面と入出力ポートの配置です。…ちょっと注意事項が…。VAIO S13にはLTEモジュールのオプションがありますが、LTEモジュールをつけるとUSB Type-CポートがThunderbolt 4になり、つけないとUSB3.1(10Gbps)となります。
筐体色はこれまで掲載してきた「ブロンズ」のほか「ブラック」を選べます。筐体はMIL規格(MIL-STD-810H)の堅牢性を備えています。
3.VAIO S13 価格など
VAIO S13(2023)はVAIOストアおよびソニーストアで販売中で、8月29日現在の価格はVAIOストアで税込み146,520円から、ソニーストアでは税込み143,820円からです(いずれも発売記念で10%になった価格です)。
ちなみに、Core i5/RAM16GB/512GB SSDという構成だとVAIOストアで182,520円でした(10%OFF後の価格)。VAIOのモバイルノートには上位モデルのSX12、SX14がありますが、それらと比較するとかなり購入しやすいと感じられます。
4.関連リンク
[PR]VAIO S13:VAIOストア
[PR]VAIO S13:ソニーストア