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VAIO SX12(2021)- コンパクトなモバイルノートが最新世代のCPUを搭載し、より洗練されたデザインに!

VAIO SX12(2021)
VAIOがモバイルノート2機種「VAIO SX12(12.5インチ)」と「SX14(14インチ)」を発売しました。いずれも既存モデルのリニューアルです。この記事ではまず12.5インチのSX12についてご説明します。ちなみについ先日ウインタブで既存モデルの実機レビューをしたところなので、個人的にもとても興味があります。

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既存モデルの実機レビュー記事はこちらです。
VAIO SX12の実機レビュー - 12.5インチのコンパクトサイズに900gの軽さ!ビジネスシーンで大活躍してくれるはず!

1.VAIO SX12 スペック

スペック表

  VAIO SX12(2021)
OS Windows 11 Home/Pro
CPU Intel Celeron 6305 / Core i3-1115G4 / Core i5-1155G7 / Core i7-1195G7
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB/32GB
ストレージ 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 12.5インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1、LTE
入出力 USB 4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB 3.0 × 2、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、(nanoSIM)
カメラ Webカメラ(92万画素/207万画素)顔認証対応可
バッテリー 稼働時間 約28.0~30.0時間(動画連続再生の場合、約14.5~15.5時間)
サイズ 287.8 × 205 × 15.7-17.9 mm
重量 887~936 g

コメント

VAIOはVAIO STORE・ソニーストアで注文時に構成をカスタマイズして購入することができますが、ここでは「項目別に選択可能なもの」についてご説明します。

OSは最新のWindows 11 Home/Proです。まあここは当然といえば当然でしょう。CPUは第11世代Core i3/Core i5/Core i7、それとCeleron 6305です。このうちCore i5-1155G7とCore i7-1195G7はリリースされて間もない最新の型番で、従来の型番よりもクロックスピードが高くなっています。また、Celeron 6305は開発コードネームが「Tiger Lake」、つまり第11世代Coreプロセッサーと同じで、2コア2スレッド、Passmarkが公表しているベンチマークスコアは2,259と、Gemini Lake世代のCeleron N4120よりも若干低スコアです。

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RAMとストレージの構成は既存モデルと同じで、RAMは8GBから32GBまで、ストレージは128GBから2TBまでと、非常に選択の幅が広くなっています。なお、RAMは「オンボード」ということなので、注文時に容量を決めたら、あとは増設や換装はできません。また、SSDは「スタンダード」と「第4世代ハイスピード」の2種類があり、128GBはスタンダードのみ、また1TB/2TBはハイスピードのみとなります。ただ、ウインタブが既存モデルをレビューした際、スタンダードのほうをテストしたのですが、ビジネス用であれば、というかほとんどの用途でスタンダードでも十分に高速(NVMeなので)だと思いました。

ディスプレイは1種類のみ、12.5インチFHD解像度、タッチ非対応です。IPSという表記はありませんが、既存モデルのディスプレイは視野角が広く、角度をつけてみても白っぽくなりませんでしたので、ほぼ間違いなくIPS相当のものでした。なので、ニューモデルでもIPS相当の液晶になっていると思います。

入出力ポートはUSB Type-Cポートの規格が上がり、Thunderbolt 4になりましたが、SDカードリーダーとD-subが廃されました。まあ、さすがにもうD-subはねえ…。でも有線LANポートは健在です。

サイズはほとんど変わりません。

ニューモデル:287.8 × 205 × 15.7-17.9 mm / 887~936 g
既存モデル:287.8 × 203.3 × 15.7-18.0 mm / 887-906 g

まあ、少し変わったと言えばそうですが、「同じくらい」で片付けてしまってもいいかな、と。

2.VAIO SX12 スペック

VAIO SX12(2021)
正面から見たところです。既存モデルとほぼ同サイズなので、このアングルから見る場合は変更点がよくわかりませんね。

VAIO SX12(2021)
天板です。VAIOのロゴ位置なども既存モデルと変わりません。天板の両サイドが既存モデルよりも微妙に丸みが増しています。VAIO S12は「カーボンウォール天板(立体成型カーボンを使用)」なのですが、ニューモデルではカーボン素材が両側面に回り込むようにして貼られていますので、その結果丸みを帯びている、ということです。

VAIO SX12(2021)
別アングルの画像です。これを見ると、筐体が少し丸くなり、塊感、一体感のあるデザインになっていることがわかります。また、この筐体はMIL規格(MIL-STD-810H)準拠の品質テストをクリアしています。

VAIO SX12(2021)
キーボードです。既存モデルから配列は変わっていないと思われますが、キーストロークが1.2 mmから1.5 mmとなり、より心地よい打鍵感が得られるようになったとのことです。

VAIO SX12(2021)
側面と入出力ポートの配置です。SX12のポート構成は12.5インチノートとしては文句なしの充実ぶりです。でも、D-subが廃止されたのはまあいいとして、SDカードリーダーがなくなったのは少し残念。

VAIO SX12(2021)
筐体色はこれまで掲載してきた「アーバンブロンズ」のほか、「ファインブラック」「ブライトシルバー」「ローズゴールド」「ファインホワイト」の全5色、そして特別仕様の「ALL BLACK EDITION」「勝色特別仕様(濃い藍色)」も選べますので、プレミアムな外観がお好みの人に良さそうです。

3.VAIO SX12 価格など

VAIO SX12はVAIO STOREとソニーストアで販売中で、10月13日現在の価格はVAIO STOREでは税込み137,400円から、ソニーストアでは税込み123,100円から、となっています。ウインタブがイメージする「ありがちな構成」、Win 11 Home/Core i5/RAM16GB/512GB SSD/LTEなし、だとVAIO STOREで税込み218,800円になりましたので、「そんなに安くはないよね」という感じです。

先日既存モデルの実機レビューをして、その素晴らしさに惚れ込んでしまいましたが、既存モデルはCPUが第10世代にとどまっている、という点が個人的には少し気になっていました。「ニューモデルなかりせば」既存モデルでも納得はできたのですが、このニューモデルではCPUも最新世代となり、「胸のつかえが取れたw」かな、と思います。みなさんこれで安心して買えますね(いや、冗談ですが、でも冗談とも言えないか…)。

4.関連リンク

VAIO SX12icon:VAIO製品紹介ページ・VAIO STORE
VAIO SX12icon:ソニーストア

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