ウインタブです。長いことタブレット情報の記事を書き続けています。しかし、「iRULU」って初耳のメーカーです。実はこのメーカーの製品「Walknbook W3Mini 8」というのが、Amazonのタイムセールに出品予定になってまして、5月4日の0:30にセール開始になる、ということなので、せっかくですから少し調べてみました。
1.米国メーカー
iRULUのwebサイトやFacebookページを確認してみたところ、米国オハイオ州の会社のようです。Webサイトでは低価格帯のタブレット(Windows、Android)やスマホを販売していました。そして、Amazonに出店しているiRULU-JPというのは中国深センからのオペレーションになっていて、製品ラインナップや価格帯と合わせて考えると米国企業が中国タブレットを自社ブランドで展開している、というのが実態なんでしょうね。中国色が結構強いと感じました。
2.セール品の概要
OS: Windows 10 Home 32ビット
CPU: Intel Atom Z3735F
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,280 x 800)
カメラ: イン0.3MP / アウト2MP
ネットワーク: 802.11 b/g/n(2.4GHz)
入出力: microUSB、microHDMI、microSD、オーディオ
バッテリー: 5時間(Webを10秒に1回更新)
Amazonでの価格: 17,088円(5月3日現在)
スペックは典型的な低価格帯の8インチWindows タブレットそのものです。CPUはBayTrail世代、すっかりおなじみのAtom Z3735Fですし、RAM2GB、ストレージ32GB、ディスプレイがIPS液晶で1,280 × 800というのも普通です。
筐体デザインも普通といえば普通ですけど、決して悪くはありませんね。iRULUの小型タブレットは鮮やかなカラーリングで人気になっているようなのですが、この製品は背面がホワイトのみのようです。
この製品はWindowsボタンが物理ボタンになってます。また、microSDもちゃんとついてますね。意外に使いやすそう。
3.セール価格に注目!
ということでこの製品、決して悪くはないですが、新製品としてスペックに特徴もないし、中身は中国タブレット(ウインタブ推測です)だと思いますから、はっきり言って「価格勝負」ですね。
タイムセールでいくらになると思います?個人的にはTJCの8インチが実質的に1万円を大きく下回ってしまった、ということもあり、多少のことでは驚かないつもりですが、すごく気になります。期待して待ちましょう!
4.関連リンク
iRULU Walknbook W3Mini 8:Amazon
※タイムセールは5月4日0:30スタート(プライム会員は0:00スタート)です
コメント
夕べちょうどタイムセールでチェックしてましたけど、10台のみだったので開始直後に一瞬で完売してましたねw
セール価格は12000円台でした。
スペック・仕様的にも昨年の低価格帯8インチ中華タブのスタンダードなものなので、日本語設定まで済んでいるなら国内輸入販売店でMOMO8やONDAのV820を買うのと同じぐらいの価格でしたね。
通常価格の17000円だと、同程度の中華タブと比べると割高に感じますが、アマゾンの商品紹介でまったく触れられてないのでどうなんだろう?と気になってた技適もユーザーレビューによるとちゃんと取得されてるそうですし、不具合等の場合の返品対応についてアマゾンという流通大手に保証されてる安心感を考えれば、入門用の初Winタブとして選択肢にはなるかな、と思いました。
iRULUというメーカー自体の品質のばらつきとかがまだまだレビュー例が少ないので、そういう不安はありますけどね。
ailaさん、こんにちは、コメントありがとうございます。私もチェックしてました。記事には柔らかく書いたんですが、Amazonのレビューを読んでいると、この製品の品質は中国タブレットそのもののような気がします。本家の中国タブレットは、挙動に不安を抱えつつもデュアルブートにしたりCherrytrailを搭載したりと、それなりに冒険してくれているので好感が持てますが、この製品はそれもないんでねえ。Amazonという「場」の力がすごいんだろう、と思ってます。
新製品も何も去年からアマゾンにありましたよー
こんにちは、コメントありがとうございます。あれ?「新製品」なんて書いたっけ?と思ったら確かにそう書いてました。すみませんが、「現行製品」と読みかえてください。