たまに斜め方向からの記事を書いてくれるeye on Windowsが、5月のアメリカ合衆国(以下、単にアメリカと記載します)におけるWindowsPhoneのマーケットシェアについて投稿していました。情報のおおもとはcomScoreというリサーチ会社です。
上の図のように、アメリカでもAndroidとiPhoneの2強という状況は変わらず、5月に関してはAndroidが横ばい、iPhoneが0.6%のシェアアップとなっています。WindowsPhoneは横ばいではありますが、わずかに3.4%のシェアにとどまっていますね。ちなみにアメリカでのスマートフォンユーザーは1.69億人で、携帯電話市場の70%を占め、2月からは4%増加しています。なので、WindowsPhoneのシェアは横ばいながら、利用者数は4%増えた、ということになります。
なんか、お膝元のアメリカにしてはすごくシェアが小さいんですね。お膝元という表現はAndroidとiPhoneについてもあてはまりますけど。
ちょっと気になったので、全世界的にWindowsPhoneってどうなの?ということを調べてみました。
全世界ということで見てもWindowsPhoneのシェアは2013年では3.3%でしかありません。しかし、2012年から見ると大きくシェアを伸ばしており、台数で見るとほぼ倍増しています。マーケットシェアがここまで小さい状態ですから、倍増してもシェアの増加は1%にみたないんですね。
2014年、WindowsPhoneはさらに躍進するのでしょうか?OSもWindowsPhone8.1になり、Microsoftの追撃姿勢もかなり鮮明になっていますので、さらなるシェアアップを果たしそうな雰囲気です。特にヨーロッパと途上国でのシェアの伸びが著しいようです。
さて、あとは日本ですね。全世界のスマートフォン台数は約10億台で、そのうち日本は約57百万台なので、世界のスマホの5%は日本、ということになります。こういう大きな市場を放置しておいていいんですか?少なくとも私は買うので1台は増えますよ、Microsoftさん…
参考にさせてもらったサイト
WINDOWS PHONE US MARKET SHARE IN MAY REMAINED FLAT:eye on Windows(英語)
comScore Reports May 2014 U.S. Smartphone Subscriber Market Share:comScore(英語)
Android and iOS Continue to Dominate the Worldwide Smartphone Market with Android Shipments Just Shy of 800 Million in 2013, According to IDC:IDC(英語)