中国メーカー、HiGraceもAmazon プライムデーに合わせ、セールを開催中です。HiGraceの製品は基本「エントリー機」なので、ある程度割り切った用途で使うことをおすすめします。ほとんどのセール品が搭載するSoCはAllwinner A523でAntutuスコアは15-16万点程度とされ、ゲームなどの用途には向きません。一方で1モデルを除きWidevineがL1なので動画視聴用としては悪くありません。ディスプレイ解像度が低めですが動画サブスクリプションサービスでHD画質試聴はできます。
セール品は下記のとおりです。すでにセールはスタートしており、セール期間は7月17日までです。なお、セール価格は製品ページにあるクーポンを使用したものです。
製品名 | SOC | ディスプレイ | 通常価格 | セール価格 |
A6H | Allwinner A523 | 11インチ(1,280 × 800) | 15,999 | 10,999 |
C13 | Alleinner A523 | 10.4インチ(1,280 × 800) | 10,899 | 10,355 |
C10 | Alleinner A523 | 10インチ(1,280 × 800) | 9,499 | 8,499 |
MB1001 | Allwinner(型番不明) | 10インチ(1,280 × 800) | 7,999 | 7,999 |
C9+ | Alleinner A523 | 11インチ(1,920 × 1,200) | 17,999 | 12,999 |
C107 | Alleinner A523 | 10インチ(1,280 × 800) | 13,999 | 9,999 |
※すべてWi-Fi専用機です
上記セール品のうち、MB1001のみWidevineについての説明がなく(ということはL3だと思います)、SoCの型番も非開示で4コアCPUという説明がありましたのでAllwinner A523(8コア)よりもさらに下の型番のはずです。製品価格は7,999円と極めて安価ですが、これらのことを考慮するとウインタブとしては購入はおすすめしません。というか、低スペック機が好きなウインタブとしても「A523なら許せるが、それよりも低性能だと2024年のいま、さすがに厳しいだろう」という考えです。
よさげなのはウインタブでも紹介記事を掲載したC107や、それよりも若干ディスプレイサイズが大きいA6Hあたりでしょうか。
また、ディスプレイ解像度が高くケースが付属するC9+は12,999円とセール品の中では高価ですが、SoC性能が低めであることを除けば決して低スペックでもありません。これらのモデルはRAM拡張機能がつき、ストレージも128GBありますので、動画視聴、Webでの調べ物、ニュースアプリなどに使うのであれば悪くないと思います。