こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。幕張メッセで開催中(9月21日と22日はビジネスデイ、23日と24日は一般公開)の東京ゲームショウに行ってきましたので、これから2回に分けて簡単にレポートします。ただ、「ゲームショウ」なので、ウインタブがいつも記事にしているハードウェア関連よりも、ソフトウェア関連が主役なんですよね。ご存知の通りウインタブはオンラインゲームそのものの紹介記事を書くことはしていないので、ハードウェアメーカーを中心にいろいろ見てきました。
これはHPのブースですが、このように各社とも東京ゲームショウで新しい製品を発表するというよりは、現行モデルを展示し、入場者にゲームを体感してもらう、というブース構成になっているところがほとんどでした。なので、じっくり新製品を現地でレビューするのは難しく、一部の新製品に触ってみる、という感じでした。
1.HP
まずはHPです。製品ブランドOMENを前面に打ち出したブース構成で、デスクトップ、ノートともかなりの台数を展示し、各種ゲームを体験できるような作りです。
新製品ではこれ、バックパック型としても使える「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」です。発売直後の製品ですが、展示されている製品を自由に背負ってみるとかはできませんでした。以前ドスパラの展示会でバックパック型PCを背負ってみたりもしましたが、それと比較するとOMEN X Compact Desktopは本体サイズがすいぶん小さく感じ、またバックパック型として使用する場合(つまりデスクトップPCとして使う)以外でもデザイン性が非常に高いと感じました。
HPのゲームショウ展示品ということで、一番楽しみにしていたのが「OMEN X by HP 17」です。この製品は11月の発売予定になっており、このショウでは米国仕様のものが1台だけ展示されていました。さすがHPのハイエンドゲーミングライン「OMEN X」だけあって、デカイ(17.3インチ)し、ゴツいですね…。
実機を自由に操作できるわけではなかったので、この製品のセールスポイントである「メカニカルキーボード」の感触を試してみました。私は「ノートPCのメカニカルキーボード」には触れたことがありません。
このキーボード、たしかにメカニカルという感じはするものの、ノートPCだけにストロークが浅く(とはいえ、一般的なノートPC用キーボードよりは深いです)、クリック感もあまり強くありませんでした。なので、デスクトップ用のメカニカルキーボードを知っている人だと「?」と感じるかもしれません。また、肝心のパフォーマンスについてはチェックができませんでした…。
2.MSI
ハードウェアメーカーとしてはMSIも出展してました。ただ、ウインタブではMSI製品をあまり取り上げることはないので、どの製品もわりと新鮮な気持ちで見ることができました。
「GP62M(GeForce GTX1050Ti搭載機)」のWorld of Tanksコラボモデルです。WoTに熱中している人なら思わず欲しくなるようなグラフィックですね。
ん?なにこの異形のPCは!
これ、「GT83VR 7RF Titan SLI」というモンスターマシンです。Core i7-7920HQ(一般人は聞いたこともないようなCPUです)、RAM32GB、3基のストレージ、そしてGTX1080をSLI(2基ということです)搭載し、お値段50万円オーバー!
「異形」の秘密はこれ、キーボードです。先日記事を書いた「ASUS ROG ZEPHYRUS GX501VS」と同様に、キーボードが手前側にあります。そして、このキーボードもメカニカルです。
テンキーはタッチパッドと兼用です。こうなるともう、純ゲーム仕様ですね。テンキーが使いやすいわけないでしょう…。しかし、こんなバケモノみたいなPCに触れることができるというのもゲームショウの楽しみのひとつです。
いかがでしょうか?次回はRAZERと周辺機器メーカーの展示をいくつかご紹介したいと思います。東京ゲームショウは23日(土)と24日(日)が本番で、だれでも入場でき、入場料は税込み1,000円(当日券は1,200円)と、展示の充実ぶりに対して安価なので、幕張メッセに行ける人はこの機会にハイエンドマシンを体感したり、最新のゲームを体験してみてはいかがでしょうか?