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NEC LAVIE Note Standard(LAVIE NS) - 15.6インチスタンダードノート、めっちゃワイドなバリエーション!

NEC LAVIE NS
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。NECや富士通、東芝といった伝統大手メーカーではおよそ四半期ごとに自社製品をマイナーチェンジすることが多く、「変わったのは型番だけ」というのも珍しくありません。そうすると紹介記事を書く際に「何を書いていいのかわからない」状態になり、記事を書くのをスルーしてしまうことがよくあります。「型番が変わっただけ」というのも大切な情報なので、本当はしっかり紹介すべきなんですけどね。

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また、これら伝統大手メーカーは企業そのものに高い信頼性があり、製品の品質も抜群なので固定ファンも多い反面、ドスパラやマウスといった元気なBTOメーカーと価格比較するとどうしても割高感があり、逆に固定ファンとかパソコンの知識がない人とかでなければ敬遠されがちなところも「なきにしもあらず」です。しかし、以前も書いたことがありますが、これら大手メーカーではWeb直販モデルに力を入れており、BTOメーカー以上に細かいカスタマイズ注文が可能な上、10%とか20%といった割引クーポンを用意することが常態化しており、「実は思ったほど割高ではない」というのが最近の私の感想です。

前置きが長くなりました。今回はNECの「LAVIE NSシリーズ」がリニューアルされましたので、しっかり紹介したいと思います。なお、この製品は量販店モデル(カタログモデル)とWeb限定のカスタマイズモデル(LAVIE Direct NSと言います)があり、ウインタブの読者にはカスタマイズモデルのほうがニーズに合っていると思いますので、カスタマイズモデルを中心に説明します。

1.スペック

OS: Windows 10 Home/Pro 64ビット
CPU:
 NS(H): Intel Core i5-7200U/i7-7567U
 NS(S): Intel Core Core i3-7100U/i5-7200U/i7-7567U
 NS(B): Intel Celeron 3865U/Pentium 4415U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ:
 NS(H): 1TB HDD/1TB SSHD/128GB SSD + 2TB HDD
 NS(S): 500GB HDD/1TB HDD/1TB SSHD
 NS(B): 500GB HDD/1TB HDD/1TB SSHD
ディスプレイ:
 NS(H): 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)/(3,840 × 2,160)
 NS(S): 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
 NS(B): 15.6インチ(1,366 × 768)
光学ドライブ:
 NS(H): DVDスーパーマルチ/ブルーレイ/UHDブルーレイ
 NS(S): DVDスーパーマルチ/ブルーレイ
 NS(B): DVDスーパーマルチ/ブルーレイ
ネットワーク:  802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1
カメラ: インのみ92万画素
入出力: 
 NS(H): USB 3.0 × 2、USB 3.1、USB 3.1 Type-C、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、SDスロット
 NS(S): USB 3.0 × 3、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、SDスロット
 NS(B): USB 3.0 × 3、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、SDスロット
バッテリー稼働時間: 3.7時間~6時間
サイズ:
 NS(H): 382 x 270 x 26.2 mm / 2.7 kg
 NS(S): 382 x 270 x 25.7 mm / 2.5 kg
 NS(B): 385.6 x 258 x 22.6 mm / 2.4 kg

カスタマイズモデルには大別して3つのグレード「NS(H)(上位)」「NS(S)(中位)」「NS(B)(下位)」があり、筐体サイズや入出力ポートの配置も異なることから、基本設計を同じくしつつも、実質的に別物であるということができます。

この製品の特徴として、まずCPUにCore i7-7567Uを選べる、という点が挙げられます。一般的なモバイルノートやスタンダードノートの上位機種に使われるCore i7は「7500U」であることが多いのですが、7567Uはクロックスピードが3.5GHz(7500Uは2.5GHz)と高速な上、内蔵グラフィックがIntel HD Graphicではなく、より高性能なIntel Irisが搭載されます。

次にディスプレイです。上に書いたとおり、非常にバリエーション豊富な解像度が用意されており、最も高性能なものは4K(3,840 × 2,160)となります。

そして、光学ドライブです。ウインタブで紹介するスタンダードノートの多くは「DVDスーパーマルチドライブ」が搭載されますが、この製品はBlu-rayドライブを2種類選べ、うち上位のものはUltra HD Blu-ray(文字通り4K解像度をサポートする)となります。4K解像度のディスプレイと組み合わせれば超高画質な映像を楽しめそうです。

ただし、これらの特徴は最上位グレードである「NS(H)」のみが選択可能であり、例えばCeleron 3855Uに4Kディスプレイを組み合わせる、ということは出来ません。

一方で下位モデルの方は、というと、クセのないプレーンなスペックのスタンダードノート、と評価できますが、逆に言うとスペック表から特徴的な部分を探すのが難しいので、NECファン以外の人は実売価格などで他社製品と比較しながら購入検討していくことになると思います。

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2.筐体

NEC LAVIE NS(B)
NEC LAVIE NS(B)側面
まずは下位モデルのNS(B)から。この製品は少し丸みを帯びており、全体的にソフトなイメージです。筐体色も「スターリーブラック」「エクストラホワイト」「シャンパンゴールド」の3色で、量販店モデル(NS150/HAとNS100という名称です)はこの他に「ルミナスレッド」を加えた4色展開となり、女性が使っても映える、といいますか、PCらしからぬやわらかいイメージの配色になっています。

NEC LAVIE NS(S)
NEC LAVIE NS(S)側面
続いて中位モデルのNS(S)です。この製品と上位モデルのNS(H)はよく似た外観になっていて、筐体が少し角ばっている上、厚みもそれなりに感じます。筐体色は「クリスタルブラック」「クリスタルホワイト」「クリスタルレッド」の3色です。

NEC LAVIE NS(H)
NEC LAVIE NS(H)
そして、最上位モデルNS(H)です。見た感じはNS(S)によく似ていますが、USB Type-Cポートを備えていることがわかります。筐体色は「クリスタルブラック」「クリスタルホワイト」「クリスタルレッド」「クリスタルブルー」の4色です。

NEC LAVIE NS キーボード
キーボードのレイアウトもモデルによって異なります。画像上がNS(S)、下がNS(B)ですが、どっちがいいとは言えないものの、キーサイズなどもかなり異なっています。

NEC LAVIE NS
こちらがNS(H)です。NS(S)とほぼ同じデザインですが、独自のファンクションキーが充実しています。

なお、このシリーズ全機種についている「マイチョイス」というボタンは任意のアプリ起動を割り当てることができ、「ソフト」ボタンは「LAVIEアプリナビ」という独自ソフトウェアを起動するためのものです。

3.価格など

NEC LAVIE Direct NSはNEC直販サイト「NEC Direct」で販売中で、価格は下記のとおりです。

NS(H):171,504円
NS(S):132,840円
NS(B):111,024円
※税込価格

なお、NEC Directでは7月11日現在、割引クーポンを発行しており(製品ページにあります)、NS(H)は15%オフ、NS(S)は16%オフ、NS(B)は20%オフで購入することができます。

個人的な感想として、この製品の3つのグレードのうち、下位のNS(B)は市場にライバルが多く、特段個性的にも感じられないため、どうしても割高感があります。しかし、中上位のNS(S)とNS(H)に関しては割引クーポンまで考慮すると、価格面での割高感が薄れ、十分に購入を検討したくなる製品になると思いました。

特にNS(H)の4K液晶モデルに関しては「Core i7-7567U/RAM8GB/128GB SSD + 2TB HDD/UHDブルーレイ」という構成で税込み254,664円、クーポン適用後216,464円となりましたので、これでメーカーがNECということであれば決して高くない、と感じました。もし自分で購入するなら上位モデルの方を選ぶと思います。

4.関連リンク(NEC Direct)

LAVIE Direct NS(H)
LAVIE Direct NS(S)
LAVIE Direct NS(B)

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コメント

  1. 匿名 より:

    「決して高くない」等の言葉が何度か出て来ますが本当にPC買う際に最終段階の選択肢として残るかと言われると