Headwolfのタブレット「FPad7 Pro」にAmazonで使える割引クーポンが発行されました。FPad7 ProはSoC性能、ディスプレイ品質ともに低価格帯の中国タブレットとしては高水準なので、「そこそこスペックのいいタブレットを安く買いたい」という人にはおすすめです。
- クーポン価格:26,999円(参考価格は36,369円)
- クーポンコード:N7VISGXQ
- セール期間:10月3日まで
なお、「FPad7」と「FPad7 Pro」はストレージ容量のみが異なります。この記事はストレージ容量の大きいFPad7 Proについてのセール情報です。
項目 | 仕様 |
---|---|
OS | Android 15 |
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM | 8GB(仮想RAM拡張により最大16GB) |
ストレージ | FPad7 Pro:512GB |
ディスプレイ | 8.4インチ(2,560×1,600) |
バンド | FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28AB TDD:B38/39/40/41 |
無線通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 |
ポート類 | USB Type-C 、オーディオジャック microSDカードリーダー |
カメラ | 前面:8MP/背面:16MP |
バッテリー | 6,500 mAh |
サイズ | 203.7×125.8×8.5 mm |
重量 | 385 g |
OSはAndroid 15です。ウインタブがFPad7 (FPad7 Proではありません)をレビューした際はAndroid 14でしたが、最新のAndroid 16ではないものの、しっかり手が入っているようです。
SoCのDimensity 7050は低価格帯のAndroidタブレットに搭載されるものとしては高い性能で、Antutuスコアは約55万点(ウインタブによるFPad7の実測値)をマークします。このスコアは中国タブレットの上位モデルによく搭載されているHelio G99(スコア40万点前後)よりもワンランク高性能と言え、軽快に動作します。ただし、「もっぱらゲーム用」ということでタブレットを買われるのであれば、Xiaomi Pad MiniやLenovo Legion Tabなどのハイエンド機 (Snapdragon 8 Gen 3搭載)をおすすめします。
FPad7 ProはSoCだけでなくディスプレイも高品質です。8.4インチで解像度は2.5K(2,560×1,600)と高く、発色もキレイです。ただし、ウインタブのレビューでは「ブラウザーでのスクロールやゲームプレイでは残像が気になりました」と評価しています。リフレッシュレートが60Hzである、ということも影響しているかもしれません。なので、動きの激しいゲームをする場合は少し気になるかもしれません。WidevineもL1なので、動画サブスクリプションサービスの利用にも向きます。

Headwolf FPad7 下側面
FPad7をレビューしていてちょっと気になったのはスピーカー位置です。この画像はFPad7下側面 (縦向きに持った場合)ですが、このようにスピーカー位置が接近しているのと、横向きで持った際に片側 (右側、もしくは左側)からしか音が聞こえないので、臨場感が低くなってしまいます。
FPad7 Proよりもスペックのいい8インチタブレットはLenovoやXiaomiなどからも発売されていますが、これだけのスペックの製品が26,999円で買えるというのは間違いなくお買い得だと思います。
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※クーポンコード:N7VISGXQ(10月3日まで)
2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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