
HPの週末セール情報です。今週から「大決算祭り 第2弾(10月24日12:59まで)」がスタートしました。HPの人気モデルの大部分がセール対象となる大型のセールで、従来のセールよりも価格が下がったものも少なくありません。HPの新ブランド「OmniBook」シリーズもほとんどがセール対象になっていますよ。
この記事ではHPの「定番にして売れ筋」のスタンダードノート、「OmniBook 5 16シリーズ」をピックアップしてご紹介します。
なお、ウインタブではOmniBookシリーズの各モデルについて説明する記事を掲載していますので、OmniBookシリーズについて詳しく知りたい、という人はこちらの記事をご覧ください。
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1. 搭載CPU
OmniBook 5 16シリーズにはAMD版 (ag)とIntel版 (af)があり、それぞれの搭載CPUは以下のとおりです。このほか、Ryzen 8000シリーズを搭載するOmniBook 5 16-bcというモデルもありますが、この記事執筆時点では在庫切れです。
| モデル | CPU | RAM/SSD | ディスプレイ | サイズ |
| OmniBook 5 16-ag | Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350 |
16GB/512GB 32GB/1TB |
16インチIPS 1920×1200・タッチ |
357×254 ×18.6mm 1.79kg |
| OmniBook 5 16-af | Core Ultra 5 225U Core Ultra 7 255U |
16GB/512GB 32GB/1TB |
16インチIPS 1920×1200・タッチ |
357×254×18.6mm 1.77kg |
AMD版のCPUは「Ryzen AI 300シリーズ・コードネームKrackan Point」で、Intel版のCPUは「Core Ultraシリーズ2・コードネームArrow Lake」です。それぞれの特徴を説明します。
AMD版 (Krackan Point)
AMDの最新世代CPUで、AI処理チップNPUを内蔵しています。NPU性能は50TOPSと高く、Copilot+ PCの要件 (40TOPS以上のNPU内蔵)を満たします。つまり、OmniBook 5 16-agはCopilot+ PCです。
Intel版 (Arrow Lake)
Intelの最新世代CPUです。AI処理チップNPUを内蔵し、オンデバイスAI処理にも向くとされますが、NPU性能はあまり高くはなく(12TOPS)、Microsoftが定めるCopilot+ PCの要件を満たしていません。
「オンデバイスAI」「Copilot+ PC」ということを重視するならAMD版、ということになりますが、NPU性能を別とすれば、CPU/GPU性能に大きな差はなく、あとはお好みで…、ということになると思います。Intel CPUが好きならIntel版でもいいでしょう。
2. ディスプレイ

HP OmniBook 5 16-ag
OmniBook 5 16シリーズのディスプレイは1種類のみ、「16インチIPS液晶、1920×1200解像度、タッチ対応」という仕様です。
16インチといえば、主に据え置きで使う「スタンダードノート」ジャンルですが、ディスプレイがタッチ対応するのはちょっと珍しいです (ただし、コンバーチブル2-in-1筐体でペン入力に対応する製品なら16インチサイズでもタッチ対応します)。個人的にはノートPCのディスプレイがタッチ対応である必要は「必ずしもない」と思っていますが、PC操作に慣れておらずスマホばかり使っている、という人も少なくないでしょうから、そんな人にはディスプレイがタッチ対応するのは「とっつきやすい」んじゃないでしょうか。また、お子さんやお年寄りにも使いやすいかもしれませんね。
3. 価格など
「大決算祭り 第2弾!」でのセール価格は下記のとおりです。
OmniBook 5 16-ag:
・Ryzen AI 5 340/16GB/512GB:104,800円
・Ryzen AI 7 350/32GB/1TB:139,800円
OmniBook 5 16-af:
・Core Ultra 5 225U/16GB/512GB:109,800円
・Core Ultra 7 255U/16GB/1TB:149,800円
AMD版とIntel版の相違点は「基本CPUだけ」です。あとは筐体色でIntel版のみ「グレイシャーシルバー」「スカイブルー」の2色から選べる、というくらいでしょうか。
個人的には「NPU性能が高く、価格も若干安いAMD版がいいかな」と思いますが、あとはお好みで…。
4. 関連リンク
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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