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Windowsタブレットに使われているCPUのベンチマーク結果まとめ

ベンチ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。Windowsタブレットや値ごろな2 in 1に使われているCPUはほとんどがIntel Atomです。でも、Atomの型番にもいろいろありますし、新しい型番もどんどん登場しているので、それぞれどんな違いがあるのか、性能差はどのくらいか、ということについて気になる人も多いと思います。

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私はASUS Vivotab Note 8を使っていますが、このVivotabが搭載しているCPUはIntel Atom Z3740です。このCPUでWindowsストアアプリを使っていてストレスは感じませんし、ExcelやWordを使っていてもなんの問題もありません。Photoshopは使っていないのでなんとも言えませんが、おそらく多少混みいった処理をするとスピードが遅くてイライラするんじゃないかと思います。

私がこう書くと、これからVivotabを買おうと思っている人には多少なりとも参考になると思うのですが、ストレスが「ある」「ない」、遅くてイライラ「する」「しない」というのは主観の問題なので、私の印象と他の人の印象は異なる場合もあると思います。ましてやAtom Z3740とZ3740D(DELL Venue 8 Proに使われている)の速度差なんて常人の能力では感じ取れるとも思えません。

よって究極的には自分でPCやタブレットを使ってみて納得できるかできないか、ということに尽きるのですが、候補機種をじっくりと時間をかけて全部テストする、なんて普通の人には不可能です。そこで参考にすべきは「ベンチマークテスト結果」です。特定の条件下でCPUの処理能力を数値化してくれるので、少なくともCPUの性能比較をする上で役に立ちます。

ということで今回はPassmark Softwareというベンチマークソフトを制作している会社のデータを元に、Passmarkのベンチマークテスト結果を紹介したいと思います。同社のサイトには膨大な数のCPUのベンチマーク結果が表示されているのですが、ここではWindowsタブレットや2 in 1でよく見かけるCPUに絞って掲載します。

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CPUベンチマーク比較

※クリックで拡大します。色は私の趣味でつけています

データの出所など

引用元サイト:PassMark Software
データ確認日:2014/10/13
引用元の概要:
Passmark Softwareはソフトウェア会社でベンチマークテスト用ソフトウェアも手がけている。同社のベンチマークソフトウェアを使用しているユーザーのテスト結果を収集し、CPUごとのベンチマーク・ランキングを結果を毎日更新している。よって、ベンチマークテストのスコア及びランキングは毎日変動する。

性能はCPUだけじゃ決まらない

いかがでしょうか?「数値の意味するもの」というのはすごく難しいです。数値が倍なので性能も倍、というのはデジタルな世界では正しいのでしょうが、人間の感覚の世界とはちょっと違うと思いますし、Core i7とAtom Z3740だとスコアが4倍違うのでZ3740はゴミ、なんてのはとんでもない話だと思います。ただし、デジタルにランキングする、というのはすごくわかりやすいですね。

私は気になっていたBaytrail版CeleronのN2800シリーズとAtomの比較ができてうれしかったりしますが、「で、体感的にはどうなの?」という疑問は解消されません。PCやタブレットの性能はCPUだけが決めるものではなく、搭載しているRAMの容量やストレージの品質、OSが32ビットか64ビットかなど、複数の要因が組み合わさって決定されるものなので、CPUのベンチマーク結果が性能の全て、ということはありません。今回の記事、そのへんのところをご了承いただいた上で、PC選びやタブレット選びの参考にしていただければ、と思います。

引用元サイト

CPU Benchmarks:PassMark Software(英語)

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