こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。この記事は2016年1月16日現在における、個人的なPC利用環境にもとづいて感想を述べたものであり、お読みいただく方がすべて同じ感想を持たれるとは思っておりません。また、主観に基づく意見記事のため、内容の正確性について保証することもできませんので、あらかじめご了承下さい。
WindowsタブレットやエントリークラスのノートPCに使われているCPU「Intel Atom」ですが、これ、ウインタブがカバーしている製品分野と「もろかぶり」していて、実際私は多くのAtom搭載機を試用し、また個人でも所有しています。2014年初頭にウインタブを開設してから2015年後半までは、「Atom」といえば開発コードネーム「BayTrail」のAtomを指していました。BayTrailの枠組みでZ3740、Z3735F、Z3775、Z3795などの型番が存在し、現状もっとも多くの製品に使われているのは「Z3735F」となっています。
一方、2015年後半になると、ウインタブで中国タブレットを試用する機会が増え、それらの製品のほとんどがより新しい開発コードネーム「CherryTrail」のAtomを搭載しています。CherryTrail世代のAtomにはx5-Z8300、x5-Z8500、x7-Z8700の3種類があり、私は下位~中位モデルのx5-Z8300とx5-Z8500の試用経験があります。
また、試用ではなく、常用している製品としてはBayTrail世代のZ3735F搭載のacer Aspire Switch 10とCherryTrail世代のx5-Z8300搭載のCube iWork 11 Stylusがあり、この2機種のいずれかを毎日10時間以上使っています。BayTrail機とCherryTrail機を常用しているものとして、「実際BayTrailとCherryTrailってどのくらい違うの?」という疑問に対する、自分なりの回答をしていきたい、というのがこの記事の趣旨です。
1.性能テスト結果
ウインタブの実機レビューでは、「オンラインゲームのベンチマーク・テスト」をやることにしています。本当は3D Markなどのベンチマーク・テスト専用ソフトウェアを使いたいのですが、これらのソフトウェアはAtomでのテストを想定していないと思われ、またソフトウェアのサイズが非常に大きいため、Atom機でうまくテストできない(ストレージ容量不足でインストールできなかったり、テスト中にフリーズしたりする)という事情があります。
もっとも多くのサンプルが揃っているのは「ドラゴンクエストX」のベンチマークスコアです。このソフトウェアは測定値のバラツキが大きいため、厳密に「1点の差を争う」という使い方はできませんし、あくまで「特定のゲームを快適に遊べるか」という目的で使われるべきものなので、このスコアをもって性能差を完全に説明することはできません。また、CPUだけでなく、RAMなど他の構成要素もスコアに影響を与えると思います。ただし、ある程度参考になりますし、ざっくりと傾向は理解できると思っています。
ドスパラ Diginnos DG-D11IW(Core M5Y10c): 2,933
HP Stream 14-z000(AMD A4 Micro-6400T APU): 2,106
BungBungame Photon 2(AMD A6 Micro-6500T APU): 2,024
Cube iWork 11 Stylus(Atom X5-Z8300): 1,817
ONDA V919 Air CH(Atom x5-Z8300): 1,801
Teclast X98 Pro(Atom X5-Z8500): 1,517
Cube iWork 8 Ultimate(Atom x5-Z8300): 1,448
HP Pavilion x2 10-j000(Z3745D): 1,199
acer Aspire Switch(Z3735F): 1,101
ドスパラ Diginnos DG-D08IWB 32GB(Z3735F): 1,097
iiyama 10P1100T-AT-FSM(Z3775D): 1,097
Lenovo ThinkPad 8(Z3795): 1,086
マウス WN801V2-Pro-BK(Z3735F): 1,030
HP Stream 11(Celeron N2840):1,018
ドスパラ Diginnos DG-D10IW2 32GB(Z3735F): 1013
ASUS VivoTab Note 8(Z3740): 993
DELL Venue 8 Pro 3000(Z3735G, RAM1GB): 951
マウス m-Stick MS-NH1(Z3735F): 944
これだとわかりにくいので、BayTrailのZ3735F、CherryTrailのx5-Z8300と、2つのCPUに絞ってみます。
Cube iWork 11 Stylus(Atom X5-Z8300): 1,817
ONDA V919 Air CH(Atom x5-Z8300): 1,801
Cube iWork 8 Ultimate(Atom x5-Z8300): 1,448
acer Aspire Switch(Z3735F): 1,101
ドスパラ Diginnos DG-D08IWB 32GB(Z3735F): 1,097
マウス WN801V2-Pro-BK(Z3735F): 1,030
ドスパラ Diginnos DG-D10IW2 32GB(Z3735F): 1013
マウス m-Stick MS-NH1(Z3735F): 944
Cube iWork 11 StylusとONDA V919 Air CHはRAM4GB搭載、またONDA V919 Air CHはOSも64ビット(他はすべてRAM2GB、OS32ビット)のため、CPUのみの性能差ということは言えませんが、CherryTrailとBayTrailのスコア差は顕著である、と言っていいでしょう。ちなみにBayTrailの最上位に位置するAtom Z3795、64ビットOS、4GBのRAMを搭載したThinkPad 8(個人所有)のスコアは1,086でしかありません。
そうすると、「やっぱCherryTrailのほうが高性能じゃん!」という結論になります。「ドラクエX」をやるんならね。ただし、このテストで1,800点台というのは「重い(つまり快適には遊べない)」という判定です。2,000を超えると「やや重い」、3,000を超えてようやく「普通」です。ゲーミングノートPCならば10,000を超えるスコアが出ます。
ここでの私の結論は「グラフィック処理性能が要求されるソフトウェアを使う場合、CherryTrailのほうが格段に高性能だが、それでも快適にオンラインゲームができるようなレベルには程遠い」ということです。
2.ウインタブの作業内容
私が2台のAtom機(Aspire Switch 10とCube iWork 11 Stylus)をどう使っているか、ということですが、
・Webブラウジング(情報収集)
・ブラウザー上での文章入力(原稿書き)
・デジカメからの画像インポート(データ転送)
・画像トリミング、コントラスト調整、背景抜きなど(簡単な画像加工)
ここまでは主にウインタブの記事執筆にかける作業で、キーボードとマウスを接続し、ノートPC形態で使用しています。
・ゲームアプリ(レビュー記事のための試用と個人的な趣味)
・ビジネス系アプリ(同上)
・YouTube視聴アプリ(ほぼ個人的な趣味だが一部レビュー記事用)
・SNSアプリ(ほぼ個人的な趣味だが一部レビュー記事用)
・Excel、Word、PowerPointを使っての資料作成(営業活動、管理業務用)
アプリはタブレット形態で使うことが多いです。ただし、スクリーンショットを撮影する場合などはキーボードを接続していたほうが便利なので、レビュー記事用にアプリを使う場合はキーボードを接続しています。Office系のソフトウェアを使う場合は100%キーボードを接続して作業しますが、Excelは個人用の管理資料を作る程度なのでVBAマクロとかピボットテーブルは全く使用しません。ただし、ウインタブでの検証用にマクロを使用したものは持っています。PowerPointも特に凝った作業はせず、相手に不快感を与えない程度に装飾する程度です。
3.で、どっちが速い?
結論から言うと、上記記載の私の用途だと、BayTrailとCherryTrailの速度差は体感できませんし、BayTrailのAspire Switch 10にはできなくてCherryTrailのCube iWork 11 Stylusならできる、という作業もありません。
例えばDMMのブラウザゲームで遊んでみると、(ゲームの種類にもよるのかもしれませんが)どちらも動きがやや鈍くなり、快適には遊べません(艦これは軽量化されてて快適に遊べる例外的な存在です)。厳密に比較するとCube iWork 11 Stylusのほうが軽快なのかもしれませんが、どっちにせよ快適に遊べないというのが結論です。
次にExcelやPowerPointについては、ブラウザゲームと逆にどちらも快適です。これもまた厳密にはCubeのほうがより速いのかもしれませんが、その差は体感できません。非常に重いマクロを動かしてみると処理速度の差はわかるのでしょうが、Aspire Switchだと3分かかり、Cubeだと30秒で終わるなどという劇的な差は絶対にありえません。
最後にこの記事用に4K動画をダウンロードして再生してみました。ディスプレイ解像度はCubeのほうが高く(1,920 × 1,080)、Aspire Switchのほうが低い(1,280 × 800)ですが、これはシステムの仕様上の問題なのでどうしようもありません。その前提で2台並べて再生してみましたが、もちろんCubeのほうが解像度の分だけキレイなんですが、どちらかがカクつくとか止まる、ということはなく、ともになめらかに再生できました。
そりゃあね、サイドバイサイドで徹底的に比較したらいつかは「Cubeの勝ち」になるんでしょう。ドラクエベンチでも大きな差がついてますし。でも、私のPCとのつきあい方だと、体感差はないです。使ってて「やっぱBayTrailじゃダメ」とか「さすがはCherryTrail」なんてことは全くありません。
むしろ筐体のデキはAspire Switchのほうが数段上(いつも記事で書いてますよね)なので、パソコンとしての総合力はAspire Switchに軍配があがるかもしれない、とすら思います。もちろんCubeだって10.6インチと「ちょっとだけ大きい」サイズに高解像度のディスプレイを備えてますし、デジタイザーも内蔵しているので決して性能が悪いなんてことはありません。
4.投げ売りされてるBayTrailマシンが吉か
PCやタブレットを購入する際、実際にお金持ちなのか貧乏なのかは別として、みなさん購入予算というものがあると思います。1万円かも知れないし20万円かも知れません。また、ウインタブでも過去何度も記事にしていますが、BayTrailのタブレット、特に7~8インチは現在異常なくらいの安値になっています。タブレット選びはただ安ければいい、というものではありませんが、仮に実売価格だけにこだわる場合、NTT-Xストアあたりをチェックすれば7インチなら1万円未満で、8インチでも1万円台で購入することができます。
「タブレット」の商品一覧:NTT-Xストア
一方CherryTrail搭載のタブレット、ということであれば現在主流は10インチ以上のサイズのもので、最新型が各社から発売されていますが、1万円台とか2万円台では購入できません。また、8インチだと「マウスコンピューター WN802」という製品のみが日本で発売されています。
十分な予算があるのなら、CherryTrail搭載のタブレットを購入したほうが、性能の体感差は小さいにせよ満足できると思います。人間ってそういう生き物ですよね。そして、CherryTrailのCPUはまだ登場したばかりなので今後の「伸びしろ」も大きいと思います。もう少し待ったらBayTrailとの性能差が拡大するかもしれません。
でも、予算をあまり割けないのならBayTrailの値下がりした製品を購入するのは非常に賢いと思いますし、むしろそっちのほうが「勝ち組」となるかもしれません。これ、私の素直な意見です。ご参考までに。
コメント
atomの世代まで気にしたことがないですねえ、、Core iシリーズの世代ならともかく、ベイマックスとか、チェリーボーイとか聞き慣れない名前ですwはいw
Fさん、こんにちは、コメントありがとうございます。笑いましたよ。Atomはウインタブの主戦場だと思っているので、しっかりチェックしていきます。
本文とは全く関係ありませんが…
チェリー繋がりで、「X1-R」だったら、更に嬉しかったです~(^^)
こんにちは、コメントありがとうございます。著作権フリーの画像でX1-R探したんですけど、トップ画像のアスペクト比にうまく合わせられなかったんですよね。Wikipediaにいいのがあったんだけど…
AtomのZ520使って糞だなと思ってたけど最近のAtomは早くてすごいね
ただチェリーとベイの差は一般的な仕事をする分には大差ないと思うんだ
ただ安すぎるのは地雷かなサポートとかストレージとか
こんにちは、コメントありがとうございます。全文フル同意です。特にストレージは16GBだときついですね。あと、中国製品はサポートを受けられるにせよかなり面倒ですし。
こちらはWindowsタブレットの情報サイトなのでiPadやAndroidタブレットを引き合いに出すのは相応しくないかも知れませんが、ウインタブさんはWindowsタブレットを常用されているとの事なので質問ですが、WindowsタブレットはiPadやAndroidタブレットのように電源を切らずに常時起動して使えるものでしょうか?Windowsパソコンのイメージだと定期的な再起動が必要そうですが、使い終わったらシャットダウンするような使い方だと、他のタブレットやスマホなどのようにさっと出してさっと使う便利さが損なわれると思うのですが、その辺りはどのようにお使いなのでしょうか?iPadのような手軽さがWindowsタブレットでも実現できるのかどうか、気になるのでご意見頂ければと思います。
横から失礼します。
私、Windowsの電源ほとんど切らないですねぇ…。Core i7+Windows7のPCも、Atom Z3740+Windows10のPCも。
とはいえ、完全電源オフ状態からの起動では、AndoroidとWindows+SSDのマシンを比べたら、圧倒的にWindowsの方が速いです。Windowsは10秒くらいで起動します。でも同じマシンで(バックアップの)HDDに替えて起動させたら想像していたよりも遅かったので、一般的にPCが手軽じゃないイメージはココなんだなと思いました…。
てつやんさん、こんにちは、コメントありがとうございます。また、フォローいただいた匿名さん、ありがとうございます。私の利用状況としては、「数日に1回再起動する」くらいです。これ、あまり根拠はないんですけど、Windowsだけにたまにメモリとかリセットしたほうがいいかな、と昔ながらの発想でやってます。あと、タブレットじゃなくてPCとして使っている際、ブラウザーと画像加工ソフトとWindowsストアと…といった具合に多くのソフトウェアを同時立ち上げしていると挙動が不安定になるので、そういう時に再起動しています。おそらくタブレットとしてライトに使っている限りあまりシャットダウンは必要ないか、と思います。
チェリトレはチック世代でCPUはSilvermontアーキテクチャから引き継ぎ
説明はこれでで十分な気がする
微細化したらGPUのダイ面積を増やす事以外やる事無いのは明白だし
こんにちは、コメントありがとうございます。専門的っすね…。ウインタブはPC初心者の方にも役に立つような記事を書きたいと思っています。でもコメント欄には上級者がズラリ、という不思議な事になってるんですけど、記事としては「だれでもわかる」ようにしたいです。そしてこれが一番難しい。
CPU性能はほぼ同じだから通常の使用感は大差無いかもね
体感できる違いとして一つあげると
h.265のハードウェアデコード対応の有無がある
今後コンテンツがh.265に置き換わっていくと
CherryTrailだとヌルヌル、BayTrailだとまともに再生できない
みたいな事になるかもね
トシさん、こんにちは、コメントありがとうございます。久しぶりっすね。h.265って何のことかわからなかったので勉強させてもらいました。
こんばんは。
タブレットというより、デスクトップも含めて、PC は常時電源を入れておくものです。
それは、待機中にシステムの最適化や未知のウイルスに対抗するための辞書を作成していたりするからです。
常時電源を入れておく根拠ですが、昔、Microsoft がカルフォルニアで小さな社屋を構えていた頃、オープンシステムの分野で UNIX の市場を奪うために、コマンドを知らなくても GUI で簡単にネットワークソリューションを展開でき、24時間365日の高可用を前提とした Windows NT(32bit版) を世に送り出しました。
その延長線上に、今の Windows があり、タブレットがあります。
ほとんどの Windows タブレットは、電源ボタンにふれると、すぐ復帰します。
折角なので、使用しているタブレット PC の起動時間を計測してみました。
NEC VersaPro VK80A/S:
CPU: Core M-5Y10 (800MHz)
MEM: 4GB (Dual Channel)
SSD: 128GB
コールドブート(電源オフから): 約 5秒
どうでしょうか?
Atom 機でも、10秒かからなかった記憶があります(現在、初期化してしまって計測不能…)。
安心して、Windows タブレットの世界へ進んでください(笑)
そして、iPad や Android が快適だとおっしゃるので、そろそろ、Windows Phone の実力を知っていただき、現実を見てもらたいと思います。
私は、普段から、au の 2011年秋冬モデルの IS12T という Windows Phone 7.8 を使っています。
詳細は、wiki を参照してください。
IS12T:
CPU: MSM8655 (1GHz)
RAM: 512MB
ROM: 32GB
コールドブート(電源オフから) : 約20秒
比較対象に、ROM 以外、ほぼ同構成の Android 2.2 も計測。
IS06:
CPU: QSD8650 (1GHz)
RAM: 512MB
ROM: 1GB
コールドブート(電源オフから) : 約1分10秒
SDカードのアプリが使用できるようになるまで: 約2分30秒(合計: 約3分40秒)
どちらも、私と同じ超低スペックです。
IS06 は、アプリを削りまくって、ほぼ実用性が無いにもかかわらず、やっぱり遅いです…。
IS12T は、アプリやデータなど、20GB前後入っています。
他にも、こんな感じです。
・iPhone / iPad、Android のように「メモリ不足で表示できません」と言われないので、ほとんどの PC 向けサイトをガンガン見れる。
・不安定になって、勝手にリブート、フリーズは、月に1度あるか無いか程度で、抜群の安定性。
・4128×3096 の写真をスワイプでネガモードにして、連続で高速スクロール表示ができる(1枚ずつ高速にめくるのではありません)。
・3Dフルポリゴンのゲームが、ヌルヌルサクサク動く。
上に書いた内容は、今でこそ普通かも知れませんが、IS12T は4年半も前のスペックであり、今の Windows Phone ではエントリー機にもならないスマフォだと言うことです。
起動20秒後には、全てのアプリが利用できる状態で、メールや電話帳、スケジュール、OneDrive、10近くのタイルの最新情報の同期や更新が終了していることも含まれています(Android でいうガジェットに近いもの)。
シングルコアなので、バッテリーも長持ちです。
CPU の性能だけで、物事を語ってはいけない、良い例だと思います。
車と同じように、PC やタブレット、スマフォもバランスが大事です。
昔、こんな逸話がありました。
「Micosoft の OS は、車に例えるなら何の変哲もない大衆車に載せるエンジンのようなものだ。
Apple の OS は、F1 のようなボディに載せる最高のエンジンだ。
そして、そのボディも F1 のマシンのようなものだ。」
そのしょぼいエンジンだった Windows も、あらゆるデバイスに対応しながら、高速化を図ってゆきました。
Mac OS は、専用のハードウェアで動かすをことを前提としていたため、スマフォなどの時流について行けず、iOS のリリースに時間がかかり、出遅れます。
そして、時は流れ、多くの人々を魅了したジョブズは、この世を去りました。
価格競争に揉まれるうちに、Apple もまた、大衆車を選び輝きを失いつつあります。
本当に、iPhone/iPad や Android が快適ですか?
お気を悪くなさらないでください。
あくまでも、私個人の意見です。
余談1
ちょっとズレますが、PCに限らず、電源の ON/OFF は電気製品の負荷が大きく製品寿命を縮め、また電気の無駄遣いです。
すぐに点灯する LED照明も、使い始めの30分位は4~5倍の電力を必要とします。
多くの電気製品では、同じような事象が起きます。
例えば、エアコン。
個々の家庭や企業で一斉にON/OFFを行うと、使用始めはフルパワーで動作するため大きな電力が必要となり、電力ピークという現象になります。でも、24時間動かし続ければ、室内環境を維持するための、最低限の電力が必要なだけです。
電気を需要する側も電気製品の寿命も延び、電力を供給する側も運転管理が楽になり発電量も減ります。
Win & Win ですね(笑)
エアコンを1ヶ月つけっぱなしにすれば、電気代が安くなります。
ぜひ、お試しあれ。
余談2
小技をひとつ。
Windows に不安定なイメージがあるようですが、不安定になるのは、殆どの場合、使用しているアプリが使用しているメモリ、もしくは、使用していたアプリのメモリが肥大化しているからです。
不安定だと思ったら、不必要なアプリを終了し、そのまま気にせずに使いましょう。
OS は、アプリが終了しても、再利用のために予約領域としてメモリを確保していますが、しばらくすると、その予約領域も開放され快適になります。
この予約領域を、すぐに開放するのが、メモリ開放ソフトと言われているものです。
# MemInfo か CleanMem がお勧め。
不安定で、カクカクになったPCでも、全てのアプリを終了して、10~20分も放置すれば、サクサクに戻っています。しかも、1度起動しているので、メモリ上にアプリの起動位置がアドレッシングされ、素早く起動するようになります。
通常、アプリを終了すれば、使用していたメモリは開放されます。
たまに、出来の悪いアプリがシステムのメモリを握ったまま、落ちる場合があります(これをメモリリークといい、特に隣のK国製が多い)。
しかも、メモリを開放するはずのアプリは落ちてしまっているので、メモリを圧迫したままです。
この時に、システムが不安定になったように感じます。
こんな時も、メモリ開放ソフトを使用すれば、不正なメモリ使用を開放できるため、再起動せずに不安定を回避することができます。
メモリ開放ソフトを導入して、快適なPCライフをお送りください。
– 簡単な紹介 –
・MemInfo : 使用メモリが90%を超えると不要なメモリを開放します。
スワップ領域のメモリも開放するので、逆にアプリが遅くなる時もあります。
・CleanMem: 初期設定では、30分ごとに不要なメモリを開放します。
スワップ領域は開放しないので、システムが遅くなる心配がありません。
いずれも、手動で任意にメモリを開放することができます。
禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。一連のコメントは記事化できるような気がします(意見記事ですね)。ボランティアお願いしようかな?お引き受けいただけますかねえ?
こんばんは。
御サイトを閲覧していて、つい終電を逃してしまいました…(笑)
ボランティアであれば、喜んでお受けします。
また、校正チェックで、ウィンタブ色に染めてください(笑)
# 有償は、ダメです(笑)
それなら、私からもひとつ。
例の KEIAN の7インチタブレット。
実機を、お渡ししますので、レビューしてみませんか?
禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。何か面白いテーマを見つけられたらぜひボランティアのほど、お願いいたします。あと、タブレットのレビューは時間的に厳しくて辞退するしかないっす。すみません。
返信が遅くなり申し訳ありません。
ボランティア、喜んでお受けします。
タブレットPCとMVNOの組み合わせなど、所感もありますので、暇を見つけてまとめてみたと思います。
やはり、お忙しいのですね。
タブレットは、Bluetooth キーボードもお付けして、ノーリターンで提供させて頂こうかと思ってましたが、これは、また次回ということに致します。
禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。記事のご執筆、ぜひお願いいたします。メールを差し上げましたので、ご確認をお願いします。
確認しました。
あとは、よしなに…(笑)
baytrailはゴミ、まtttttったく使い道がない
あえて言うならCPUは2.23ghz以上を選択すると妥協してぎりぎり使える
charryであっても1.86ではゴミです。
私の場合はアメーバピグをやってみての感想です。
4200Uでも実際ストレス感じます、ゲームとかに興味がある人にとっては。
こんにちは、コメントありがとうございます。どう評価するかは個人の自由ですが、私はBayTrailはゴミじゃないと思いますよ。