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買い切り型クラウドストレージのpCloud、ブラックフライデーセールは11月29日まで!最大60%OFFのチャンスなのでリマインドします

セール情報

pCloudのブラックフライデー
「買い切り型クラウドストレージ」pCloudの「ブラックフライデーセール」情報です。このセールについては先日記事を掲載済みですが、11月29日でセール期間が終了することから、リマインドの意味で再度記事を書いています。

なお、正確なセール終了時間は不明です。pCloudのセールページでは「11月27日19:00時点で『あと29時間』になっていましたので、29日早々にセールが終了する可能性があります。一方でpCloudは『1日だけ延長!』みたいなこともたまにやります。

pCloudには他のクラウドストレージと同様に無料プラン (各種条件をクリアすると最大10GBまで使えます)、月次もしくは年次支払いのプランもありますが、なんと言っても特徴的なのは「一度契約してお金を払ってしまえば(サービスが継続している限り)生涯使えるプラン (買い切りプラン)」です。

買い切りプランの場合、支払いは一度だけなので、セールによる恩恵は非常に大きく、「買い切りプランを契約するならセール時期に限る!」と言えます。

今回のセールは下記の2パターンです。

ストレージ買い切りプラン

買い切り型クラウドストレージのpCloudがブラックフライデーセールをスタート!

生涯プラン 通常価格 セール価格 割引率
Premium 1TB 435ドル
(68,295円)
199ドル
(31,243円)
約54%
Premium Plus 2TB 599ドル
(94,043円)
279ドル
(43,803円)
約53%
Ultra 10TB 1,890ドル
(296,730円)
799ドル
(125,443円)
約58%

※円価格は1ドル=157円としてウインタブが計算したもの。
※前回の記事では1ドル=155円で換算していましたが、本記事では11月27日時点のレートに近い1ドル=157円として再計算しています。

pCloudはドル決済です。現状、為替が円安に動いていて、11月27日の三菱UFJ銀行のTTSは1ドル156.91円でした。ちょっと損な気もしますが、明日、来週、来月に為替相場がどうなるかはわからない (もしわかるのなら、とっくに大金持ちになってます)ので、この点は考えても仕方のないところでしょう。

次に、2TBプランを例にとって、他のクラウドストレージと価格を比較してみます。

経過年数 pCloud
(年間換算 / 累積)
Google One
(年間 / 累積)
Dropbox Plus
(年間 / 累積)
1年目 43,803 / 43,803 14,500 / 14,500 14,400 / 14,400
2年目 21,901 / 43,803 14,500 / 29,000 14,400 / 28,800
3年目 14,601 / 43,803 14,500 / 43,500 14,400 / 43,200
4年目 10,950 / 43,803 14,500 / 58,000 14,400 / 57,600
5年目 8,760 / 43,803 14,500 / 72,500 14,400 / 72,000

※単位:円
※pCloudは1ドル=157円としてウインタブが計算したもの

支払金額ベースでは「3年間」でGoogle One、Dropboxと並び、それ以降は「長く使うほど割安」になります。よって3年以上使うつもりがあるのならpCloudがお得です。ただし、それぞれのクラウドストレージでは容量以外に付帯サービスがありますので、ここで言えるのは「あくまで容量に対する価格ではpCloudがお得」というだけですね。サービス全体でどれがベストか、という判定は難しく、人それぞれの判断になります。

3 IN 1 バンドル

買い切り型クラウドストレージのpCloudがブラックフライデーセールをスタート!

ブラックフライデーセールで初めて登場したバンドルプランです。買い切りストレージ5TB+Encryption+Pass Premiumのセットで599ドル (1ドル=157円として94,043円)。

買い切り型クラウドストレージのpCloudがブラックフライデーセールをスタート!

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Encryptionというのは「暗号化サービス」です。pCloudはEncryptionなしでも高いセキュリティを備えており、「TLS/SSLチャネル保護と256ビットのAES暗号化により、お客様のデータ保護に軍事レベルのセキュリティを提供 (pCloud公式サイトから抜粋)」しますが、Encryptionはいわゆる「ゼロナレッジプライバシー」を実現しています。つまり、暗号を解く鍵を「pCloudの中の人も知らない」ので、データ漏洩のリスクを極小化できます。ただし、もしパスワードを忘れてしまった場合、繰り返しになりますが「pCloudの中の人でも復元できない」ので、私のような不用心・管理が杜撰な人だとむしろ実装しないほうがいいかもしれないですねw

pCloud Passはパスワード管理ツールですが、この手のサービスはGoogleを始め各社にあります。ウインタブではpCloud Passを使ったことはなく (基本Googleパスワードマネージャーを使っています)、pCloud Passの優位性については言及できません。

まとめ

私もpCloudの「Premium Plus 2TB」を契約しています。それまで使っていたMicrosoft 365 Personal(OneDrive 1TBがつきます)は2025年11月をもって契約を終了し、OneDrive内のデータ (700GB超ありました)はすべてpCloudの移行 (バックアップ)機能を使って移行し、今や私のOneDriveは「ほぼ空」です。

pCloudの買い切りプランを契約して、もう半年以上になりますが、私の感想として「よくも悪くも普通」です。他のクラウドストレージと比べて特に便利であるとか不便である、という印象はありません。

pCloudのブラックフライデーセールは11月29日で終了となりますが、pCloudは年に数回同様のセールを開催しており、2024年の実績からみて「次はクリスマスセールかな」と予想しています。もちろん確実なことは言えませんし、セール価格についてもわかりませんが、クリスマスにセールをやらないとしても、バレンタイン時期など、そう遠くないうちに次回のセールはあるだろうと思います。

「今日明日でいきなり数万円を支払うのはちょっと…」という人も多いでしょう。冒頭に書いた通り、pCloudには無料プランもあり、容量は最大でも10GBと小さいのですが、それでも使い勝手を試すことはできます。今から無料プランを試す、ということになると今回のセール終了までにサービスの評価はできないと思いますが、「次回のセールに備えて、今のうちに試しておく」のも悪くないでしょう。

なお、上に書いた通り、私もpCloudの買い切りプランを契約していますし、pCloudの信用リスクをゼロとは思わないものの、同種の他のサービスと比較して著しい信用リスクがあるとは思っていません。ただし、pCloudについて懸念する人もいますし、XなどのSNSでもそのような書き込みを見ることができますので、心配な人は情報収集をされることをおすすめします。

関連リンク

執筆者:ウインタブ
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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