
Blackviewのタブレット「ZENO 1」がAmazonでセール中です。8インチと小ぶりな製品で、ウインタブでも実機レビューをし、その品質を高く評価しています。
レビュー記事はこちらです
Blackview ZENO 1 レビュー - 個性的な「スタンドつき8インチタブレット」、基本性能が良く、付属品も充実
・セール価格:16,980円
(セール前価格は17,990円)
・セール終了は12月14日
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Doke OS_P 4.2 (Android 15) |
| SoC | UNISOC T615 |
| RAM | 6GB(拡張機能により最大18GB) |
| ストレージ | 256GB |
| ディスプレイ | 8インチ (1,280 × 800) 90Hz |
| バンド | FDD:B1/3/7/8/20/19/28A/28B TDD:B40/41 |
| 無線通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2 |
| ポート類 | USB Type-C 、microSDカードリーダー 3.5 mmオーディオジャック |
| カメラ | 前面:8MP/背面:8MP |
| バッテリー | 6,000 mAh |
| サイズ | 198.6×125.9×8.2 mm |
| 重量 | 336.5 g |
OSはAndroid 15ベースの独自UI、Doke OS_P 4.2で、プレーンなAndroidのUIをベースにビッグサイズのフォルダやスマートウィンドウ (画面の端に小さなメニューが表示されるもの)などのカスタマイズが施され、独自アプリも多数搭載しています。
SoCはUNISOC T615で、レビュー時のAntutu Ver. 10のスコアは約33万点と高めでした。RAMは6GBで拡張機能により最大18GBとして使え、ストレージは256GBと大きめです。

ディスプレイは8インチで解像度は1,280✕800と低めです。ただ、サイズが小さいので、(さらに私の視力も悪いので)レビュー時には「動画では粗さを感じることはなく、Web閲覧でもフォントを拡大した際に若干粗さを感じたものの、ほとんど不満は感じなかった」と評価しました。WidevineはL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD画質視聴が可能です。また、リフレッシュレートも90 Hzと、低価格帯タブレットとしては健闘しています。

特徴的なのが「背面にスタンドを取り付けることができる (スタンドは付属品です)」という点です。このスタンドは取り外すこともできますし、使用しないときには背面に折りたたんで置けるので邪魔になりません。特に動画視聴時には便利に感じられます。

Blackviewの製品には「タブレットケース」と「ガラスフィルム」が付属することが多く、ZENO 1もケース (画像左下)と保護フィルム (画像右下)が付属します。ケースに関しては装着したままでもスタンドの利用が可能ですし、フィルムもガラス製で「買うと結構なお値段になりそう」なものです。
レビューしていてダメだな、と感じたのは「背面カメラの画質」と「スピーカー配置」でした。背面カメラはスナップ写真を撮影する気になれないくらいの低画質でしたね。また、スピーカーは「縦向きに持った際の下側面に2つ」という配置なので、横向きにして動画視聴をする場合はステレオ感が全く出ません。個人的には (タブレット製品なので)背面カメラの画質はどうでもいいと思いましたが、スピーカー配置はちょっと残念でした。
セール価格の16,980円というのは、UNISOC T615レベルのSoCを搭載する8インチタブレットとしては「それほど安くはない」というのが正直な感想です。しかし、ZENO 1の場合、スタンドがつく個性的な製品であること、ケースやガラスフィルムといった「タブレットの必需品」がセットされていること、そしてタフネスガジェットに強いBlackviewらしい、しっかり感のある筐体であることを考慮すれば、リーズナブルな価格だと思います。
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2014年にサイトを開設して以来、ノートPC、ミニPC、タブレットなどの実機レビューを中心に、これまでに1,500本以上のレビュー記事を執筆。企業ではエンドユーザーコンピューティングによる業務改善に長年取り組んできた経験を持ち、ユーザー視点からの製品評価に強みがあります。その経験を活かし、「スペックに振り回されない、実用的な製品選び」を提案しています。専門用語をなるべく使わず、「PCに詳しくない人にもわかりやすい記事」を目指しています。
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