こんにちは、オジルです。いきなり本題ですが、全国2,000万人(妄想)のミドルレンジスマホユーザーの方、お待たせしました。ハイエンドスマホやPC、最新ガジェットの記事を読んではワクワクし、自分のお小遣い事情と照らし合わせて現実に引き戻される日々。だってお金がないんだもん。…私のような方、いますよね?
でも最近のスマホって、そんなにお金をかけなくても「そこそこ快適に使える」製品が増えてきました。そう、ミドルレンジスマホがあるじゃないですか!しかし予算を抑えて購入した頼れる相棒も、いずれ経年とともに離別の日が訪れるのです…。
というわけで、今まさに私が直面している「スマホ買い替えたい問題」での心の声をオープンにするとともに、同じように悩まれている方にとって参考になればとキーボードを走らせます。個人的なニーズが大いに入っているため万人受けするかどうかはわかりませんが、どうかお付き合いください。
目次
1.なぜ買い替え?
現在使っているXiaomiの「Redmi Note 9S」を発売後1か月くらいで購入してからそろそろ3年。使い慣れたスマホには当然愛着も湧いてくるものですが、3年という歳月は新しいものを欲する気持ちとは関係なく、無慈悲に現実を突きつけます。まあ、単刀直入に言うと「バッテリーがヘタってきた」のですが。
ここ最近になってやたらバッテリーの減りが早いことが気になり、どれくらい劣化しているのか確認しようと設定>端末情報…とチェックしてみたところ、Xiaomiのスマホだと設定画面からは確認できない仕様になっているんですね、残念。そこでバッテリー診断アプリの「AccuBattery」をインストールして確認してみたら、なんと約70%まで劣化しているじゃないですか。本体がやたら熱いと感じることも多くなってきたし、これはもう寿命が近い。買い替え時期なんだろう。爆発する前になんとかしないと大変なことになるぞ。…いえいえ、買い替えに都合の良い理由を見つけたなんてこれっぽっちも思ってませんよ。これっぽっちも。
2.大蔵大臣(古)の顔色を伺いつつスペックアップを狙いたい
近いうちにスマホを買い替えることが(勝手に)決まった以上は、いかに安く抑えてより良いスマホをゲットするかを考えなければいけません。私のニーズとRedmi Note 9Sのスペックを照らし合わせながら各項目を見ていきましょう。ちなみに、前回の購入価格はたしかMNPで2,000円もしなかったような。高望みすると大目玉かもしれないので、慎重に程よいラインで攻めていきたいところです。
サイズ
Readmi Note 9Sのディスプレイサイズは6.67インチ、重さは本体が209gにカバーを加えるとだいたい230gくらいでしょうか。正直なところ、大きいし決して軽くはありません。しかし、画面の大きさは本体サイズとトレードオフ。一度大きい画面に慣れてしまうと、そう簡単に小さいサイズに戻れるものではないのです。大きいのには慣れましたから、一旦同じくらいのサイズで考えることにしましょう。画面サイズで本体価格が大幅に変わる、というわけでもないですし。
ディスプレイ
Readmi Note 9Sの画面解像度は2,400×1,080、リフレッシュレートは60Hz、有機ELではなく液晶です。最近のスマホはエントリークラスでもFHDに満たないものが珍しいくらいなので解像度に関してはほぼ気にする必要はなさそうです。リフレッシュレートは60Hzでも不満はありませんが、スマホしかりPCモニターしかり、120Hzなどで滑らかな動きを見てしまったらもう「どうせなら60Hzより上がいい…」と思ってしまう生き物なんですよね、人間って。有機ELに関しては発色がいい=綺麗に見えるのはそうなんでしょうけど、私はそこまでこだわるつもりはありません。
RAM/ROM
Redmi Note 9Sの購入時に4GB/64GBと6GB/128GBから選択する際、とにかく安く購入するために前者をチョイスしたのは今でも悔やまれます。RAMは4GBだと頻繁にメモリ解放を余儀なくされますし、ROMはそこまで軽くないゲームを2つ3つするなら、64GBを選択するとたぶん詰みます。私は「ロマサガ」と「パワサカ(パワプロのサッカー版)」をそこそこプレイしているのですが、確認してみると2つで合計約15GB使われていました。当然システムでそれなりの容量を使っている状態からのスタートですから、事あるごとに「だいぶ前の写真を消す」「使わないアプリをアンインストール」の繰り返し。これ、地味にストレスなんですよね。ですから、これからの数年を考えるとやはり6GB/128GB以上をチョイスしていきたい。もちろん予算と折り合いをつけつつ…ですけど。
CPU
Redmi Note 9Sに搭載のCPUはSnapdragon 720Gで、Antutu(ver.9)で測定してみたらスコアは29万点ちょっと。RAMが6GBなら34万点くらい出ているデータもネット上で散見されました。人によって感じ方は違うでしょうけど、スマホでカジュアルにゲームをする程度の層であれば困ることはまずないのかなと、この3年間でしみじみ感じています。前述のゲームで特に困ることはない(ただし他のタスクは全部切ります)ですし、ゲームするためにスマホを持っているわけではないですからね。メジャーどころでいくと、パズドラ・モンスト・ポケモンGo・ドラクエウォークは実際にプレイしていた時期もありますが問題ありませんでした。この水準~少し上くらいでRAMを6GBにできれば私には十分なんじゃないかと見立てています。
その他
細かいところを挙げていくとキリがないのですが、たとえばスピーカーがデュアルだったらいいなとか、UIはクセがないほうがいいなとか、そこは正直「慣れ」でどうにか乗り切れる部分だと思っていますので、欲張らないようにしたいです。ちなみにRedmi Note 9SというよりXiaomiのスマホの独自機能である「デュアルアプリ」はその名の通りアプリを複製してふたつ使える機能ですが、最初はSUGEEE!とワクワクしたものの実際ほぼ使わなかったりしましたので、ちょっと変わった機能にホイホイ飛びつかないようにしないといけません。特に私のような何でも気になってしまう人間は我慢が大事。でも、同じくXiaomiの「セカンドスペース」という疑似的に2台持ちにできる(2つのスペースを切り替えられる)機能は利用シーンに応じて使い分けられるので便利です。悪用厳禁の浮気スマホのような書き方をされているのを何度か見たこともありますけど、私はもちろんそういった使い方はしてません。逆に怪しまれそうですが、本当に本当です!まあ、実際なくても困ることはないんですけどね。
他には、カメラ性能は普通で十分、バッテリーは極端に容量が少なくなければよし、急速充電は速いに越したことはないが高望みせず、FeliCaは自分を信じていない(スマホ紛失しそうな気がして怖い)のでおサイフケータイ不要…といったところでしょうか。
3.導き出されたミドルレンジスマホ、それは…
現在のスマホのスペックと利用シーンなどを踏まえたうえで、いま選ぶならこの辺りかなと思う製品をいくつか短評とともにご紹介します。~2万円クラスの製品も色々見たのですが、やはりその価格帯だと特にCPUとRAMでなかなかフィットしてきません。ですので「プレゼンの頑張り次第でお許しがもらえそうな製品」ということで、3~4万円クラスでのチョイスです。結果、私にとって…というより、ミドルレンジでコスパ重視ならこの中から選べば間違いなさそうなくらいの顔ぶれになってしまいました。
moto g52j 5G(モトローラ)
CPU:◎Snapdragon 695 5G(Antutu約40万点弱)
RAM:◎6GB
ストレージ:◎128GB
ディスプレイ:6.8インチ(2,460×1,080) ◎120Hz IPS液晶
サイズ:171.0×76.8×9.1mm/206g
他:○IP68、メインカメラ50MP、Felicaあり、モノラルスピーカー
最初はそんなつもりはなかったのですが、結論から言うと、私にとってはこれが本命のような気がします。CPU性能が上がりRAMもROMも希望通り、ディスプレイは有機ELではありませんがそもそも希望してないですしリフレッシュレートは120Hz。私の望むものは一通り備えている上、IP68やおサイフケータイ対応(私は使いませんが…)となると、かなり幅広いユーザー層のニーズを満たしています。そして何より実売価格が3万円を切っている点が素晴らしい!
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Redmi Note 11 Pro 5G(Xiaomi)
CPU:◎Snapdragon 695 5G(Antutu約40万点弱)
RAM:◎6GB
ストレージ:◎128GB
ディスプレイ:6.67インチ(2,400×1,080) ◎120Hz 〇有機EL
サイズ:164.19×76.1×8.12mm/202g
他:IP53、メインカメラ108MP、Felicaあり、○デュアルスピーカー、◎67W急速充電
Redmi Note 9Sと同一メーカーの後継機、加えて「Pro」付きなので当たり前ですがほぼ全てにおいて良くなっていますね。個人的には67Wの急速充電がだいぶポイント高いです。これに乗り換えるのが最もスムーズかつ快適ではあるんですけどね…実売価格が4万円前後…。現在Amazonのタイムセールで26%オフになっているので、ポンと3万円ちょっと出せるなら買ってしまうところではありますが、いかんせんプレゼンすらできていないため時期尚早。くぅ…。
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Reno7 A(OPPO)
CPU:◎Snapdragon 695 5G(Antutu約40万点弱)
RAM:◎6GB
ストレージ:◎128GB
ディスプレイ:6.4インチ(2,400×1,080) 〇90Hz 〇有機EL
サイズ:159.7×73.4 ×7.6mm/〇175g
他:〇IP68、メインカメラ48MP、Felicaあり、シングルスピーカー、△バッテリー4,500mAh
最後に、今よりもほんの少しだけ画面サイズが小さくなるけど、スペックは上がって軽くなる製品をチョイス。ただ、軽くなった分Redmi Note 9Sよりもバッテリー容量が減るのは残念。リフレッシュレートも今よりは良くなりますが、上述の2製品と比べてしまうと見劣りする感は否めません。とはいえこちらも実売価格は約3万円と対スペックでのコスパは抜群ですから、「スマホはちょっとでも軽いものを」という方なら全然アリだと思います。
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コメント
おサイフケータイ入れると選択肢狭まるからおサイフケータイなし前提で考えてるのが正直なんだかなーと。Appleが日本の為だけにわざわざ採用してるって事は日本ではそれだけ必須の機能なのに。
コメントありがとうございます。
おサイフケータイなし前提ですと、それに伴ってスペックが望むラインに乗らないためやむなく…といったところです。Felicaなしモデルがあって少し安くなっている、とかあれば一番よいのですが。
超現金主義(本当は信用がないためキャッシュオンリーを余儀なくされています)なので機能があっても使えないのがもどかしいです…。
そんなにFerica必須ですかね?人それぞれ使い方次第と思いますが。Xperia Arcoの時には便利と思ってましたがNexus5が出て乗り換えてからはFerica使ってません。QR決済やコンタクトレスが広まってきている今、昔ほど必要ではないかと思います。
そして結果は如何に?
(次回へ続く?)
ちなみに、私はRedmi Note 9SからこっそりRedmi Note 11 Pro 5Gへ乗り換えました。
しばらくバレませんでしたが、楽天の購入履歴でバレましたwww。
さちおさん、コメントありがとうございます。
私の場合こっそりは一切通用しないので完全にプレゼン次第ですw
候補としていくつか挙げましたが、冷静になってみるとやはりさちおさんと同じ道を辿りそうです。
3ヶ月以内に何らかの結論は出ているはずですので、私が購入レビューをした製品が「答え」だと思っていてください。
お楽しみに!