TeclastのタブレットがAmazonでセール中です。今回ご紹介するのは2機種、うち1機種はボトムレンジの製品なので用途は限られそう（動画視聴など）ですが、もう1機種は「普通のエントリータブ」です。この2機種は販売元・出荷元とも「Amazon」です。つまり、AmazonがTeclastから仕入れをして販売をしているということですよね？また、Teclastいわく「Amazonが信頼したから仕入れをしてもらえた」とのことで、メーカーとしても誇れることのようです。
Teclastの顧客サービスに問題があるという噂は聞いたことがありませんが、販売元がAmazonなのであれば「なお安心」かと思います。
1.P30（64GB）
セール価格：10,910円
※過去価格は15,900円
※製品ページの3,400円OFFクーポンを使用した価格
※セール期間は3月9日まで
OS：Android 14
SoC：Allwinner A523
RAM：4GB（拡張機能により最大10GB）
ストレージ：64GB
ディスプレイ：10.1インチIPS（1,280 × 800）
カメラ：イン2MP/アウト5MP
バッテリー：6,000 mAh
サイズ：242.4 × 161.3 × 8.8 mm /545 g
※Wi-Fiモデル
※Widevine L1（NetflixではHD画質視聴不可）
冒頭で書いた「ボトムレンジ」の製品です。「とにかく安い」ので購入する意味はあると思いますが、私なら「動画視聴専用機」として使うと思います。快適にゲームをするのは難しいですし、Web閲覧やSNS、ニュースアプリなどの操作でももたつきを感じられるでしょう（動かない、という意味ではありません。「もっさりする」という意味です）。また、ストレージも64GBというのは「アプリをたくさんインストールするのはちょっと厳しい」レベルです。
しかし、WidevineはL1なので、YouTubeはもちろん、Amazonプライムビデオなどの動画サブスクリプションサービスでもHD画質視聴が可能です（ただしNetflixはHD画質視聴ができません）。
ということで、割り切りが必要なスペックのタブレットですが、物価が徐々に上昇していく中、10,910円という価格は魅力的かと思います。
Amazon製品ページ：
TECLAST P30 タブレット
2.P50
セール価格：15,910円
※過去価格は20,900円
※製品ページにある2,900円OFFクーポンを使用した価格
※セール期間は3月9日まで
OS：Android 14
SoC：UNISOC T606
RAM：6GB（拡張機能により最大16GB）
ストレージ：128GB
ディスプレイ：10.95インチIPS（1,280 × 800）90Hz
カメラ：イン5MP/アウト13MP
バッテリー：8,000 mAh
サイズ：258 × 170 × 8.6 mm /543 g
※Wi-Fiモデル
※Widevine L1（NetflixでもHD画質視聴可）
こちらは上にご紹介したP30の上位モデルです。エントリースペックの製品ですが、P30と比較すると快適性が大幅に上がっています。SoCのUNISOC T606は中華エントリータブの「定番」と言える型番で、ゲーム向きとは言えませんが動画視聴やWeb閲覧、SNSなどの利用であれば問題なくこなせます。また、ディスプレイのリフレッシュレートが90Hzなのも大きいですね。90Hzというのはそれほど高速とは言えませんが、低価格帯タブレットの標準である60Hzとは明らかに異なる挙動になり「パラパラ感（残像が気になる、コマ送りっぽく見える感覚）」が薄れます。また、WidevineがL1でNetflixでのHD画質視聴も可能です。
ちょっと残念なのがディスプレイ解像度で、1,280 × 800というのは人によっては少し粗さが気になるかもしれません。ただし、動画視聴の「HD画質」というのは1280 × 720解像度を指す（1,920×1,080はフルHD画質）ので、HDまでであればP50でも問題なく視聴ができます。
Amazon製品ページ：
TECLAST P50 タブレット
ウインタブ関連記事：
Teclast P50（90Hz）レビュー － 11インチでUNISOC T606搭載、Widevine L1の良スペックな低価格タブレット
※レビュー機はLTEモデルですが、このセール品はWi-Fiモデルです
2014年、低価格な8インチWindowsタブレットに触発されサイト開設。企業でユーザー側代表としてシステム開発や管理に携わっていました。「普通の人」の目線で難しい表現を使わず、様々なガジェットを誰にでもわかりやすく紹介・レビューします。
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