こんにちは。かのあゆです。ウインタブでも「Priori」シリーズや「KATANA01」「KIWAMI2」「RAIJIN」などを紹介してきたFREETELブランドを展開してきた「プラスワン・マーケティング株式会社」が民事再生法申請を行いました。
これに伴い同社が販売している端末はすべて販売休止となり、オンラインストアや実店舗「フリーテルショップ」は12月4日より営業休止となりました。端末の販売再開時期、およびショップの再オープン時期は現時点では未定です。
MVNOとしての「FREETEL」は影響なし。
今回民事再生法を申請したプラスワン・マーケティング株式会社はスマートフォンブランドと同じ「FREETEL」の名称でMVNO回線も展開していましたが、こちらに関しては今年9月に「楽天モバイル」を展開している楽天株式会社に譲渡済みとなっているため、MVNO回線としてのFREETELブランドのユーザーが今回の影響を受けることは「基本的には」ありません。契約の変更も必要なく、そのまま継続して利用することができます。
ただしプラスワン・マーケティング株式会社がサービスを提供していた以下のサービスに関しては12月4日より「提供休止」という扱いになっている点は注意が必要です。
「とりかえ~る」(契約期間内であれば端末を自由に取り換えることができるサービス)
「特別買取サービス」(端末買取)
「PREMIUM端末保障」(端末保障サービス)
「FREETEL Coin」(独自のポイントサービス)
すでに製品の撤去も…
今回の民事再生法の適用に伴い、FREETELのオンラインショップ、および公式店舗である「フリーテルショップ」も営業休止となっています。
実際にかのあゆもよくいく商店街内にあるフリーテルショップを確認しに行ったのですが、本来営業している昼間の時間帯にもかかわらず、シャッターが閉じた状態で営業休止になっていることを確認いたしました。
また端末も販売休止という扱いになっており、すでにヨドバシカメラやヤマダ電機のオンラインショップではFREETEL製品の取り扱いを終了しています。
実店舗でもFREETEL製品がすでに撤去されているようで、12月5日にかのあゆが秋葉原の「ヨドバシAkiba」店舗を確認したところ、先月まで置いてあったFREETEL製品の実機デモ機やFREETELコーナー自体が撤去されていることを確認しました。
現在販売休止中となっている製品は以下の通りになります
Priori 4(メーカー生産終了のアナウンスあり)
REI
RAIJIN
KIWAMI 2
端末の販売再開に関しては今後新たにFREETELのスポンサーとなる「株式会社MAYA SYSTEMS」など関係者と協議中とのことで、現時点でいつ販売が再開されるのは未定です。
感想
FREETELに関しては正直なところ、端末、MVNOサービス共々ガジェット界隈ではあまりいい評判はなく、実際かのあゆも個人的に所有していた「KATANA01」はタッチパネルの精度に問題があったため半年で手放してしまったこともあり、いいイメージを持ってはいませんでした。
とはいえ中にはバランスの優れた低価格ミッドレンジ機「SAMURAI MIYABI」のように普通にお勧めできる端末を生み出していたのも事実で、Google Playの登録情報によるとすでに新型端末として「REI2」「Priori 5」の登場も予定されていたようだったので今回の民事再生法の適用のニュースには非常に驚いています。
個人的にMVNO部門を楽天に譲渡して再び端末メーカーに戻ったFREETELがどのような端末を生み出すのか、楽しみにしていたので、何とか新しいスポンサーの元復活してくれたら、と思っています。
コメント
FREETEL見てると中華端末に保証つけて自社端末として日本で売るって大変なんだなって改めて感じる。そういう意味ではヤマダ電機とかは頑張ってると思う。
0SIMと同じく最低価格月額299円で2年間299円割引で2円運用出来たのでSIM自体は好きなんですけどね。
「SAMURAI MIYABI」は通知LEDがありませんでした。そんな端末が世に有るとは思いもせず。買って後悔しました。
通知LEDが無い端末、、、それは、iPhone
中華だと
充電ランプのない携帯もあるので
充電してるのかしてないのかの区別もつかないので
そこらへんも怖いですよね…