こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この記事は「オピニオン」であり、私の個人的な考えを述べています。先程ライターのかのあゆさんの記事「Microsoftがフル版Windows 10をARM向けに2017年リリース!「今度」はx86エミュレーションもサポート(かのあゆ)」を公開したところなのですが、ウインタブとしてはこの情報は2016年最大級といっていいくらいのビッグニュースだと思いました。
そしてまた、ARM版Windows 10のリリースは大歓迎すべきことだと思います。一方、ごく短期的に見るとまだ機能的には不安な点もありますし、他のWindows OSとの役割分担みたいなものがわかりにくいと感じてしまいます。
1.Windows OSが3つに
「Windows 10が3つに」と書くと、「いやいや、『ひとつのWindows』がWindows 10だから」と言われてしまいそうですが、そうはいっても私達ユーザーにしてみれば「今度出るARM版で3つ目かあ」というのが正直なところ。3つのWindowsはこんな感じで特性を説明できます。
対応するCPU
Intel系:Windows 10
ARM系:Windows 10 Mobile、ARM版Windows 10
※Windows 10 Mobileは上にある「Intel系」の32ビット、X86アーキテクチャでも動作可能という情報がありますが、私は対応製品を知りません。
で、今のところARM版Windows 10はQualcomm Snapdragon上で動作する、ということのみが明らかになっています。また、ここはかなり重要な話で、CPUのアーキテクチャによってインストールできるOSが異なる、というのがこれまでの大きな壁でした。かのあゆさんの記事にある通り、Windows RTが頓挫したのはCPUアーキテクチャの壁が立ちはだかったから、ということですね。
機能
Windows 10、ARM版Windows 10:Windowsのデスクトップソフトウェア資産が利用可能
Windows 10 Mobile:Microsoftストアのアプリのみインストール可、電話機として利用可能
一般の利用者目線だと、Windows 10とWindows 10 Mobileの最大の違いはここです。「なぜWindowsのパソコンを使うのか」というと、「たくさんソフトがあるから」というのが大きな理由の一つであることは間違いありません。もしWindows 10 MobileというOSがパソコンと全く同等に全てのソフトウェアを動かすことができたとしたら、世の中はすっかり違っていたかもしれません。
ARM版Windows 10はWindows 10と全く同等にデスクトップソフトウェアを動かすことができるとされているので、「世の中が変わってしまう」ような話になるかもしれません。ただ、Windows 10は電話回線を使った音声通話(要するに普通の電話です)には対応していないと思うので、ARM版Windows 10がWindows 10 Mobileのように電話機として使える機能を実装するのかどうか、ということによって事情は変わると思います。
かのあゆさんの記事にある通り、Windows RTの最大の敗因である、デスクトップソフトの互換性問題が解消された、ということになるので、ARM版Windows 10に期待してしまいます。
システム要件!?
Windows 10とWindows 10 Mobileにはそれぞれシステム要件があります。代表的なのがディスプレイサイズで、簡単に言うと8インチを境に、それ以上ならWindows 10、それ以下ならWindows 10 Mobileということになのですが、実際そうなっていない、というのはご存知のとおりです。5インチサイズでフルWindows搭載のGOLE 1とか5.5インチサイズでフルWindows搭載のGPD WINとかありますもんね。
ARM版Windows 10にもシステム要件が定められると思います。それを見ればMicrosoftがこのOSをどんなデバイスに使いたいのか、より具体的に分かると思います。
2.でも、エミュレーターでしょ?
少し意地悪ですが、おそらく私だけでなく多くのウインタブ読者の心にあるのが「でも、所詮エミュレーターでしょ?しかも32ビットでしょ?」という感想だと思います。
世の中には素晴らしいエミュレーターがたくさんあると思います。しかし、一般的なパソコンやスマホの世界だと「エミュレーター=もっさり」という先入観はありますね。実際、バイナリトランスレーション」という重たい処理が入るわけですし。
かのあゆさんの記事にもリンクしていた動画
を観ると、かなりサクサク動いていて、Photoshopもなめらかに動いていますけど、実際Photoshopでも重たい作業はしていないので、「これじゃわかんねえよ」といえなくもないです。
ソフトウェアが32ビットのみ、というのは個人的にはそんなに問題にはならないと思います。主要なビジネスソフト(Officeとか)はみんな32ビットなので。ですが、多少は我慢するとしても、実際どのくらいもっさりするのかしないのか、というのは今から大いに気になるところですね。
3.パソコン用としてのSnapdragonの性能
冒頭にお断りしたとおり、この記事はオピニオン記事なので、若干乱暴なことを書きます。
パソコンやスマホの性能を測定するには「ベンチマークソフト」を使うと便利です。もちろん個々のベンチマークソフトにはそれぞれ得意・不得意がありますので、一つのベンチマークソフトだけで完璧に性能を把握することは難しいです。で、ここから乱暴な話をします。
ウインタブでスマホやタブレットの性能テストをする際に活用している「Antutu」というベンチマークソフトがあります。AntutuはiOS、Android、Windows 10(UWPなのでWindows 10 Mobileでも使えます)でアプリ化されていて、デバイスの性能を数値化して表示することができます。
参考
BungBungame KALOS 2(Samsung Exynos 7420): 88,439
Teclast TBook 16 Pro(Atom x5-Z8300): 58,578
Onda OBook 20 Plus(Atom x5-Z8300): 57,378
Cube iWork 8 Air(Atom x5-Z8300): 55,918
Onda V80 Plus(Atom x5-Z8300): 55,473
マウス MADOSMA Q601(Qualcomm Snapdragon 617):48,008
Teclast X89 Kindow(Atom Z3735F): 47,495
YOKA KB2(Amlogic S912): 36,679
Teclast X10(MediaTek MT8392): 31,561
Cube T8 Super Version(MediaTek MTK8735P):23,925
これらは全てウインタブが実際に測定した結果です。残念ながらほとんどがWindows/Androidのデュアルブートになっている製品で、CPUがAtom Z8300、稼働OSがAndroid、というものです。
私の経験上、「Android上でAtom Z8300のAntutuスコアは5万点台半ば、Atom Z3735Fだと4万点台後半くらい」ということは言えます。
一方のSnapdragonですが、ウインタブの実機レビューでテストしたことがあるのは「マウス MADOSMA Q601」のみで、結果は「Snapdragon 617で48,008点」です。たった一台のテスト結果ですし、OSもAndroidとWindows 10 Mobileで異なるので、信憑性に疑念はあるものの、そのへんの疑念に目をつぶれば「Snapdragon 617のCPUとしての性能はAtom Z8300以下か、せいぜい同等」くらい、ということになります。
一方、ハイエンドのSnapdragon 820とか821はウインタブでのテスト実績はありませんが、Google検索してみると「だいたい13万点くらい」であることがわかります。複数のサイトでこのくらいの点数になってましたから。なので、Snapdragonでも最新のハイエンドモデルであればAtomを数段上回る性能だ、と言えそうです。
はい、ここでバケモノみたいなスコア「184,776点」です。Snapdragon 820のスコアを軽々と越えてしまってますね。実はこれ、私のThinkPad 13(Core i3-6100U)のものです。Snapdragonもスゴイですけど、「パソコンをなめんじゃねえ」って言わんばかりのスコアです。Core i3-6100Uというのは個人的には満足してますけど、パソコン用のCPUとしてはそれほどスゴイ、というものではありません。仮にドスパラのゲーミングPCなんかで測定したらこの数倍くらいのスコアになると思います。
さらに乱暴なことを書くと、「で、それでエミュレーター動かすのかい?」となります。ハイエンドのSnapdragonであれば、エミュレーターであってもAtomの非エミュレート時と同等以上の処理速度になるかもしれません。でも、それでフォトショを快適に動かせるのか、といえば若干疑問ではあります。
Snapdragonのハイエンドを搭載した小型デバイスって、おそらくAtom機よりもずっと高価になると思います。下手するとCore i機よりも高くなるかもしれません。ですが、ARM版Windows 10のシステム環境でデスクトップソフトウェアを動かす、ということになると、その価格に見合う性能にはならないだろうと思います。
4.どんなデバイスに搭載される?
ARM版Windows 10はどんなデバイスに搭載されると思いますか?比較的大型のもの、例えば10インチサイズ以上のタブレットだとしたら、わざわざSnapdragonを使う必要はないと思います。Snapdragonが生きるのは小型のデバイス、つまり7インチとか8インチくらいでしょう。逆にそれ以上小さくしてしまうと、今度はWindows 10 Mobileとの棲み分けを考える必要があります。
というか、サイズ以前にWindows 10 Mobileってどうなるの?と思ってしまいます。特にハイエンド機種に搭載されるContinuumとARM版Windows 10って、かなりオーバーラップしています。というかARM版Windows 10のほうがパソコンとして使うなら使い勝手が数段上になるでしょう。
結局のところ、ARM版のWindows 10は電話回線での通話機能(しつこいですけど、普通の電話、という意味です)を実装した上で、Windows 10 Mobileの上位OSになる、というのが収まりがよくないか?という気がします。そうなるとContinuumも必要なくなる?
また、先日記事にした「Onda Xiaoma」がそうですが、早々とApollo Lake世代のCeleron(あるいはPentium)がタブレットに搭載され始めており、これもまたSnapdragonの上位モデルよりは安価に調達できそうな気もしますし、エミュレーターでなしにWindowsのデスクトップソフトウェアが動いちゃうわけですから、フルWindowsありき、ということならみんなApollo Lake機を選ぶんじゃないか、と…。
そうすると、2017年については
・スマホではWindows 10 MobileとARM版Windows 10が共存、低価格帯がWindows 10 Mobileに、高価格帯がARM版Windows 10に。そして、ARM版Windows 10搭載スマホは大ヒットする(希望)
・小型タブレットではARM版Windows 10とWindows 10が共存、比較的サイズの大きいものはApollo Lake搭載のWindows 10に、サイズの小さいものはARM版Windows 10搭載となるが、価格がネックか?
・いわゆる「パソコン」については従来通りWindows 10の世界が継続
というシナリオを想像してみました。
ただ、これはごく短期的な展望でしかありません。ARM版Windows 10はまだスタートラインにすら立っていないので、年数を経てWindows 10と同等の処理性能を手に入れるかもしれません。そうなれば本当に「CPUの垣根とデバイスサイズの垣根を越えた、ひとつのWindows」が実現することになりますね。
みなさんはどう考えますか?いつもどおり、コメントをお寄せください。この話題はウインタブで継続していきたいと思っているので、賛成、反対、独自見解などお寄せいただければ幸いです。いただいたコメントをもとに後日フォロー記事も書かせていただきます。
また、先日も書きましたが、多くの方から自由なご意見をうかがいたいので、「AさんのコメントをBさんが攻撃する」的なのはご容赦ください。よろしくお願いいたします。
5.関連リンク
Microsoftがフル版Windows 10をARM向けに2017年リリース!「今度」はx86エミュレーションもサポート(かのあゆ)
コメント
6から14インチという情報が出ているのでAtomタブレットあたりは全部置き換えを狙っていると思われ
ARM版Windows10は先ず次期Surface3(出るのであれば)に搭載される思います。
対応するのは主に6から14インチ位のタブレット用かなと。
これ以上だとCoreM機の立場が...。
MacOSもARM移行みたいなのでこれから盛り上がると良いですね。
8インチとかにはスナドラのっけるんすかねえ
で11inchの2in1あたりにはApollo lakeのやつすかねえ
ARM版のWindowsということで、期待と不安とが混じっているわけですが……
そもそも、Windowsに求めることと、スマホに求めることは別という大前提を忘れてはいけないでしょう
Windows(パソコン)に求めること
高性能、高拡張性、リッチインターフェースによる高い生産性と正確な操作性
過去の多くの資産の引き継ぎ
スマホに求めること
持ち運び易さ、駆動時間、諸々の一般的なアイテムの統合、プアインターフェースでも満足な稼働が出来ること
WindowsというOSを背負う以上、最低でも過去の資産の引き継ぎは絶対条件です
それを今回は満たしたものの、今度はリッチインターフェースに最適化された遺産を、タッチパネルというプアインターフェースで操作するという齟齬が発生します
よって、スマホとしてのARM版WindowsはAtom-X3並のニッチ商品になると思われます
はっきり言えば爆死確定ですね
当たり前ですが、スマホはWindows10モバイルに全部丸投げしましょう
ARMエミュレータの一部でも使えればスマホでは十分でしょうね
逆にARMを使えるということは、小型の筐体において常に問題となる発熱をかなり楽にいなせると言うことです
すなわち、7インチタブレット以下のサイズのUMPC等において面白い商品が出て来る可能性が高くなります
CPUがアップグレードできなくて御蔵入りとなったGPD WIN 2の開発、発売も十分にあり得る訳ですね
10インチを越えるようなサイズでは既存のintel CPUが使えるので、わざわざスペックを落としてコストをあげる必要もないでしょう
7~10インチ間は微妙な所ですが、熱に悩まされるサイズなのでARMが採用されると思われます
ただ、特性の異なるコアを複数搭載することが多いARM CPUをどれだけ活用できるか、エミュレータでどこまで動けるのか、という問題があるわけですが……
このあたりの問題点はWindowsの3Dゲームがどれだけ動くかが一つの目安となりそうですね
ちゃんと動くのかな。特にドライバ類。同じWin10上でも、64bitソフトからスキャナが使えないなんて事も起きてるのに。あと、画面サイズでの妙な規制はやめてほしい。どんなハードを作るかはハードメーカーが考える事。
なんだか、矛盾がいろいろあって、実際の製品が発表されないとイメージがつかめないですね。
8.1 with Bingみたいに条件設けて廉価で販売したりするのかな?
でも、「どんなハードを作るかはハードメーカーが考える事」とは、おっしゃるとおり!
Microsoftの思惑なんか無視して変態機器を続発する中華メーカーに期待ですね!
snadra600番台クラス以下でも動かせて、現Atom系やAndroidタブレット並の低価格で発売出来るのか…ですね。
10万円とか出すならcorei5かi7の普通モバイルノート買っちゃいますよね。
Windows 10 mobileでもエミュレータでデスクトップアプリを動かす計画らしいので、エミュレータの再現性が最大の鍵でしょうね。
もしエミュレータが問題なく動くなら、Windows phoneとARM Windowsは共に発展する可能性もあります。
Windows用のハードウェア(プリンターやDVDドライブ、ゲームキャプチャー等)はARM WindowsやWindows phoneでも使えるように出来るのですかね。
Apollo Lake機はAtom機並の省電力が達成できるのかが気になります。
長いバッテリー持ち時間と、スマホと同じ充電ケーブルでモバイルバッテリーでも充電出来るのが、Atom機の魅力でしたから。
ARM Windowsは非常に楽しみでもあります。
SIMフリーWindowsがASUSやハーウェイから続々と発売される未来も来るのでしょうか。
ユーザーの選択肢が多様になるのは大賛成です。
現状のデュアルブート機が(Atom搭載だから)どうしてもWindowsメインになるのに対して、Androidに最適化されたデュアルブート機が出てくるのはおもしろい
まだWinRTが生きていたころ、Surfaceに「筐体好きだしこれにデュアルブートでAndroid入れられないかなぁ」とか考えていた自分としては結構アリだとおもいますし中華メーカーにはそういったコンセプトで商品作って欲しいなぁとも思います笑
もっと言うならパッケージ版出してARM系のCPU搭載機にユーザーが新規でインストールできるようになれば最高です。Windows搭載薄型軽量XperiaZ4Tabを自分で作れたりすれば…さすがに810だと厳しいか…
実演はElite x3相応ということなのでSnapdragon 820
噂では推奨スペックはSnapdragon 830になるらしい(?)
エミュるとすると当然メモリが必要でしょう
SurfacePhoneのリークスペックで8GBという情報も合点がいきます
Win10 IoTみたいにラスベリで動かす・・・のはちょっと無理っぽいか
噂通り83系だとiPadProやGlaxyTabなどのARMタブと同価格帯になりますね
コスパ次第かな
ハイエンドでAtom程度だと論外
Apollo Lakeに完全敗北
現状こっちのが有力
ミドルレンジ程度でも快適に動作するならAtomの代替えに
8~10インチにSnapdragon
11.6~インチにApollo Lake
みたいな感じ?
あとスマホにARM版Windowsを積むにはスマホUIを組み込むところから始めないと
Windows 10 MobileはContinuumにx86エミュ積んでスマホ兼デスクトップ
ARM版Windowsはタブレット向け
で完全に住み分けていると思うのですが
まあそのうちOSは統合されそうだけど
これで絶滅寸前だった8インチWinタブ復活ですね。
恐らく、windows搭載のスマホが出るぞということではなく…
androidのストアでアプリを導入するとwindowsが動くぞ、
という性質のものなんじゃないでしょうか?
記事にあるように、価格を考えるとsnapdragonでやる理由がないですよね。
以前にandroidのアプリをwindowsでも使えるようにするとかそんな話が
あったと思うのですが、思想としてはその延長線にあるものかもしれません。
ですから他OSありきのものに思えるので過剰な期待をするとまたまた
肩透かしを食らうかもしれません。
現時点だと、中途半端な印象が強いです。
あるいは、HP elite x3で例えれば、ドックにもCPUを積んだようなシステムが出るなら、コストはともかく一台で済ませるニーズは…
正直少ない気はしますが、セールスポイントを作る意味でそんな展開を期待します。
今ある情報だと、そう言う奇策を除けば、技術デモ以上の価値を見出せないように思っています。
タブレットには良いと思いますが、UI等の面でmobile版の置き換えにはならないんじゃないかと思います。
例えばARM版macOSが出ても、iPhoneからiOSが無くなるなんてことは起きないでしょう。
今回のARM版デスクトップWindowsにmobile版UIも統合されるとかなら別ですが……
Win32のアプリケーションがどのくらい動くかやはり気になりますね。
ただ、動いたところで、みんな(特にタブレットだと)IEかofficeくらいしか使わない人が多いわけですから、実はx86のアプリが動くって多くの消費者にはどうでもいいことだと思うんですけどね。マニアとしては楽しいですが
だれかiPad ProでARM版Windows動かすとか変態なことしないか期待してます。
Bay-TrailのWindowsタブレットが出た頃にもありましたが、Androidタブレットとほぼ同設計または小変更でWindowsにも対応できるようになるのではないかと。
そうするとAtomの終息で適切なプロセッサがなくなっていた小型Windowsタブレットにとってはいいのではないかなあと。
ただ、x86エミュレーションの性能、使い勝手によってはWindows RTと同じ運命をたどらないか不安もあります。
何故かあまり触れてないけど、肝心なのは性能よりも「LTE通信出来る」事にあるかと。
負荷の高い性能じゃなく、ネットに繋がってOfficeとedge使えてbitlocker暗号化出来て指紋認証とか出来る小型PC欲しいサラリーマンは多いと思います。
まぁ今でもVAIO S11LTEモデルが最安12万、スナドラ835積んだ11型も大して変わらないかも。。。
ARMが売れて焦ったintelが安売り始める事に期待
真のwindowsフォンキター!
win10モバイルはお役御免ですね、これ
モバイル時にはエミュ封印でwin10モバイルそのもの。コンティニュアム接続時にだけエミュが動くと予想
※デスクトップ版windows10にも電話アプリあります。simスロットが無いのでアレですし、どんな動作するか知りませんが
言われて納得。多分、そういう挙動させますよ、これ。でないと、これまでの開発コストをドブに捨てることになりますから。
実際このニュース見て思ったのは、「Win10 Mobile」を終息させられる条件がほぼ整ったというか、最早そう遠くない内に収束させる方針なんだろうなと。
PC版に「タブレットモード」と同様に「スマホモード」のUIを追加して、アクションセンターから自動又は任意で変更できるようにして、090通話アプリを追加したら、わざわざシェア数%しかない「Win10 mobile」をPC版と分けて存在させる理由はほぼ無くなる。
スナドラ200番台とかの低性能CPUに対しては切り捨てるか、OS側でエミュレーター機能を作動させない、UIはスマホモードから変更できないなどの制限を掛けるなどして対応するか。
上手い事Atomの後継選びと「mobile版終息・PC版に一本化」の一挙両得が出来たと考えます。
値段はネックになるでしょうが。
MacBookにA10Xが搭載される?って噂ありましたがWindowsに返り咲く方が先でしたか>ARM系
x86の座奪い取るのは時間の問題思ってましたが案外早かったですね。
3Dでスコア稼いでるに過ぎない印象のSD820ですがは今後は3D抑えてIPS伸ばしてくるかもしれませんね。
逆にこれでスナドラの値段が下がって、いい具合にAtomと置き換わってくれたらいいな
正面から情報を捉えるとARM版は困惑します・・・
UWPとは別にARMネイティブアプリ(デスクトップアプリ)が発覚しましたからね
しかもW10Mでも次期アップデートでwin32は実装がほぼ確実視されてる事
事実発表でW10MについてMSは諦めていないと改めて意思を示した事です
2つの見方をする人に分かれると思います
ひとつはARM版W10DとW10Mは併存する
消えたAtom系市場の穴埋めと
ARM版デスクトップ系の新たなハードウェア市場を創出する
大筋に変更が無いので無難ですね
もうひとつはやや突っ込んだ見方で上の方の予想に近い見方もできると思います
ARM版W10Dに統合してW10Mの消滅
これはwin10構想のスジ書きが変わるややこしい可能性です
ARM版W10Dは省電力に振ることがほぼ不可能と思われるため
これは同時にスマホ市場を諦めデスクトップに注力するとも言えます
可能性は低いですがあり得ないとは言えません
皆さん概ね歓迎ムードであるようですね。
ARM版は組み込みに使われるのでしょうか?ATMや工作機械は通信機能とのセットでの使用が前提としてなっていますので、ARM版は向いているように感じます。
(ATM、POS、自販機、NC工作機械、建設機械など、センターと常時通信するのが当たり前になりましたね)
ウチの古い数値制御旋盤はCEで動いているのですが、通信ハードとの親和性やソフトの開発がネックになったのか、短い期間で後継機はwindows pro版に置換されてしまいました。(工作機械は位置情報を通信できないと起動できない仕組み)
先日基盤の修理費を見積もったらワンオフで作ることになるからと最高級のデスクトップが数台買える程の見積価格になりました。
PCや携帯電話と違いATMや工作機械は長期間稼働し続けます。
短期で投げ出されたら個人使用の機器よりも社会的な影響は大きいでしょう。