こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。読者の方にコメントをいただいて少し調べてみたのですが、国内メーカー(外資系も含みます)のタブレット(2 in 1)、特に10インチサイズのものがめちゃめちゃ値崩れしていますね。すべてのメーカー製品にこの傾向が見られるのですが、私が「びっくりしたー」と感じた製品をいくつか紹介したいと思います。
目次
1.富士通 arrows Tab QH35
価格ドットコム最安値: 39,987円(税込み)
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 10.1インチ(1,280 x 800)
※キーボード付属
これ、富士通の製品ですよ!RAM2GBというのはありますけどCPUはCherryTrailですしストレージも64GBです。専用のキーボードまでついてこの価格、というのはちょっと信じがたいですね。発売当初の価格は税込み75,384円でしたが、半値近くまで下がっています。ただし、この価格、あるいはこの近辺の価格で販売しているサイトは少なく、Amazonではまだ58,035円と、そこまで激安にはなっていません。しかし、なんでこうなったんだろう?
紹介記事:富士通 arrows Tab QH35/W - キーボード付属の10.1インチタブレット、もちろんCherryTrail
製品ページ:価格ドットコム等でご確認ください
2.Lenovo ideapad MIIX 310
価格ドットコム最安値: 38,718円(税込み)
CPU: Intel Atom X7-8750
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチFHD(1,920 x 1,200)
※キーボード付属
YOGA Bookが登場したとはいえ、「Lenovo最新」と言っていい製品です。10.1インチFHDのディスプレイを持ち、CPUはAtom最上位のZ8750ですよ!このスペックはAtom機としては最高水準ですし、Z8750であればそこらへんのCeleronよりも高性能です。この製品は発売直後(といっても9月中旬)の実売価格が5万円台前半だったんですけどねえ。
紹介記事:Lenovo ideapad MIIX 310 - 待望のキーボードつき10.1インチ Windows タブレット、直販サイト以外で販売中!
製品ページ(Amazon):ideaPad Miix 310
3.東芝 dynabook N40/TG
価格ドットコム最安値: 37,585円(税込み)
CPU: Intel Atom x5-Z8300
RAM: 2GB
ストレージ: 64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチFHD(1,920 x 1,200)
※キーボード付属
お次は東芝です。そろそろ「開いた口が塞がらない」感じになってきました?この製品は発売から1年が経過していますが、CPUはCherryTrailですしストレージも64GB、ディスプレイもFHDです。付属のキーボードはバッテリーを内蔵している高機能タイプとなります。もちろんヒンジ付きの物理接続タイプなので、キーボードを接続すればほぼ完全なノートPCになります。ちなみに発売当初の価格は税込み96,984円。ああ。
紹介記事:TOSHIBA dynabook N40・N29 - ヒンジつき2 in 1に強力なニューフェース登場!
製品ページ:価格ドットコム等でご確認ください
4.ASUS TransBook T101HA
価格ドットコム最安値: 31,840円(32GB)38,700円(64GB)
CPU: Intel Atom x5-Z8350
RAM: 2GB
ストレージ: 32GB/64GB eMMC
ディスプレイ: 10.1インチHD(1,280 x 800)
※キーボード付属
TransBookは人気モデルであり、最近になってSurfaceタイプのものも登場するなどバリエーションが増えているのですが、この製品は「普通のTransBook」です。もともと実売価格は低めに推移していますが、9月に発売されたばかりの最新モデルがすでにこの価格になってしまいました。また、「旧モデル」となってしまったT100HA(実はこっちのほうがCPU性能がいいです)のほうも32,000円になっていて、あるいはこっちのほうがお買い得といえるかもしれません。人気製品だけに使い勝手は抜群です。というか普通にノートPCとして使えますよ。
紹介記事:ASUS TransBook T101HA ー Atom 2 in 1の「絶対王者」 新型になる!
製品ページ:価格ドットコム等でご確認ください。
いかがでしょうか?はっきり言って紹介したいくらい値崩れしている製品は山ほどあるのですが、とても書ききれないので、結果としてキーボード付きの2 in 1(のごく一部)を掲載しています。なぜ安いのか、ということを考えてしまうと少し悲しくなりますが、このクラスの製品の購入を考えている人にはまたとないチャンスが到来しているのかもしれません。
コメント
全体に言えることはRAM2GBで2in1欲しい人はもっと安いの買うって事でしょうね。正直この値段でもこれ買いたいっての無いもん。
こんにちは、コメントありがとうございます。特に日本ではRAMにこだわりがある人が多いですよね。Atomだと2GBでもいいような気がしますけど。でも個人として買う場合は4GBほしい、というのは私もあります。
Miix310は安いし扱ってみたいなぁ…とは思っていますが他の機種は?って感じがします。(Miix720はどうなるのかマジ楽しみです(笑))
”最初の値段設定が強気すぎて売れなかっただけ”なんじゃないかと冷めた見方を
してしまいます。
(特に中華タブ扱うようになってからなおさらそう思うようになりました)
中華タブの値段で各社だしたら・・・面白そうですが。
本山さん、こんにちは、コメントありがとうございます。中華と国内メーカーはかなり大きな壁が存在するように思います。わかってて買う、くらいの気持ちがないと中華は心配です。最近の試用機はほぼ全台安定してますけどね。
価格抑えたいのか利益欲しいのかは分からないけどRAM2Gだからなぁ
一言で言えば半端
だったらもう少し金出して64G 4G買うか、32G 2Gの安物買うか…って判断になる
これ全部RAM4Gだったらまだ違ったのかも知れないのに半端なスペックにするから…
こんにちは、コメントありがとうございます。タブレットとして気軽に使うぶんには2GBで大丈夫だと思いますが、仰る通り2 in 1のスペックとしては中途半端かもしれませんね。それでも安いと思いますけど。
先のanniversaryアップデートからして、早々に、このくらいのミニマムなモバイル機器が切り捨てられる、メーカーが撤退する、て、可能性もあったりするんですかね。
Windows Mobile は存在意義も怪しいし(互換性のないWindowsなんて…)
今まで日本のメーカーが、ビジネス向けばかり重視してたので、
もっと、お手軽に真にパーソナルなデバイスにも傾注して欲しいところ。
こんにちは、コメントありがとうございます。実際大型アップデートまで視野に入れたら64GBほしいですもんね。メーカーも悩んでると思います。でもこのクラスやめちゃったら売上かなり落ちそうだし…。
これまた上記のコメント群に全面同意。
わりきってギーク感もりもりの中国製タブレットを愛用しているし
一流メーカーになる気概をあらわして(?)
正々堂々と天板にオリジナルなロゴを表示されるより
うしろめたい感じなバッタチックなロゴをプリントしているVOYOが大好きだけど
じゃっかん強がりな部分もある。
ブランド品にあ~こ~が~れ~る~。
RAM2ギガでさえなけりゃ、ダイナブックほしー、、、。
miyukiさん、中華こそ読者全員にすすめるべき特性ではないと思いますよ。
2年前のWin8.1時代は2GB32GBで十分だったのにWin10になって4GB64GBが最低条件になりつつありますね。知識なかったりちょっとしたことやりたかったら128GB欲しい所。
この辺は中華タブのようにスペック合わなくなったら2年ぐらいで新しいの買うって訳にいかないブランドですもんね。(そもそも値崩れが半年~1年後だし)
こんにちは、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、ちょっと嫌な方向に行ってますね。低スペック機も存在意義はあるはずなのに。
Core M搭載機も安くなってきましたからね。
半端なAtom機はもう需要が無いのでしょう。
最近、i7bookを買ったのですが、Atomとは比較にならないくらいサクサク動くし
質感も申し分無くて、良い意味でショックを受けました。
こんにちは、コメントありがとうございます。i7 Bookご購入おめでとうございます。確かに中国製品の価格を見ていると、Core m搭載機でも3万円くらいまで下がってきているので、日本メーカーもCore m機を下げてきそうですね。Atomもずいぶん良くなってると思うんですが…